※追記※NERO-Sushiは閉店したようです。
2016年9月12日(月)
ナポリでの最初の夕食です。今晩からはツアーメシが付いていないので、好きなお店を選べる自由度が嬉しい。
ベスビオ・ホテルを出て海岸沿いの道を行く。このストリートは車シャットアウトになっているので気持ちよく歩ける。点々とポリスが警邏しているのにも安心感あり。
どのお店もこんな夜景に面している。ステキビュー♪
Nero Sushi(ネロスシ)海に沿ってずらりとおしゃれなレストランが並ぶ中、一軒だけ「SUSHI」って。この雰囲気で出る寿司は冒険以外のナニモノでもない(笑)心ある日本人なら、疑ってまず入らないでしょう^^;
いや、だからこそ挑むのですっ。人生にチャレンジは大事。そして、オットの血中日本酒濃度が下がったので、そろそろワイン以外を欲しがっています。
ビールちょうだい、と言ったら「アサヒ、キリン、サッポロしかないんだけど…イタリアのビールは置いてなくて」と、申し訳なさそうにいうんです。で、サッポロいただいてます。我ら日本人にはウレシイよ。けどそれで商売ダイジョウブかな~?
こちらはコペルト(日本でのつき出し的存在)人参ステック。クリームチーズにバジルが入ったソース。美味しいよ。
アルコールメニューにあった唯一の日本酒がコレ。奥の松 だあ!もっとひどい日本酒しかないんだろー、と思ったら(←失礼です)NEROさん、やるじゃないですか!
奥の松、全米吟醸。正直言って「奥の松」は我が家では買ってまで呑みません。でも、ここはナポリ。しかも観光地ど真ん中の妖しげなSUSHI屋なんですから(←コラ)このレベルの日本酒が飲めるなら、今夜はこれだけでも大成功。
ちいさな塗りの桝を持ってきてくれました。おしゃれな演出をありがとう。「60%精米の、いわゆるアルコール添加吟醸だけど、奥の松酒造では自ら醸した純米酒を蒸留して作ったアルコールを添加してる。つまり、すべて米からできている吟醸酒ということで’全米’って謳ってるんだ」日本酒ヲタのオットの解説がすかさず入ります。
気になるお値段は720mlで40ユーロ(約4800円)でした。
カルパッチョ ミックス 18ユーロをオーダーしてみたら・・・
こんなのキタ。アトランティックサーモン、脂のりのり。タコ&えび、悪くないです。TONNOの(鮪)解凍が上手くできてなく、旨味が抜けてて×。お醤油ベースのソースがかかっていて真中にバジルソース。なんてことでしょう。 けっこうオイシイ 
TEM PURA たしか15ユーロほど。天つゆが付いて来て、正統派な食べ方をレコメンドしてくるNEROさん。海外で天つゆって珍しい。そして、海外ではフリッターかよ!みたいな天ぷらに出会うことがありますが、そこそこクリスピー。スーパーのお惣菜売り場の天ぷら程のクオリティはあります。(あ、褒めてるんですよ)
2、GOMA WAKAM E 6ユーロ。ごまわかめ~?気になったのでオーダーしてみる。文字から想像するだけの、ほとんどクイズ状態w
くきわかめの胡麻油あえ でした。コレが、意外とオイシイ。日本の居酒屋にあってもおかしくないレベル。鮮やか過ぎる色がなんだか怪し気ですけど。やるな、NERO。
海外のなんちゃって和食だろー、とナメていたらどれもイケるじゃん!すっかり気を良くして
3.アサヒカワ ミソ 5ユーロ行ってみよー。何だろ?サッパリ想像つかないメニューだな~。でも、この店なら大丈夫だよー、と・・・
み、味噌汁だった~ ^^;ヤラレタ。みそ汁に5ユーロ出しました~wですが、コレちゃんと鰹出汁の味がするんですよ。味噌を溶いただけ!で味噌汁を名乗るのかとおもったら出汁をちゃんとぬかりなく。イタリアン続きで疲れた胃がホッとした瞬間。
SAMBAHIA RAVIOLI 6.5ユーロ。サンバ ラビオリ、ってなんだろー?って頼んだらギョーザだった!という事態wそうだよね、餃子はラビオリと一緒よね。知ってたら頼まなかったわw
そろそろ寿司を・・・ということでカルフォルニアロール 10ユーロ。アボカド、胡瓜、エビ・・・いろいろ巻かれているので、まとまるとそこそこの味。
TEKKA MAKI 9ユーロ。ご覧の通り、巻きのテクニックが全くなってないんですけどw
酢飯がぐずぐずで、鉄火が端に行ってるわけなんですが、そこはナポリなので許しますw
「割とおいしいじゃん」オットとムスメの評価は及第点らしい。まー、回転すしの3割減の味?
最後にSAKE GUNKAN 7ユーロ。ムスメがオーダーしたらこんなの出た
角切りのサーモンが乗っているのはOK。ですが、周囲を海苔ではなくてサーモンのスライスで巻く、という非常にヘビーな軍艦巻(笑) しかもトラウトではなくアトランテックサーモンなので、かなりオイリー。ムスメは「サーモンまみれでオイシイよ」と前向き評価だったのでいいんですけどね^^;この発想は日本人には無いなー、と あきれました 感心しました。
メニューにちょいちょい「○○コパカバーナ」とか「サンバ○○」とか挟んでくるのは、大将か経営者かがブラジル人だからなのだそうです。お店の人はみなさん、感じよい方ばかり。
変な和食だったら笑えたのに、笑えるどころか予想以上にまともだったNERO SUSHIさん。久しぶりの和食で気分が切り替わったディナーでした。(コスパは、けして良いとは言えないのであしからず)
≪おまけ:猫ホテルのうちの猫さま≫
旅行中は吟次郎くんには不便をかけます。ゴメンね。猫ホテルさんからメールが届きました。
『吟ちゃんは、のびのびになって寝てます(笑)ご飯は完食。トイレも両方、毎日でてます。スリスリで可愛いですね』吟ちゃん、もうすぐ帰るからね!(涙)