2016年9月13日(火)
路地裏のトラットリアで、たらふく食べて
ホテル・ヴェスビオに戻る。
後は寝るだけ。
そして明日は日本に帰国だ。
そう思うと、楽しかったナポリを発つのが名残惜しくなり
「ちょっとだけ、卵城の夜景を撮ってくる」
と
オット&ムスメとは別れ、ひとりでエントランスに向かったワタクシ。
「あら、こにゃくうさん!」
声を掛けてきたのは同じツアーの皆さま。
添乗員女史さんに引率されて
NHK「世界入りにくい居酒屋・ナポリ編」の店でお夕食を食べ
ちょうど今、ホテル・ヴェスビオに帰着したところだと言う。
「今からね、添乗員女史さんがホテルに交渉してくれて
このホテルご自慢のルーフレストランで
夜景を見せていただけることになったのよ」
「私も!び、便乗しますっ」
オット、ムスメよ、すまない。
私だけ~
9階にある、ルーフ・ガーデン・レストラン・カルーソー。
実はワタクシ、このホテルには眺めの良いレストランがあると知っていたので
滞在中、ちょいちょい9階に覗きに行こうとしていた。
ええ、好奇心丸出し野次馬ヤロウですw
だが、エレベーターのボタン、9階を押しても動かなかった。
階段でも昇って行ったが、9階フロアの扉は開かなかった。
うーむ。
眺めヨシのレストランには結界があるのかも・・・
と思って諦めていたところだったのだ。
このレストランは、完全予約制だ。
もしかしたら、
私のような安い部屋に泊まっているだけのヤカラが
侵入できないように、予約者しか通過できないシステムだったのかもね。
しかし、添乗員女史さんは敏腕なので
ホテルに「お願いよ~」と夜景見学だけでも、と交渉してくれたのだ。
「ルーフ・ガーデン」の名の通り
庭園風になったテラスが付いたレストランだ。
皆さんが優雅にお夕食を召し上がっているところに
スミマセン、日本人が闖入しています(汗)
「わー、キレイねー」
と喜ぶ、ツアーの皆さま。
肝心の卵城の夜景、コチラ。
↓
「ええ、キレイですね!」
こにゃくうも、皆さんといっしょになって歓声を挙げる。
が、ちょっと待て。
なんか物足りなくないか?
白く、ボーッと浮かび上がるだけでいいのか、卵城!
そうだ。
なんだか、のっぺりしてて・・・
鬼太郎に出てくる妖怪ヌリカベみたいだからいけないんだ!
日本のライトアップ技術はハイレベルなんだから
卵城を管理してるヒトにもっと映えるテクを教えたてあげたい!
(大きなお世話ですw)
イイ感じに月を入れてみる。
荒城の月・・・か?
こーいう淋しさを演出するための
ホワイト主体の照明なのかしらねー?
もうちょっと工夫した方がいいと思うのだが、どうだろう。
そうは言っても、遠くに輝くポジリポ方面の街の煌めきは美しい!
ナポリの夜景は、世界3大夜景のひとつですもんね。
こんなレストランでの優雅なディナーはステキでしょう!
BGMに静かなスタンダート・ジャズを奏でるふたり。
キーボードの男性がオヤスミのウインクをしてくれた。
ナポリの最後にハイソな空間を見せてもらえました。
さあ、これでおとなしくベッドに入ろう。
<おまけで吟次郎>
旅行中、ペットホテルで預かっていただいた吟次郎くん。
この日、ペットホテルから報告メールが届きました
こんにちは。ホテル室が吟ちゃん1匹になったので、ケージを開けたら出たので遊びました。
部屋を探検しておもちゃにも反応してくれました。
豪快な遊び方で可愛かったです。
(byペットホテルスタッフさん)
ひゃ~♪
吟ちゃん!
元気でいてくれて嬉しい!
床をバリバリ掻いて
ワクワクのご様子。
スタッフさん、上手に撮ってくれました!
「豪快な遊び方」・・・
ハイ、すみません。
吟次郎は、オモチャを破壊するまで遊び倒します(汗)
吟ちゃん、明日帰るからね!