ワタクシとオットはお江戸、深川で花見。
最寄駅は東京メトロ門前仲町です。

4月4日は、まだ満開になるまで数日は必要な咲き具合。
「門前仲町での夕食前に、お花見クルーズに乗ろうよ」
というオットの企画です。
この辺りは「下町」といいまして江戸時代は庶民が暮したエリアです。
その後、大震災も大空襲もあって
江戸っぽさは微塵も残っちゃいませんが。
大横川沿いに桜並木が続きます。
大横川って、江戸時代に掘られた人工の運河なんですけどね。
当時は物資の運搬の主流は船だったから。
材木を運ぶ船は無くなっちゃったけど
今は、この川を利用した観光船が上り下りしています。
川端にポスター。
オット曰く
「ちょっと前にコレを見かけたから予約した」んだそうです。
おもしろそうじゃん。
平日だし、予約必要ないんじゃ?
と、思ったら大間違いでした。
現れた船頭さん曰く、
「予約でいっぱい。臨時便も出すし
お昼ごはんを食べる暇もない人気ぶり!」
皆さん、こーいう情報をよくキャッチされるのね。
ウチのマメなオットだけじゃないんだー。
横を、これまた満員の他社のボートが走り抜けて行きます。
下から見上げる桜並木。
この角度で眺める桜は新鮮だわ。
提灯に灯ったあかりと桜がお江戸っぽさを演出。
「大島川水門って言います。深川あたりはいわゆるゼロメートル地帯なんですよ」
津波や高潮の水害にあったらひとたまりもない事態になるそうな。
「東日本大震災の時はもちろん封鎖されて2日間開きませんでした」
(船頭さん)
水門を船でくぐる経験って新鮮♪
「ここからは盛大に揺れますよ~」
(船頭さん)
を~♪
望むところだー!
時折浴びせかかる飛沫がちょぴり塩辛い。
海、近いんだなあ。
座る位置によっては濡れますから
おしゃれして乗ってはイケマセン^^;
この視線のスカイツリーも新鮮だわ。
この豊海橋(とよみばし)はまーまーイケてるなー、と思うけど
(よくドラマで出てきますよね)
東京の橋も、テムズ川やセーヌ河に架かる橋のように
デザイン秀逸だったら
もっと人を惹きつけるのになあ。
「中央大橋。この橋はフランス人建築家がデザインしたので
ちょっとオシャレでしょ?」 (船頭さん)
うん。
でも、名前がダメダメねーw
「中央に立つ像、あれはフランスのシラク大統領から贈られた像でね。
川の方を向いてるんですよ。あの像の顔は船からじゃないと見れないわけね!」
(船頭さん)
お~。
そう聞くと、得した気分だわw
そうは言っても
何がどーなってるのか分からなすぎるオブジェだわww
乗船中、船頭さんはマシンガントークで
笑わせたり、感心させてくれたり、と
飽きさせない説明をしてくれます。
景色が変わったお花見として
東京以外のお友だちを連れていってあげたくなるクルーズ船でした。
桜が満開だったら最高だと思うな!