1)座喜味城(ざきみ ぐすく)★沖縄世界遺産めぐり
【 前の記事より続き 】
2017年1月14日(土)
オットのお供で沖縄旅行です。
フツーは冬の沖縄にナニを求めるんでしょーか?
やっぱ、ダイビングですか?
暖かい気候で避寒かなー?
『琉球王国のグスク および 関連遺産群』
2000年に世界遺産に登録された文化遺産が
沖縄本島内に9か所あるんですってさ。
その9か所すべてを
2日間で見て回りたいと、かように申しまして。
ワタクシ、まったく興味ないんですけどw
オイシイ琉球料理屋と那覇の寿司屋を予約したから~、の甘言に乗せられて
お供して来ちゃったわけです。
「座喜味城」 (ざきみじょう)
那覇のホテルからレンタカーで1時間弱。
読谷村という所でした。
朝7時ですっ!
正面に
石を整然と積み上げて造った城壁が広がっていました。
へー。
コレが琉球王国の城跡なんだー。
日本古来の戦国の城とは雰囲気がまったく違う~
などという、あたり前過ぎて小学生レベルの感想w
ごめんなさい。
この、アーチ状の城門を見ていると
異国の城って雰囲気だし、どんなカルチャーだったんだろう・・・とか
非常に妄想が広がっていく。
コレは面白い!
石垣の上にも昇っていいらしい。
入場料も無くて、いつでもお出入り自由。
俗化していなくていいなあ。
地元の人にはお散歩の良いコースなのでは?
で、この城はいつごろ、誰が何のために・・・?
1416年~1422年築城だよ。
当時の琉球は3つの王国に分かれていてね
狭い島の中で覇権争いをしてたの。
その抗争の中で築城されたもので
造ったのは中山王国の護佐丸って人。
ふーん。
600年も経っているのねー。
後に検索してみたのだが
遠く那覇辺りまで遠望できる地である点に目を付けられて
太平洋戦争中、ここ座喜味城跡は日本軍の陣地にされたそうな。
廃城になってすでに500年以上。
松や雑木で埋もれまくった城跡を補修し
伐採、根の掘り起し・・・を必死にして
高射砲陣地に仕上げたんだって。
苦労して造ったものの、効果なく
日本軍はご存じの通りの結末になるのだけど。
点々とある石は
護佐丸時代の礎石跡かしら。
緩くカーブを描く城壁のラインがエキゾチックだわ。
強度を高めるために所々にクサビが打ち込まれているのが分かるのも
見どころのひとつ。
600年前の人の工夫がじわります。
素朴な古城跡を見て
ちょこっと琉球の世界遺産に興味がわきました。
あと8個!
行くんだよね・・・(汗)
【 つづく んだが^^;】
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