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17年米国ユタ州NP

21)ブライスキャニオン、ビューポイント巡り@ユタ州ブライスキャニオンNP

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前の記事より続き 】

2017年9月8日(金)

今日はナショナルパーク内をガッツリ歩き回るゾ!
と、気合を入れてキャビンを出発。


だがしかし、
まさかの雨~(涙)
トレッキングができないよー。

「じゃー、車でビューポイント巡りをしよう」 (オット)
・・・ということになり



バカでかい地図を張り付けてスミマセン。

ブライスキャニオンNPは南北に長い。
ワタクシたちが宿泊しているキャビンや主な見どころは北部に集中しているが
公園内道路が南に約24㎞に渡って延びていて
道路沿いに点々とビューポイントが並んでいる。

車でこれらのビューポイントを制覇しようよ、というわけ。
車でも往復2時間はかかるので
日帰りや立ち寄るだけの旅では見るのが難しい観光なんです。

以後、見て回った8ヵ所を絨毯張りします。

1.レインボーポイント



キャビンから車で出発して最南端のレインボー・ポイントへ。
この駐車場に来るだけで車で25分かかったわ。



壮大な景色だなー。
なのに
レンズ越しにはまったく伝わらないのが虚しい。



人間の網膜ってすばらしい機能なのね。




果てまで見えるのに
それでも永遠につづいている、浸食された絶壁。
終わりがないかのようだ


2.ブラック・バーチ キャニオン


次のポイントへは車で2、3分って感じでスグ。
ブラック・バーチ キャニオン・・・
黒い・・・樺の木?



うーん、森が見えるから
ブラックバーチ?


軽く拝見して
次、行こ
次!

3.ポンデローサ ポイント


これまた3分走れば次のポンデローサ・ポイント
英語でポンデローサ、という松の木があるらしい。


ほんの少し離れているだけだが
ここの地質は色が濃くてオレンジがかっているね。





こんなところにかわいいお花。
名前は分からないけど。


雨でトレッキングができないから
我ら同様、ポイント巡りに切り替えた観光客多し。
わんちゃんはご主人が見に行っている間、
車中でお留守番だね。


4.アグア・キャニオン


シンボル的なフードゥ(土柱)が立ってるね。



お花も咲いていて
他のポイントよりイイ感じ。



日本人だったら何か名前を付けそうな土柱。
ろうそく岩、とか?


5.ナチュラル・ブリッジ


数分、車に乗っては次のポイントで降り・・・
を続けていて
少々辛くなってきました~



をを。
これはちょっと心を動かされる風景。



ナチュラルに出来た橋だー、
という、しょーもない感想w
今でも浸食は続いているから
中心の穴はこれからも、さらに大きくなるのでしょう。

6.ファービュー・ポイント


雨が降って、けっこう寒いのに
お兄さんったら、半そでTシャツ一枚だわ(笑)


このポイントから見える崖は
まだ浸食が進んでいなくて台地の部分も残ってるんだね。
尖塔のようなフードゥもまだ出来上がっていない。


眼下に広がるのは緑の森で
遠くまで続いている。
まんま「ファービュー」、遠景だね。
サクッと次!

7.スワンプ・キャニオン


最初のレインボー・ポイントから18kmくらい戻ってきました。
この「スワンプ・キャニオン」あたりでは
車を降りてふむふむ、と眺めて写真を撮ると、即また乗り込んで次へ、って
流れ作業状態に(笑)



SWAMP・・・どのへんが「沼」なのかは不明。
他に比べてインパクト少な目。
はい、次行こ、次!

8.パリア・ビュー

9:30にキャビンを出て
そろそろ2時間、11:30になります。
こうなったら全ポイント制覇をめざせ!



なんだかスタンプ・ラリーでもやってる気分に(笑)
時間をかけたおかげで
朝の雨も止みそうだよ。



下方に見える道はトレイルです。
この道をたどれば、
我々が最初に行ったレインボー・ポイントまで歩いて(!)行けます。
全長37㎞。
歩いて行こう!という人もいるんだろうなー。

「バックカントリー・ハイキング」と言います。



公園ガイドには、下方に見えるトレイルについてこう書かれています。
『このエリアは、クロクマやマウンテン・ライオンが生息している
自然のままの景観です。 
ブライス・キャニオンのバックカントリーへの冒険をされる際には、
これらの動物に遭遇した場合のことも含め、事前に適切な装備を整えてください』

熊~
ライオン~ (汗)
いったいどうすれば適切なの~?^^;



車で楽ちんに(2時間かかるけども)回る方法もあれば
自然そのままの中に身を置きたい人向けのルートもご用意、
というアメリカの多様性って好きだなあ。



ブライスキャニオン、ビューポイント巡りはこれにて結願。
このパリア・ビューは最後にふさわしく、見ごたえある風景です。
枝分かれしている場所にあるせいか
訪問者は少ないですが、おススメ。



スワンプ・キャニオンから最後のパリア・ビューに向かう車道でのこと。
車を降りて双眼鏡を取り出している男性。

米国の国立公園を走っていて
こーいう方がいる場面に出会ったら
いっしょになって停まることにしています、ワタクシ。

彼が動物を発見していると思われるからです。



ほら、ね。
わ~い♪
鹿?・・・の群れだあ。
11頭います。



お母さんの後ろにお子様がピッタリ付いています。
調べたところ、鹿ではなく「プロングホーン」
チーターといい勝負の、動物界でも俊足な生き物なんですって。



角が付いているので、左下の個体はオス。
彼だけがオスで、他は7頭のメスと3頭のお子様。
群れのリーダーであるオスは
皆の後方をガードしているんですね。
立派なパパぶりです。




楽しそうにお食事中の母&子
人間の車には気を付けるんだよ~。



さて、雨もあがったので
午後はトレッキングに出発。

【 つづく:クイーンズ・ガーデン・トレイル 】

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2 Comments

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ふわり♪  

2018-01-16 08:25

スタンプラリーに笑いました~ 確かに~
でも、この広大な中でどこをトレッキングするか選ぶのも悩ましいですね。
熊やライオン対策に相応しい装備って、やっぱりライフル?
日本人なら、遭遇するのが熊であることに賭けて、マタギを連れて行くしか方法がないかも
午後、楽しみにしています。
(でも、乳頭温泉に旅だったりして。羨ましい、鶴の湯)

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こにゃくう  

2018-01-16 12:45

> ふわり♪さん

>スタンプラリーに笑いました~
七福神めぐりみたいに、全部周ったらご利益あればいいのに~w

私達みたいに2泊で終了ではなく、何日も滞在してあらゆるコースを歩く人もいるのでしょう。
そういうゆとりある休暇が取れない悲しい日本人です。
やっぱ、銃?ですかねー。でも動物さんを傷つけるのはかわいそうだし・・・武術でも習得して行くとかー?(金太郎かよ)

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