群馬県榛東村
(しんとうむら)という村に寄付すると伊香保温泉の老舗旅館、
岸権旅館の宿泊割引券がいただける。(
今もやっているのか否かは要確認で。スミマセン、2016年の年末の旅行です。)
この旅館がある渋川市に寄付じゃなく、榛東村ってところがナゾなんだけどね。
8万円寄付したら4万円の割引券をくれたよ。岸権は前から気になっていた宿なので楽しみだ。
伊香保温泉というと薄茶色の「黄金の湯」で有名なのだが、全ての旅館が黄金の湯を引けているわけではなく、またその湯量もまちまち。
ここ岸権は老舗ゆえの力関係なんでしょーか?豊富な黄金の湯がセールスポイントなんです。岸権前では道行く誰もが使える足湯が黄金の湯で提供中という贅沢さ。
こんにちはー。ふるさと納税のおかげで宿泊できるこにゃくう一家がチェックインですよ。
ちょっと古臭い雰囲気のロビーですが、お香のカホリがいいですね。
ロビーでお茶と湯の花饅頭の接待を受けつつ宿帳を記入。
『お手数ですがチェックをお願いいたします』の項を読んでムスメが爆笑。
「コレ、お忍び旅行系の客向けの質問じゃ・・・^^;」
・・・うむ。そーいうお客様も多くいらっしゃる、ということですかねw
7階の客室へご案内いただきました。8帖和室、1泊2食ひとり14850円の部屋です。
オット、ムスメとワタクシの3名なので44550円。うち、4万円をふるさと納税割引券で賄えるのはうれしいですわ。
部屋へご案内くださったのは、堂々とした和服姿の高齢の女性。「岸権の女将?」と思ったらそーではなく、勤続65年!の仲居嬢なのでした。岸権は450年の伝統ある宿なんだけど、仲居嬢にも歴史があるのでした。
旅館の外観やロビーの様子が古臭かったのでやや心配でしたが、客室は手を入れてあります。十分居心地いいと思います。
温泉ではないので使う事のない檜風呂。そして実に簡単な洗面所。トイレ。
アメニティとかはなく、男性用のアフターシェーブローションのみ。
お安い部屋だからこんなもんですかね。もうちょっと女性客を意識した方がいいと思うけど。
入口のシューズボックスの上に置かれたコレはナイスですよ。自分用のスリッパに内貼する中敷が置いてあった。『シールにお名前をお書き頂き、専用スリッパとしてお使いください』
多くの人が同意見だと思うが、大浴場での入浴後に他人さまが履いたスリッパを履くハメになるのって不快だな~!と常々思っています。このアイデアはいいですネ。
我らの部屋は最上階の7階。エレベーターホールからの眺めは絶景よ。