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京都

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口

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前の記事より続き】
2020年6月7日(日)
京都東山界隈が一望できるホテルに泊まっています。あれはナニ?あそこはナニ寺?・・・と眺めていて興味を持ったらしいオットが言う。「あの山、登りに行こう」と。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
東山の斜面に張り付く墓地の上ね。よろしくてよ。お付合いしましょう。結構な山道だけどね。チェックアウト前の早朝に、ふたりで出かけましょ。山の名前は華頂山。東山三十六峰のひとつだよ。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
ホテルがある祇園から北上すると青蓮院の前に出ます。まるでお城の様に立派。「これから登る華頂山の山頂はね、このリッチな門跡寺院、青蓮院の飛び地なの。意外だよね」(ワタクシ)

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
登り口まではフツーの住宅地の中を行くよ。登山道は、「京都一周トレイル東山コース」の一部なので整備はされています。(京都一周トレイルHP)

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
あ、粟田山荘の前に出た。ホテルオークラ京都グループの名料亭です・・・って、今検索したら2021年6月で売却されてた!(←リンクはPDFです)ミシュラン連続ゲットの高級店だったのに。「コロナで業績回復見通せず」か。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
ここはそんな料亭も建つ品の良い住宅地。その中を登ります。尊勝院を目指して。登山ルートは尊勝院の境内から始まるのよ。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
尊勝院到着。早朝だからだけじゃないと思うけど、人の気配がないわ。(尊勝院-そんしょういんHP)

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
「青龍殿道」の道標が森の中を示すよ。境内を横切らせていただきまーす。GO!

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口まーまーな山道でしょ。常緑広葉樹が多くて明るさに欠けるんだなあ。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
途中、蹴上の「ウェスティン都ホテル京都」の裏山にあたる部分を通過。ここだけ伐採がされていて岡崎方面の眺望が得られるのが嬉しい。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
鬱蒼とした林の中が大部分のトレイルです。猿も出没するよー。お互いに遭いたくないですね。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
所々に京都市産業観光局が設置した標識ナンバーが現れるから、番号を拾いながら進むことが肝要。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
枝分かれするコースのひとつが通行止めになっていたので、お知らせのためにたまたま地図が掲示されていました。これは分かりやすい。通常、こういった形の地図の掲示は無いので。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
NO.27から登り始めてNO.22まで行くね。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
あまり魅力がない森林の中を20分。コンクリートの構築物が見えてきたからそろそろ目的地。これは青蓮院が飛び地である山頂に造った展望台の脚。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
ゴールに定めた「東山山頂公園」の表示が現れたね。もうちょっとだ。そこに京都市営の展望台があるの。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
ふわりさーん、私信です。画像は標識番号23か24だったと思うのだけど、ここから画面右方向に下ると知恩院です。この分岐点で下方に進まれたのかもしれませんね。撮影者のワタシが立っている方向が青蓮院(粟田口)方面です。私信以上。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
山道を抜け出たら、そこは青龍殿の山門前。車道脇の木杭に京都一周トレイル「東山22」の標識番号が刻まれています。目に付き難そうだけど、これがトレイルへの出入り口。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
青龍殿は2014年10月に落慶した、京都では新しい名所。ワタクシ未踏なので行ってみたいのだけど、まだAM7:40。残念だけど開門前だわ。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
では、無料でいつでも眺望できる京都市営展望台に行きましょう。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
先ほどの青龍殿には2014年新設した舞台づくりの広~い展望台があって人気を集めているのだけど、コチラはさすが市営です。草木がボーボーw 肝心の中央部を枝が遮っている、という事態ネ。眺望を説明する看板もボロボロよ。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
この下の斜面は国有林なので、自在に伐採や剪定ができないのだと想像します。ま、タダなんだからしょうがないね。ついでに、見える方向も京都市の南方面が主です。青龍殿の立派な大舞台だと、京都市の中心部に向いているみたいよ。(青龍殿公式HP)

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
尚、ちょっとややこしい話なのだけど、正式名「京都市営展望台」だが、前世代の人間はここを「将軍塚」と呼んでいたと思う。いや、本当の将軍塚は青龍殿の敷地内に現存していて、お金を払わないと見られないのだけどね。2014年に青龍殿ができる前の京都界隈ではこの展望台のことを「将軍塚」と呼び習わしていたと思うよ。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
市営展望台を「将軍塚」と呼んだら、昭和世代ですw デートで夜景を、自動車免許取りたてでツレと…そんな時に将軍塚展望台は無料で何時でも迎え入れてくれたのだ。令和のナウでヤングな若者も、ここに来るのだろうか。ドライブデートなんて今や少数派だもんね。

京都市営展望台まで朝さんぽ/通称将軍塚@京都東山区/粟田口
草木が伸び放題、コンクリートの土台も老朽化。周辺も鬱蒼としていて、ロマンチック感低目な将軍塚…いや、京都市営展望台でした。でも…なついな。
【つづく:東山を清水寺まで

将軍塚・京都市営展望台

京都府京都市山科区、円山公園裏手の華頂山(標高215m)の山上にある京都盆地一望の展望地が、将軍塚・京都市営展望台。将軍塚は、青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)の飛地、将軍塚青龍殿の境内にある古墳ですが、そこから南へ200mほどの東山山頂公園のはずれに、京都市営展望台があります。

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2 Comments

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ありがとう〜

ふわり  

2022-03-15 22:42

わーん。ありがとうございます!この旅行に将軍塚が登場すると思っていなかったので不意をつかれました。感激。
間違えずに下っていたら、どんな道だったんだろうと気になっていました。でもこれだと、下りたときに青蓮院に気づかなかったかも。それこそ敷地内に辿り着くと思っていましたから。

途中の道は、こんな分かれ道は皆無だったんです。どうやって間違ったかわからないぐらい広めの道で、迷いようがなかったんです。でも今、地図を見て考えると、22か23から入って将軍塚の敷地を囲むフェンスに沿って24に向かったと思っていましたが、そもそも24から入っていたのかも。入口の標識は撮っているのに番号なんて見ていませんでした。なってないよね。ここじゃなければ遭難してるわ。

でも、将軍塚と和久傳と茂幸とが2年越しで絡み合う、楽しい縁を感じました〜

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こにゃくう
To ふわりさん

こにゃくう  

2022-03-17 10:39

私の方は、羽田からの飛行機日帰り旅行なのにこのトレイルに挑んだふわりさんにたまげましたよv-237
コレ、日帰りの人が目を付ける場所じゃないと思うの~(笑)
粟田口(青蓮院方面)の道を行っていたとしても、行く手はこんな山道なのでした。
私はふわりさんの記事の「青蓮院と知恩院のバチバチe-329」のエピソードが面白かったです。大物寺院が隣り合っている背景を理解しました。

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