2016年9月11日(日)
崖一面に広がる、かつての洞窟住居の群は強烈だったナ。
再びバスに乗り込み
ランチのレストランへ向かうよ。
バスで10分移動しただけなのに
さっき見た摩訶不思議な光景が幻だったかのよう。
違和感無い街並みになる。
広々した歩道と明るいピアッツア(広場)。
賑やかな商店たち。
さっき見た、カオスな洞窟住居群はどこに行った?
その気配すらここには感じないじゃない?
10分前と今で、まるで時空をワープしたかのようだよ。
テラスで人々が寛ぐ、ヨーロピアンなカフェの横。
「この階段を降ります」
(添乗員女史さん)
幅が細ーい階段だなー。
この細い急階段は
まるで
マテーラ市街地と洞窟住居群・サッシとの
結界のようだ。
さっき対岸から見えた、カオスな世界の入り口に来たようですね。
上部の市街地とは雰囲気が全然チガウんだねー!
このお店でした。
「ナディは、洞窟住居サッシ(単数だとサッソですが)を改装したレストランです」(添乗員女史さん)
せっかくだから、店内の洞窟席が良いのかもしれませんが
テラス席をご予約しました、とのこと。
皆さまは違うかもしれませんが
こにゃくうは閉所恐怖症なので
アウトサイド・テーブルの方がありがたいですヨ。
RAFFO?日本では見ることのないビールですね。
ラベルにTARANTOって書いてあるので
ここから70kmほど南の、ターラントのビールなのでしょう。
テーブルに着くと問答無用で「ホイッ」と出される突出し的スナック。この旅行中、多くのレストランで出されてました。
この、ちいさなリング状のスナックがおいしくてね~♪
タラーリといい、南イタリアならではの堅焼きパンなんだそうですよ。
ポモドーロのオレキエッテ。
チーズとルッコラがパラパラとトッピング。
もっちりとした、オレキエッテの食感ってスキだわー。
酸味が強いトマトソースが
暑い日の食欲を増す。
(スミマセン、9月の話しなんでw)
ただ塩&胡椒で焼いただけ!の仔牛。
意外とオイシイ。
たぶん炭火でグリルしてるのだと思う。
硬い、なんてことなくいただけました。
デザート。
リコッタチーズのタルト、って言ってたかな?
ごちそうさま。
洞窟住居リノベリストランテの内装が非常に気になるので
店内探索に侵入です。
入口ドアを入ってすぐの場所にはバーカウンター。
おっちゃん達が立ってるから通路が狭いわー。
蟹のように横になりながら店の奥に進みます。
お~。
洞窟だあ。
で、
ダイニングは広いのかというと、そんなことなくて
よりいっそう狭い!
という事態w
もうね、1回着席したら
次に立ち上がる時には後ろの人にぶつかっちゃう勢いw
巨漢な諸外国の皆さま、よくちんまりと座ってるなー、と。
NADIさんは人気店なのだろうけど
いささかテーブルを入れ過ぎなんじゃないでしょか?^^;
(大きなお世話)
でも、でも・・・
酸素薄っ!
しばしこうして写真を撮っていただけの間なのに
呼吸が困難!だ
温度が高い!ぞ
人いきれ!やばいですよ~

いちおー、エアコンらしき物が上部に設置されている。
だけど、外気に面しているのは入口ドアだけで
換気窓がひとつ位しか設けてないのがサッシだもんね。
これだけ人がいたら酸素、薄くなるわー(汗)
・・・と、リストランテの混雑から
サッシ住宅の住み心地の困難さが髣髴とされた、という出来事w
空気がさわやか~なテラス席に戻ってきたら・・・
添乗員女史さん「洞窟の店内はいかがでしたか?」
こにゃくう「雰囲気はイイ感じでした!
でも、激混みで客がぎっちりなんですよ。
酸素薄いしー。
ワタシ、閉所恐怖症なんで店内だったら厳しかったかも~(涙)」
にっこり微笑み、頷く添乗員女史さん。
このお店の状況をよく御存じの彼女が、名物の洞窟席でなく
テラス席を予約してくれた意味がよーく分かりました。
さすが、頼りになる添乗員さんだわ。
最後にNADIのおトイレを。
を~。
おトイレも洞窟仕様だ^^
あはは。
徹底してるー。
ちなみに
便座着いてます(笑)
いや、イタリアのトイレは時に便座が無いから~^^;