38)ゴブリンバレー州立公園@子鬼の奇岩が群れてます
2017年9月10日(日)
ユタ州道24号を走っています。
「おもしろそうな州立公園があるから寄って行こう」というオット提案で寄り道です。
ゴブリンバレー・ステイトパーク。(トリップアドバイザーサイト)が、次の目標。
かな~り辺鄙なエリアにあります。
ホントにこの先に何かあるのカナ?って不安になるド砂漠です。
ようやく、お!となるような岩山が見えたので撮ってみましたが、ここまで果てしない荒野の一本道を走り続けました。
ナショナルパークのビジターセンターのように立派じゃないところが州立クオリティ^^
(先程確認したら2018年3月より15ドルに値上げ!)
ゴブリン、つまり欧州の民間伝説でいう所の「子鬼」妖精。
そのゴブリンの集団っぽく見える風景がコチラの谷。
子鬼たちをアップで。
小さなお子さまは(いや、オトナもだがw)ワシワシ登ってみては写真撮影を楽しんでいる。
『探検ってパークでの大事な経験よね。でもね、登るのはおススメしないわー。
岩はけっこう不安定でね、この公園での事故はたいてい落下事故なの。ゴブリンバレーは病院から超遠いってこと、忘れないでね~』
みたいなことが書いてあって、最後にHike at your own risk.
日本だったらこの奇抜な風景に柵を立てて近寄れないようにして、やや離れたところから見上げるだけになりそうだな、と思う。
人工の物体が視野に入ってしまったら、ゴブリン集団の不思議な空間が台無しになってしまうよね。
1920年代後半には船会社経営のチャフィンさんとその仲間たちが、この土地を探検します。
って・・・それまで誰もこの場所をよく知らなかった(!)という事?
米国の大きさとユタ州の未開発具合に驚くわ。(たぶんアメリカインディアン達は知っていたでしょう)
1949年に、チャフィンさんは写真を撮って広く紹介し「マッシュルームバレー」って命名します。
その時には「ゴブリンバレー」と名付けられて。
チャフィンさんのマッシュルームは丸無視されてますがなw
「マッシュルームバレー」も興味を湧かせる名前だけど「ゴブリンバレー」にしたことで、より「へ~。どんなところ?」って思わせるに十分な地名になったのでは?
ネーミングセンスって大事ですわね。
ゴブリン集団の林を1時間ほど徘徊して終了。
このパークはゴブリンだけでなく、トレイルも5本ほどある。できればそっちの方も足を延ばしたかったが、そこまでの時間は無く。うう・・・残念。
【つづく 】
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