2016年12月某日
ムスメが、以前から気になっている焼鳥屋があるんだが、という。
東京・新宿区、神楽坂にその店はあるそうな。
スポンサー(オット)をお供に、3人で神楽坂へ。
神楽坂上交差点から早稲田通りを飯田橋駅方面に下る。
下り始めて最初の路地を北に入るんだ。
その脇の階段を下ると 「酉玉」
ちょっと見つけにくい店舗所在地。
(ワタクシ的には、1階のワインレストラン・プチパリも気になる~)
あら。酔っ払いにはキビシソウな急階段。
神楽坂だけど 白金 酉玉。
東京白金にある名焼鳥店、「白金 酉玉」から
暖簾分けされて2008年に神楽坂に登場した店。
・・・だそうです。
カウンター22席のみです。
人気店で予約必須、週末は激戦。
こにゃくう、オット、ムスメが通されたのは
カウンターの右端席です。
はじめましての店はキンチョーしますねっ。
生プレモル(660円)を飲みながらメニューを検討中。
初めてですから、ここはおまかせコースが間違いないかな?
白金 12本 3580円コース、お願いしまーす。
お通し かしら?(540円)
赤大根 ヤーコン スティックブロッコリー
お味噌をつけて食べます。
最初の2串。
やっちまった。
撮る前に食べるな、という家訓を破りw
<1本目> 左:みさき (メスの尾)
<2本目> 右:丸はつ (心臓)
見苦しい食いかけ画像で失礼しました。
「みさき」があまりにもイイ香りで来たものだから、ついw
炭で炙られた脂の香り、果てしないコリコリ食感。
※山本 半合 500円
「みさき」って初知りですが
メスの尾の部分だそうで。
オスの尾だと「ぼんじり」となるそーな。
おしりフリフリ、常に動かしているから
こんなにコリッと食感の部位になるのかー。
・・・などと、
メニューに添えられた図解を見て部位確認の勉強。
<3本目> レバー 、タレバージョン
お馴染みの部位です。
が、大ぶりなので非常にレア感強し。
画像を見ると、しっとりしていたのが今でも思い出せます。
レバーって、自身に甘味があるものだったのね。
<4本目> げんこつ
どこの部位なんでしょ?
ふむふむ、「ひざ軟骨」だそうですよ。
あんなにちっちゃいボディの膝なのに。
それでも特別なコリコリ食感なんである。
この酉玉 神楽坂店は日本酒が充実していてありがたい。
※鶴齢 半合 480円
<5本目> おび
これまた聞いたことない・・・
腿の外側、だって。
大腿部、ってこと?
締った身!
噛み締めた時の歯応えも味わいのうちだね。
<6本目> りんぱ ・・・と言われました。
胸腺ですか?図表で見ると「おたふく」ということですね。
「りんぱ」は塩で仕上げてあるのですが
旨味があって、脂があって。
おいしいわー。
※佐久の花 半合 400円
<7本目> 豚 生姜巻き
ずっと鶏の珍しい部位で攻めてきて
ここで豚。
しかも、中から出てくる生姜が爽やかで
気分もお口も変わるわ。
※菊姫・鶴の里 半合 755円
お肉の部がひと段落でしょうか。
タンパク質以外もおいしいよね。
※いづみ橋 スパークリング グラス 650円
<9本目> 生麩
ここで生麩かー。
大好物なんですよ~。
焼鳥屋で生麩って初めていただきますわ。
いいアイデアですね。
※酔右衛門 半合 550円
ラスト近くになり、再びタンパク質来ましたよ。
肩・胸、だそうで
いちばん正統派な部位ですね。
山葵トッピングのサッパリ塩。
※宗玄 半合 540円
ラストは大振りな茄子。
醤油を丁寧に塗って焼き、
鰹ぶしをパラリ。
〆に相応しいひと串でした。
コース以外にもお願いしたコレら。
豆腐の味噌漬け (550円)
鶏レバーのペースト バゲット付 (900円)
おひたし三昧 (683円)
新牛蒡、雪菜、大なめこ
おいしいけど、これはコスパ悪いかな。
いっぱい食べたなーww
初めてなのに居心地良いし
串を焼いて出してくるタイミングも申し分ないものでしたよ。
日本酒の品揃えが充実しているものだから
いっぱい呑んじゃったじゃん(笑)
3人で好き勝手に呑み散らかしてこの値段。
元よりお手軽な店ではないです。
神楽坂だし、納得の価格だな。
(メニューは税抜表示ですが、差し出されたレシートは税込表示。
分かり難いので記事中の値段はすべて税抜表示にしました)
早くも年末ですね。
もうすぐ次の年がやってくる。
をを!
来年は酉ではないですか。
酉さん、来年もおいしいところをいただくと思います。
ありがとう。
感謝。
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