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16年南イタリア

14.リストランテ・マシュリクのディナー★アマルフィ・イルサラチェーノグランドホテル

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前の記事よりつづき 】

2016年9月9日(金)

19時30分、ディナーの時間です。
欧州は夕食のスタート時間が遅いですよね。
19時30分でも早い方だと思いますわ。


宿泊ホテル、イル・サラチェーノのメインダイニングへ。
Mashreq Restaurant  
 (マシュリク・レストラン)



           ホテルのテーマがサラチェーノ、つまりはサラセン人ですから
レストランもアラビアーンな雰囲気になってます。
天井がなんだか白くて湾曲しているのは
アラビアのテントのイメージなんですと。
で、椅子はダマスク織。



昨晩チェックインした時には
「なんでイタリアでイスラム風なんだろー?」って分かってなかったんですけど
今日一日、アマルフィ海岸を観光して
この地に於けるサラセン文化の影響を理解しましたよ。



地中海を越えて襲撃してくる彼らとは
敵対しながらも時には同盟したりして
彼らの持つ技術や文化、食生活を自分たちの物に取り込んでいったんですね。



・・・などと今日一日を振り返りながら
コスタ・ダマルフィ  TERRE SARACENE
アマルフィの地ワインをいただく。
コレ、安くて美味しい!



ツアーですから自分でチョイスすることなく
お定まりの料理が出て来ちゃうわけですが
黒鯛のグリル、レモン風味。
そしてサラダ。



この黒鯛のお料理、日本人の口に合って
美味しかったですよ。
レモンが贅沢に使われていてサッパリした風味。
レモンはアマルフィの名物ですからね。
ツアーめしにしては上々ですよ(←ナニ様?w)



ボンゴレ・ビアンコのパスタ
これがまあ、家族3人で
目を剥いて「おいし~い!」と叫んだ逸品。
『パスタの茹で加減が最高。もっちりさと硬さの按配が完璧だ』
・・・とかなんとか
感嘆のセリフが当時のメモに残ってますよ(笑)



画像では、どう見たって平凡なパスタにしか見えないでしょ?
うん、今見てもそうだと思うよ(笑)

仕上げるシェフのテクニックが優れているのは確かでしょう。
そこは真似できないワザだとしても
せめて、こんなパスタを買って帰りたい!と強く思ったワタクシ。



添乗員女史さんに激しく詰め寄るこにゃくうさんw
「こんなもっちり食感のパスタ、日本で見たことありません!
絶対、買って帰りたいですっ。どこかで売ってますか?」(こにゃくう)

「心当たりのパスタがあります。機械で作るのが当たり前ですが
ナポリ近郊で唯一、未だに全工程を手作りしているパスタ会社があるのです。」
(添乗員女史さん)

そのパスタはベスビオ山の麓で作られていて
山から吹き降ろす風にさらしてパスタを自然乾燥しているんだそうだ。
そんな水沢うどんみたいなパスタがナポリにあるらしい。
(※水沢うどんは、昔は赤城おろしで乾燥させていた群馬のうどん)



「ナポリに着いたら、その会社のパスタのご案内を改めていたしますね」
と、添乗員女史さんが約束してくれた。
あ、ありがてぇ・・・(涙)
最終宿泊地、ナポリに行くのが楽しみですよ^^

デザートに、またもアマルフィ名物・スフォリアテッラ。
このパリパリ食感はクセになるなあ・・・


今やイタリア中で食べられるらしいスフォリアテッラだが
発祥はここ、アマルフィのサンタローザ修道院なんだって。
手前のカスタードクリームとサクラの実のシロップ漬けを乗せたものは
特別に「サンタローザ・スフォリアテッラ」と呼ぶそうだ。
超甘くて困ったが、がんばって食べました^^;

ごちそうさま。


南イタリア最初の宿泊地、アマルフィとは明朝さよならだ。

つづく

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2 Comments

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こん  

2016-12-24 23:39

スフォリアテッラはアマルフィが発祥なんですね~。
本場の、食べてみたいなぁ~

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こにゃくう  

2016-12-25 08:22

> こんさん
さすがです。召し上がっているんですね。
ワタクシ、スイーツに疎いもんですからスフォリアテッラなんて日本で目にしたこともなかったんです~。無知でした。
先に本場のを食ってしまいました(笑)
サンタローザ修道院の修道女が、残った小麦粉で偶然に作ったんだそうで。
その修道院の前を通りましたが、5星のホテルになっててステキな感じでした。

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