2017年4月22日(土)
1泊2日の熊本訪問です。一生行くことがなかっただろう町、和水町からレンタカーで今宵の温泉宿に移動。
阿蘇外輪山の北側を通る、阿蘇スカイライン(県道12号)を走る。
途中の展望台からの眺めはすばらしい。阿蘇山とふもとに広がる町並が一望です。
・・・などなどの阿蘇ならではの風景を楽しんで、
ついでに細っそい山道越えも乗りこなし、小田温泉に到着。
そのビミョーな距離がビミョーです(笑)黒川を見習ってか意識してか、其処ここにちょっとした努力が垣間見られます。歩くと、所々にある足湯が町を演出しています。枯れて湯が無い足湯もあったけど。
でも、すでに温泉地としてメジャーであり、一回宿泊したことがある黒川よりもちょっとイナカの温泉にしてみようよという合意の元、今回は小田温泉の宿を選びました(あは。バスこれだけ)
『全室離れ』『客室の風呂も温泉』・・・というのがチョイスの動機です。
「こにゃくう様ですね?」と、車を降りた段階で即、名前を言い当ててお出迎えに来てくれる。
ありがとう。フロント&お土産販売コーナー(品揃えと商品のセンスを見直した方がよかろう)
フロントでのチェックイン手続きの後、離れであるという客室まで屋根付きの渡り廊下を歩いて行きます。
けっこう広い敷地に余裕を持って16室を点在させているようです。
客室に居る間中、他の宿泊客の気配を感じることがありませんでした。
九州の郊外だからできる余裕のレイアウトですかね。
静かですね、てか静かすぎますね!やや寂しさすら感じます!スミマセン、離れ慣れしてません!(こちら「ちぐさ」のお部屋)
メインのお部屋はこたつ仕様。
4月の熊本の山地はまだまだ寒いのです。
お部屋の隅に文机を備えたコーナー。冷蔵庫もここに。
くまもんの袋に入ったアメニティたち。
備え付けのコスメは女性用に資生堂のフィトアンドローズで、おっさん用にブラバス
イマドキこれはちょっと・・・と思う。ま、洗面所は清潔であれば問題ないです。
などと言う、意地の悪いワタクシが大いに評価したのがこの部屋の内風呂。
ちょろちょろとこの程度の新湯注入量なのだが、24時間、常に注ぎ続け
浴槽も過剰に大きくないものだから、浴槽全体でピュアな温泉を満喫できます。
洗面所に掲示されているこの客室風呂の案内がコチラ。
無色透明、無臭の湯なれど非常に入り心地の良い、正直な温泉です。
館内にはパブリックのお風呂も2ヵ所ありますが塩素消毒臭は否めない。
が、この客室風呂は塩素消毒していないようです。100%温泉に浸かるのが気持ちよくて1泊の間に3回入りました。
入り心地の良い天然温泉が部屋にあるってすばらしい。
部屋のお風呂と共に高評価したいのが、部屋の掃出し窓を開けた光景。
他の部屋と共有ではなく、「ちぐさ」の部屋だけの空間。
木製塀で目隠しされた向う側は皆さんが通る渡り廊下なのだけど、上手くカバーされているので見られないように設えてあります。
夕暮れ前の木漏れ日でやさしい陰影。早朝には小鳥(たぶんメジロ)がやってきて軽やかな歌を唄ってくれたよ。
もっとお高い部屋もありますが我らのこの部屋は1泊2食、1名18000円。
高級旅館のカテではないです。じゃ、おっきな露天風呂に行くかー♪
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