2017年2月27日(月)
大阪。
我が人生、ほぼ初・大阪。
春から就職するムスメの引っ越し作業で
オットと三人で大阪。
不動産屋の兄さんが教えてくれた。
「福島駅周辺は大阪でも人気のグルメの町なんですよ」
へー。
そうなんですか。
じゃ、早速・・・
オットが
「やきとりのミシュラン店が福島にあるから予約したー」とさ。
コチラ
わー。
迫力ある外観の店舗ですねっ
ミシュランの焼鳥屋さんっていうから
てっきりオシャレ系焼鳥屋かと思いましたケド
こんにちはー。
お邪魔した店内は
長いカウンター13席、
入口に1卓のテーブル。
プレミアムモルツ(中)650円
と
お通しの豆腐とキャベツ
(お通し代400円)
をいただきながらメニュー検討会。
8串のコースに単品や一品料理を追加するのもいいよねー
で、
お店の魅力を全網羅しているっぽい気がしたので
「あやむコース4600円」
にケッテイ。
(結果、満足する内容なので、コレ以外に追加オーダーの必要ナシでした)
お造り、って鶏のお造りだったー。
(画像は3人前です)
ささみ、昆布〆した胸肉、柚子皮がまぶされた生のつくね
それぞれにがひと手間掛けられていて感動すらするよ。
ズリ(砂肝の事だって)とハツ、そしてレバー。
レバーは胡麻油で食べてね、と案内される。
肉に自信があるから生で出すのでしょう。
初遭遇の生の鶏肉たち。
スタートですっかり心を掴まれました。
まんさくの花~。
(90mlで550円)
ふわっふわのササミだぞ、コレ!
塩加減も好みです。
せせり。
肉厚だなー。
むっちり、食べごたえあり。
「バターのようだ」
という言い得て妙な感想がムスメから飛ぶ。
特に感動は無いけど
ねぎまとしてフツーにおいしいです。
(でも、欠けたお皿はキライです)
もうね、
止まらないの、日本酒が(笑)
親子3人でガバガバ呑んでます。
なんこつ。
コレ、花山椒使ってる。
中国の山椒、ふぁーじゃお。
へー!
コリコリだぁ。
鴨ロース煮。
しっかり下味が付いていて、濃い目の味がオイシイ。
「ラーメンに乗せたい」
とムスメが呟く。
御意。
島根の「渓」ともう一回まんさくの花。
そろそろメニューに載ってる定番日本酒は呑んじゃったかも~。
(好きじゃない日本酒は除いて)
「太白胡麻油で揚げた薄揚げ」
なるもの登場。
関西では油揚げ、じゃなくて薄揚げって言うんでしょうか。
通じるけど、ちょっと違うんだね。
じゅわんと脂が染み出てたまらん。
軟骨が混入されたタイプのつくね。
私は軟骨混入コリコリタイプは好きじゃないのだが
上品で、質の良い脂を堪能できるこのつくねはヨカッタ。
オットがあやむ屋さんを選んだのは日本酒が充実しているから。
ホラ、イイ感じでしょ?
メニュー外の日本酒をおねがいする事態にw
えへ。
なんか、かわいいお猪口。
椎茸と山芋。
もっと日本酒、他のはナイの~?
と催促して出して来ていただく綿屋。
日本酒エンドレスw
すなずり。
「スナズリ・・・って?砂肝のこと?」(オット)
「イエ、すなずり、です」(お店の人)
言い直された~(笑)
油揚げと薄揚げ同様
どうやら関東人の我らは「砂肝」だけど
関西では「砂ずり」でないといけない模様w
手羽から揚げ
揚げたての香ばしいカホリが立ちのぼるものだから
コース後半なのにヘビーな唐揚げも食べられる気になる。
フルーツとまと
ホッとする合いの手。
最後の焼鳥。
せぎも
と、説明されました。
「背肝」・・・腎臓のことだそうです。
ナニ、この複雑な味。
鶏皮のようでレバーのようにこっくりしてる。
せぎも、希少部位なのでしょうね。
最後に「スープ茶漬」が出されてコースおしまい。
ひゃ~♪
4600円でこの内容は満足度が高いです。
東京でもあちこちの焼鳥屋さんに行っていますが
コチラもハイレベル。
大阪の人が羨ましい。
お会計2万9千円也。
(酒バカ家族はコスパが悪いw)
「大阪」で「焼鳥屋」でこの店構え。
関東人が一方的にイメージする関西のノリの店かと思えば正反対。
寡黙でキッチリ仕事に向かうご主人と
ムダ話しゼロのスタッフさんによる静かな店なのでした。
何がイケなかったのか・・・
2日後、私とムスメは高熱と激しい下○に襲われたが
まあ、この店の何かのせいとは考えない事にしよう。
それでも私はあやむ屋をリピします。
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