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17年米国ユタ州NP

8)デリケート・アーチへトレッキング★米国・アーチーズ国立公園

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前の記事より続き 】
2017年9月6日(水)

レンタカーでやってきました。
ユタ州、アーチーズ国立公園


その名の通り
たくさんのアーチ状の奇岩が密集している国立公園です。
太古からの堆積と地殻変動、そして浸食によって
奇跡のようなアーチたちが出来上がったの。



我ら訪問者は、
園内のみどころを結ぶ道路を走る。
車だったり、人によっては自転車だったり。
途中途中に現れるビューポイントや奇岩を眺めるの。
道路からさらに奥地のアーチだと
もはや車道は途切れ
目指すアーチまで、トレッキングをするのです。



ビジターセンターからスタートして割とスグ、
いきなり現れる奇岩。
バランスロック
バランス、取ってる~ (驚)

落ちないのが奇跡。
いや、いつかは落ちてしまうのよネ。



バランスロックのすぐ下まで行くトレイルがあるのだけど
この時、工事中でクローズ。
2017年のアーチーズは9か月に渡っての道路工事の最中。
お目当ての岩やアーチが見られるかどうかのチェックは
HPで要確認なのです。



まずは一番人気の
デリケート・アーチに行こう!
たくさんの見どころの中で
このアーチは誰もがお目当てにするスター。
駐車場が満車になってしまうこともあるんだ。
この入口からトレッキング開始です。



暑い季節だと日中歩くのはリスクが高い。
お水は必携。
しかも2リットル持て!ってさ。



歩き出してスグ。
廃屋がある!
こんな不毛の地に定住しようとした人がいたんだねー。



1800年後半~1900年初めの事らしいけど
こんなところで牧場経営?
チャレンジャーだなー。



だって
こんな土地なんだよー。
一枚岩の急斜面。
ワタクシとオット、諸外国の人々に混じって
一歩一歩、歩みを進めていきます。



「ひ~ 
 くたびれた~、暑~い」
と所々で休憩するのは洋の東西問わず。
片道1時間のトレッキングです。
ちょうどいいエクセサイズだよね!



要所要所で現れるケルン。
公園内の道標は最小限しか掲示されていないので
ケルンは重要な道しるべです。
今回のように他のハイカーがいる時間はいいけれど
早朝や日暮れ、人が少ない時間に来る人もいます。
トレイルを外れたら大変なことになります。



トレイルはやがて、
人がすれ違うのがせいぜいな幅の断崖になる。
あ、コレ落ちたら死ぬヤツだー^^;



下を見ると
なかなかスリリング~(汗)



でもね、
この断崖の壁が急に途切れると・・・
そこにスターが立っていた!



うわっ
ナニコレ~



圧倒的な迫力
奇跡のような造形美
これが自然の仕業って、信じられる?
この場にいる誰もが
デリケートアーチの神々しさに見惚れています。



で、
皆さん、順番にアーチの中に入って撮影。
アーチの真ん中で三点倒立する男子w
SNSにアップしているんだろーな^^



アーチの周りは偶然にも円型劇場のような浸食をしている。
順番にアーチ内にやってくる世界の人々を眺めるひと時は
何かのパフォーマンスショーを見ているみたい。



そんな中、このカップル。
男性が跪いて、小箱を女性に差し出したよー。
も、もしやコレはプロポーズの瞬間?
画像の女性の左薬指をご覧いただきたい。
指輪、はまってますでしょ?



一部始終を見ていた人々から拍手が。
ひゃ~
プロポーズの瞬間に立ち会っちゃったっ



なんとなく順番待ちして
ワタクシもアーチの下で撮影しましたけどね
ま、日本人らしく直立不動のキヲツケスタイルで撮っときましたわw



アーチの真下から上部を撮ってみた。
想定内w



実はワタクシこにゃくう、ここへ来るのは人生2度目。
前回は20数年前、お腹にムスメがいる妊娠8か月の体でここへ来たのだ。
今思うと、この道のりを妊婦が歩いて来たってどーよ?
よくやったな、自分w
が、
その時よりも、今回の方がずっとずっと感動したのは何故だろう?



もしかしたら
20年前よりも今の方が
この地球の芸術品がいかに奇跡なのか、が
実感できるお年頃になったからかもしれない。

去りがたかったけれど
さあ、次のポイントに行こう!


【 おまけ 】


デリケートアーチを見たいけど
往復2時間もトレッキングはできない、したくない人用に
ラクに遠望できるポイントがあります。




デリケートアーチ・ビューポイント
ロウアー(下部)とアッパー(上部)があります。
ロウアーはほんのすぐそこ。
ハンディキャップの人もアクセスできますね。
アッパーでも800mの距離です。



ロウアーから遠望するデリケートアーチ。
アーチの裏側が見られるのもまた面白い!と思ったよ。
(手前の柵内がアッパー・ビューポイント)



デリケート・アーチは
ユタ州のナンバープレートのデザインになっている。
州を代表する自然の芸術品なのでした。

【 つづく:もう一か所アーチを見ようか、と 】

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2 Comments

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ふわり♪  

2017-11-07 08:02

2度訪れて更に感動できるとは、さすがは壮大なるアメリカですね~
私もせめてグランドキャニオンへは行ってみたいと目論んでいるのですが、年末年始に夏休みしかチャンスがないので難しくて。
プロポーズに遭遇するなんてステキでしたね

あ、富山行き、決まりました。
ただ、泊まる場所がもうなくて、五箇山のほうへ行くことになりそうです。
方舟には寄りたいんですけどね~

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こにゃくう  

2017-11-08 09:47

年末年始のグランドキャニオンは雪景色が一興ですね。でも、悪天候で渓谷が見えない事態もありそうなのが不安要素かな~。
夏は大人気で予約が大変ですがすが私も行ったのは8月だったっけ。
ぜひ、一度行かれるといいですね!

をを!富山再訪ですかー。
いいなあ!美味しいものいっぱいありますからね。
五箇山の…もしかして合掌造りの民家泊とかでしょうか。
白川郷のように俗化していなくて、素朴な村落でしたよ。
秋篠宮さまが五箇山の民家がお気に入りで、リピーターなんですよね。

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