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17年米国ユタ州NP

22)クイーンズ・ガーデン・トレイル@ユタ州ブライスキャニオンNP

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前の記事よりつづき 】

2017年9月8日(金)


午後になって雨も止みました。
晴天です。


そうなったら
上から眺めているだけじゃもったいないよね。
崖下までトレッキングにGO!



コースはたくさんあるけれど
他よりも簡単で、且つ人気あるトレイル
「クイーンズ・ガーデン・トレイル」で
まずは足慣らしをしましょ、と。



道幅は広いし、整備されていて歩きやすい。
人気トレイルなので適当な数の人間が歩いていて寂しいことは無い。



ただ、地質はズルズルと滑りやすいし
ぐんぐん、下って行くので
靴はちゃんとした靴であるべきだと思いますが。



風景を味わったり
フードゥを見上げたり。
おしゃべりしながら気楽に歩けて
気分イイです、このコース。



赤い地質の中を歩いていたのに
急に白の世界に突入。
幾層にもなっている地質の、違う部分に降りてきたんだね。



地球外生物のような岩だ~



再び、赤い地質の層。
岩壁をくり抜いたトンネルをくぐれ~と、
トレイルが導きます。



トンネルを抜けると
そこがクイーンズ・ガーデンと命名されたコーナー。
このコースのハイライトです。



ここのフードゥは細工がより繊細に仕上がっているし
松の木も豊富。
谷底の閉じた空間だからか
シークレットガーデン、って感じ。



青いボディの美しい鳥がいたよ。
姿の割に声がダミ声でしたけどw
ステラーズ・ジェイ、かけすの一種だって。
生命体の気配が少ないトレイルなので
余計にここが特別な雰囲気になります。



なんで「クイーンズ・ガーデン」なのかというと
ビクトリア女王にさも似たり!のフードゥがあるんだそうです。



「え~?どれ~?」
『If you use your imagination, you might see the hoodoo queen・・・』
って案内版に書いてあるけどさ
イマジネーション貧困なこにゃくう夫婦には見つけられないよー


あった。



ちっちゃいわ(笑)
命名した人、視力良すぎでしょ。


谷の底まで歩き続けると
他のトレイルコースとの交差点に行きつきました。
同じ道を戻るのはつまらないからね。
「TWO BRIDGES」
の方へ行ってみようよ。


これまで、広々したトレイルを歩いてきたのに
ツー・ブリッジへの道は狭く、
赤い地層が左右から迫ってきます。



トレイルを脇に逸れた所に・・・
あれ?
あれかなー



た、たしかに
橋が2本ある~^^
偶然、違う硬さの層が挟み込まれちゃって、
それが後年になって露出したのかしら?
おもしろい現象だわ。
(崩壊の危険アリで真下まではいけません)


復路に選んだ、TWO BRIDGES経由のナバホ・トレイルは
迫りくるフードゥたちの林を登ります。
変化があって飽きないなあ。
(魚眼レンズ使用)



わお。
九十九折~ (汗)
それにしても
丁寧に補修されたトレイルだな。
すぐに崩壊しちゃいそうな地質だもんねえ。



登り切ったら
この景色が待っていたよ。
きゃー♪
爽快。



あの下の森の方から歩いてきたんだねー。
満足感でいっぱい。
右に立つ、独立したフードゥは
「雷神のハンマー」というそうだ。


象徴的なフードゥと記念撮影する世界中の皆さま方。

ただ、どこぞのアジアの国の旅行者の遠慮のなさは
他国の追随を許さない無法ぶりで驚きだったな~。
革靴やヒールのある靴で来ているから
トレイルにまでは降りては来ないのだが
ハンマー周辺は無遠慮なアジア人でいっぱいという場面に遭遇してしまった。



ここまで昇って来ると、上にある展望台やバスも停まる駐車場が近い。
ツアーバスから降ろされて
「15分で雷神のハンマーの写真を撮ったら戻ってきて下さい」とか言われるのかな。
トレッキングの人を押しのけたり
声高に呼び合ったり
テンション高めが止まらな~い。
早くバスに乗ってどっかに行ってね~



スタートしてから1時間45分でゴールのサンセット・ポイントに到着できました。
楽しかったー。


まだ14時40分だよ。
もう1本歩こうじゃないかっ

(ゴール地点のサンセット・ポイントにいたGolden-mantled ground squirrel、金色地リスちゃん)

つづく:リムをぐるりと、ね 】
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2 Comments

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ふわり♪  

2018-01-17 14:07

おお~ 期待を上回る素晴らしさ~
フードゥって思っているよりも大きい!
どこぞのアジア人はスタンプラリーの途中だったんでしょうかね。
じっくり回っている人とはテンションが違いますよね~

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こにゃくう  

2018-01-18 21:39

> ふわり♪さん
上から見下ろしていると大きさが実感できないのですが
中に入り込むとフードゥの規模が分かりました。

どうも、彼らが大挙してやってくるとその場の静寂な空気が破壊されます。
ものすごい破壊力だと思います。
ここ数年は京都に行っても彼らが来ないところを探して観光しています。
個人個人はフツーの人々なのだけど、なぜだかグループになると破壊力が発揮されます。

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