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17年米国ユタ州NP

28)シェイクスピア・アーチ@コダクロームベイスン州立公園

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前の記事より続き 】

2017年9月9日(土)

米国ユタ州。
日本人にとってはマイナーなポイント、


パーク内には5本のトレイルがあるそうだから
1本だけでも歩いてみようよ。
変わった岩が遠くに見えてなかなかの景観だもの。


トレイルの距離と難易度を考えて選んだのがココ。
「シェイクスピア・アーチとセンチネル・トレイル」のコース。
センチネルは歩哨、見張り番のこと。
シェイクスピアのアーチ、ってどんなのかな?
名前がロマンチックだよね。


駐車場から歩き出してすぐにゲートが。
牛が敷地外に出ないようにするゲートだと思います。



簡単な鎖で開かないようにしているだけ。
通過後はきちんと閉めましょう。
この土地って、ステートパークになる前はただの牧草地だったそうだから
今でも放牧は続いているのかもね。



ゲートを越えたら、いきなり
「シェイクスピア・アーチ」
の看板が立ってる。
え・・・
どれ?



あれかよ・・・(笑)

見えます?
看板の後ろに、なんとなーくアーチ。


まあ、たしかに
アーチはアーチですわねw
小規模な。



けっこう近くまで寄りつける。
で、どのへんがシェイクスピアなんですかね?
まさか、舞台装置の小橋をイメージしたとか、そーいう系?
ワタシ的には、前記事のモッシー・ケーブ並がっかりポイントかもよ~w



ここに来る前にアーチーズNPに行った身にはやや淋しいアーチを過ぎて更に進もう。
センチネル、がこの先にあるはず。



を~♪
広々と荒野が広がって美しい!
こんな風景は日本では見れないしっ
すがすがしいぞ~



しかも、これまで誰にも遭遇していない。
ワタシとオットしかこの地球にいないかのような
そんな錯覚を覚えるほど。
人気のナショナルパークで賑やかな所より自由に自然を満喫できるじゃない?
コダクロームベイスンの良さはそこなんだね!


「ところで、ここまで進んじゃうとセンチネルは過ぎてしまったようだ」 
(オット)

トレイル地図を眺めてオットが言う。
センチネル、しょぼ過ぎて気づかなかったか~?


慌てて引き返し、
「コレかも・・・」
ということになりました。
うん、コレだね。

確かに。遠くから見たら、この岩が番兵のように一人立っているように見えるのでしょうね。
あはは・・・^^; 


「トレイルはまだ先があり駐車場までループになっているけど、どうする?」(オット)
なんとな~く、一気に疲れが出て(笑)
我々にしては珍しく、先まで行くのを断念。
これにて来た道を引き返しました。


引き返しつつ、もう一度シェイクスピア・アーチの前へ。
ワタクシ、名前に納得いかないので帰国後に検索しましたよ。

『1976年のこと。
公園のレンジャーがコヨーテの住みかを探していて偶然見つける。
てっきり、誰もが知ってるアーチかと思ったら
それは、まだ誰も見つけていなかったアーチだったのでした云々』

・・・というサイトを発見。

そのレンジャーの名前が
トム・シェイクスピア!

なんだー。
発見者の名前だったんだー。
(ヤラレタww)


なんだか悪く言ってばかりのようですけど
こうして記事アップのために当日感じたことを反芻していると
ナチュラルで人が少なくて、素朴さが良かったな、と思い出します。

この公園はキャンプで泊まって
朝陽や夕日に照らし出される地層を堪能すると
ベストな滞在になるのでしょう。



人気で賑やかになってしまったナショナルパークとは違う環境に身を置きたい方に
コダクロームベイスン・ステイトパークはおススメです。

つづく:UT-12を北上しまーす 】
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4 Comments

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No title

amalfi  

2018-02-20 16:47

素晴らしい大地なんですね~。日本では想像もできない広大な景色に圧倒されます。
アメリカ人がイギリスの歴史に憧れて命名したのかと思いました。それにしてもそんな名前の人がウィリアム以外にもいたんですね~。さしずめ日本だったら紫さんとか枕さんとかいう名前なんでしょうかね~。

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ふわり♪  

2018-02-20 17:40

シェイクスピアのオチに笑いました~
オットさんが離脱とは、珍しい。
でも、最初がここなら楽しめたんでしょうね。

順番とか、お天気とか、そんなことで印象って違いますもんね。ヨーロッパばかり回っているうちに、歴史的建造物にも飽きちゃったとエラソーなことを言っている私なんぞ、世界史に疎くて価値すらわかってない不届き者。それに比べてじゅーぶん愛情を持ったリポートでございました

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こにゃくう  

2018-02-21 22:53

> amalfiさん
>アメリカ人がイギリスの歴史に憧れて命名したのかと思いました。
私もそーいう線を想像していました。
まさかの、有名人と同姓の人だったという・・・。まぎらわしいわ~(笑)
英語圏の姓としてもレアなんじゃないかと思いますが。

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こにゃくう  

2018-02-21 23:09

> ふわり♪さん
ここを訪れた誰もがあの劇作家にちなんだアーチ、とイメージして来ると思います。
敢えてなのか、戴いたパンフには命名の由来が書いてないんですよー。
まあ、書かない方が訪問者のイマジネーションを刺激していいのかもしれませんね。
今から思えば歩き通せばよかったな、と思いますね。
ブライスキャニオンやらアーチーズの圧倒的な光景の後でお腹がいっぱいだし、アーチがこれで、モチベーションが下がっちゃいましたわ。

調べたら、この間ふわり♪さんに教わった「グランドサークル」の中にこのコダクロームベイスンも入っていました。しょぼいのに、やるなー(笑)

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