2016年9月9日(金)
イタリアといえば・・・の人気観光スポットのひとつに
「青の洞窟」
ってありますよね。
似たよーな海食洞がここ、アマルフィ海岸にもあるんだという。
(海食洞:荒波に崖が浸食されて形成された洞窟のこと)
GROTTA DELLO SMERALDO
ぐろった でっろ すめらるど、って書いてあるゲート。
「エメラルドの洞窟」
・・・って、色違いですか?
ゲートをくぐると黄色い搭。
エレベーター(ASCENSORI)に乗るんですね?
元祖(←なのか?)青の洞窟を体験した人の話を聞くと
「悪天候の日で船が出てくれなかった」
とか
「冬は波が高いことが多くて、見られる可能性が10%」
とか
「洞窟内に侵入する順番で30分もボート上で待った」
とか
なかなかハードルが高いんだそーですね。
だが、ここエメラルドはイージーなのがウリなんだそーだ。
アッシェンゾーリ(リフト)を降りたらスグ!見れちゃうそーな。
ホラ、壁に「いらっしゃいませ」って
ヨレヨレの日本語がお出迎えしてくれているよw
入口はこの先?
このエメラルドの洞窟は1932年に地元の漁師さんが偶然見つけた。
ちなみに青の洞窟の方は、
ローマ帝国時代には存在を知られていて
1830年代から、イタリアの有名な観光スポットであり続けている。
この鉄扉の向こうなんだね。
我らのような、車→エレベーターアクセス以外にも
自前のボートや観光船で乗りつける方法でやってくる方々も。
この辺り一帯が、コンカ・デイ・マリーニっていうリゾート地なので
水着がまるで平服状態の人々がw
暗い洞窟内に入ると何艘かのボートが船着き場にいるので
一艘あたり10人程、乗り込みます。
あれ?なんか既視感・・・
アレだ!
○○ランドのアトラクションに乗るあの感じww
我らが日本人と見て
ボートを操る彼は日本語で一生懸命トークしようとする。
「船頭ガンバルー」
「ミテクダサーイ、キレイネー」
少ないボキャブラリーだが、努力は買おうww
センドー君がガンバッテ見せてくれた洞窟内が以下、つづきます。
お。
なかなかキレイじゃないですかっ
暗くて、しかも揺れる船上なので
残念な画像ばっかりですけど
海の見事な青(あ、えめらるどだったっけ?)は十分伝わりますよね。
光源はこのちょっとした隙間なんですね。
高さは有りますが、広い洞窟ではないです。
そこをぐるりとボートで回って
「ミテクダサーイ、ピサのシャトー」
とか、鍾乳石を見立てた何かを一生懸命説明して
付加価値をつけようとがんばってます。
ガンバレ、センドーw
洞窟の奥行はそれほどないので
そもそも、ボート乗り場に立った時から
青い光がすでに見えちゃってるんですけどねw
それだけだったらお金取れませんから
彼らはプラスαを一生懸命考えているんでしょう。
その辺が実直でカワイイなあ、と
「ちゃっちい!こんなの、青の洞窟に比べたら・・・」
とかいう苦情は言わない約束でお願いしますよww
片や、ローマ帝国以来の名勝、
こっちは漁師さん発見ですよw
なかなかおもしろいアトラクションに乗ったなー、みたいな気分で
へらへらしながらボートを後にしました。
乗船時間10分って感じ?
お値段は5ユーロ。
(我らはツアーなので含入場料)
最後にセンドー君が「チップ」と連呼しますから
お気持ちのある方は
1グループにつき、でいいから1or2ユーロほど小銭のご用意を。
そんな、ゆーるい感じの青・・・じゃない、エメラルドの洞窟です。