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和歌山

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町

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2020年9月某日
オット、ムスメと3人で和歌山へ。ワタクシ、人生まーまー長いですけど初の和歌山県進出です。
くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
和歌山県太地町のくじらの博物館。地味目な博物館ですが、オットが行ってみたいとプッシュするので。太地町といえば即浮かぶのが映画ザ・コーブなんですけど。(太地町イルカ追い込み漁を描く米国ドキュメンタリー映画)ワタシは、無知な状態で観たら捕鯨への考えが歪みそうに思えたので観ていないのだけど、オットは当時中学生だったムスメを連れて観ている。バイアス掛かった映画を中学生に見せて大丈夫?と思ったものです。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
入場してみれば、来場者の主目的は博物館展示よりもイルカのショー。博物館要素はお子様連れにはついでの展示かしらね。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
イルカショーお約束の大ジャンプ。あはは。かわいいや。賢いなあ。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
お兄さんの指示で鮮やかな技を繰り出すイルカちゃんたち自身も、このショーをお遊びとして楽しんでいるように見えるのだがな。ザ・コーブの監督なら激おこなのだろう。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
太地町はスゴイぞ。イルカだけでなく、くじらちゃんにまで芸を仕込んだ。ジャンプするくじらって迫力あってレアだと思う。ところでザ・コーブの監督って、日本に絡む前に自国のサンディエゴSeaWarldにもちゃんと絡んだのかなぁ。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
アニマルフェルウェア(動物福祉)の流れは止まらないのだと思う。さらに加速するかと。去年フランスで動物ショー禁止の新法案が可決されたようにね。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
ワタシ、今回の訪問でくじら博物館の展示物をそうとう丁寧に見ました。一階から三階まで順を追って見ていくと、やがて太地町ならではの歴史と捕鯨イルカ漁を続けて来た人々の暮しぶりが理解できました。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
そうしなかったら生きられなかったこの土地の自然と歴史が迫ってくる展示。施設を出るころにはイルカショーよりも展示内容の印象の方が強く残ったくじら博物館でした。興味深かった!

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
この界隈の海岸線。崖が切り立ち、浜が極端に少ない。平地も限られていてすぐに険峻な山が背後にある土地なんだなぁ、と車外を見ながら思いました。「こんな土地で稲作はできないよね。降水量も少ないはずだし。江戸時代とかどうしていたのだろう。ああ、だから捕鯨だったんだ」

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
他の職業に変わることも、豊かな土地に越すことも禁止されていた江戸期に、ここで生きるために捕鯨を選んだ人たちの暮らしを想像してほしいな、太地町の捕鯨を非難するヒト。※鯨骨が鳥居の恵比須神社。鯨への畏敬の現れだと思う※

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
鯨のニーズが過去の物になった現在、この伝統がシュリンクしていくことは明らかだけど、ワタシは太地町の捕鯨カルチャーに敬意を払うよ。大阪が向こうにあるのに、山に阻まれて恩恵が届かない地形を実感できました。行って、目で見てやっと実感することってあるよね。旅の醍醐味のひとつかな。※燈明崎。鯨の見張り台というよりは司令塔に近い。1905年までの鯨漁ヘッドクオーター※

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
交通不便な過去を越えて、盛大に道路建設が施されていました。立派な国道だなぁ。なのに交通量少なくて首都圏人には羨ましく感じる国道42号。

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
「ふたりの先生がいればこその道路建設。2025年の大阪万博もあるしね。国会議員として予算取ってくる先生だ」といった地元ネタを話してくれた居酒屋の店主さま。和歌山選挙区の参議院議員せこう氏と和歌山3区衆議院議員2F氏の名前を上げる。※鯨料理が自慢の居酒屋さんに行ったよ※

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
なるほどね。利益誘導タイプってことか。自動車道は造られ、パンダが来て、鮪養殖の大学が話題になる、と。山に阻まれ、海に迫られている地域に未来を持って来る政治家を悪く言うのはよそ者の傲慢かもね。※ミンクじゃないよ。歯鯨の赤身。肉食鯨なので旨味を楽しむ、海のジビエ。昔の紀州人のビタミン源※

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
幹事長時代は影の首相のようで日本国民には嫌われ者だったこの方。和歌山では神のように頼りにする層がいるのね。にしても先生、コレいつのお写真?年齢詐欺レベルに現状と異なるのですけどw

くじらの博物館/はじめての和歌山県@和歌山県/太地町
鯨と神様の紀の国。首都圏からは行き難く、スルーしていました。人生はじめて和歌山に行ったら、知らなかったことだらけで心に刺さりました。自らの記憶に残したいので、しばらく和歌山のはなしが続きます。
【つづく:那智の滝へ

2022年 太地町立くじらの博物館 - 行く前に!見どころをチェック - トリップアドバイザー

太地町立くじらの博物館(太地町)に行くならトリップアドバイザーで口コミ(149件)、写真(226枚)、地図をチェック!太地町立くじらの博物館は太地町で1位(14件中)の観光名所です。

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2 Comments

There are no comments yet.
羨ましい~

ふわり  

2022-09-16 12:03

会社の保養所が白浜にあったので、何度か出掛けています。子どものころに那智勝浦へ行った記憶もあります。でも、電車で行くとあの路線は振り子式でめちゃ揺れるので、普段は乗り物酔いをしない人でもしんどくなったりするし、なにより不便。那智山への再訪を何度か計画したのだけど叶いませんでした。

台風の通り道なので、降水量は多いです。大阪にいるときは、室戸岬か潮岬がアナウンスされるとこっちも危ないと思っていました。今なら白浜空港まで飛べるけど、これもセンセイの力でしょうね。地方ではやっぱり公共事業を持ってきてくれてなんぼ。菅前首相だって胸像建立ですもんね。2F氏、このポスターでは誰かわからないレベルですね(笑

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こにゃくう
To ふわりさん

こにゃくう  

2022-09-17 12:22

思い出しました!この旅は名古屋からワイドビュー南紀に乗って行ったのですけど
ディーゼルでうるさいし、揺れて気持ち悪くなりました~w
比較的酔い易い体質だからだと思うけど、なかなか揺れますよね。

みかんの産地で瀬戸内海的気候のイメージを持ってます。そうだ!台風情報の時のフレーズ「潮岬」でしたね。夏はイッキに降水量が増えるんですかね。

2F先生…画像修正アプリでいじった?

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