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東京のうまいもん

新橋・堤(つつみ)@料理&日本酒、もてなしに優れた和食店

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2018年6月某日

会社終わりのオットと待ち合わせ。
今晩はおぢさんの聖地、新橋で。


新橋らしい賑やかなエリアではなくて
どちらかと言えば大門駅に近い場所にお店はありました。



新橋・堤
オットもワタシも今日が初めての訪問です。
新規開拓、っつーか
雑誌で見たから来た!
という、非常に分かり易い客でございます、ええ(笑)




カウンターでもテーブルでもどちらでも、と案内されましたが
お初の店はびびりますので
チキンなワタシはテーブルを選びました^^;

カウンター6席、テーブル10席です。



今日も暑かったね!
生ビール アサヒ (580円)
で乾杯。

「おとなの週末」(2018年6月号)
『旬を楽しむ なごめる和食』特集 を読んでいて
「ここ、よさげ~」とピンときて
オットにご注進 → オットに予約させる
・・・という流れで本日の訪問となったわけです。




おと週の、『コスパ重視で徹底調査!』
のキャッチーなあおりフレーズに素直なワタシは乗っかりました^^
ええ、ワタシは素直な子なんですよ。

堤さんのメニューはおまかせコースのみ。
では、税込7500円コース、いただきます!



日本酒にもこだわるというお店のコンセプトが伝わる前菜たち。
サケノミニストはこれだけあればしばらく呑めちゃう♪

左から:生だこの刺身、じゅんさいと山芋、パクチーの生麩田楽、
万願寺唐辛子酢味噌和え
へしこのケーキ、奈良漬とクリームチーズ酒粕
右画像:冷製の梅茶碗蒸し

食材の組み合わせが楽しいし、なにより美味しい。



ビールは終了、日本酒です。
神雷 生原酒 純米 (グラス780円)

ラッキーなことに開け口でした。



聖 純米吟醸 こちらも生酒 (グラス800円)
こちらのお店の日本酒のベクトルと我が家の好みは一致している模様。
うふ。
これも開け口。



奈良萬 純米 生貯蔵 (グラス750円)
もいってまう。

これも開け口。
ナゼこんなにラッキーがつづく?



それは、こういうことでした。
コチラ↑が堤さんの日本酒のメニュー。
厳選した3種の一升瓶だけを用意しているんです。
しかもその3種を「2日か3日で飲みきるようにと考えています」と仰る。

開封した日本酒(生酒なら尚の事)劣化しないうちに呑み切るという鮮度管理。
日本酒への敬意すら感じてあっぱれです。
「あれ?これ開栓して時間経ってないか?」
というお店がちょいちょいあるんだもん。
堤さん、ぶらぼー 




さて、お料理のつづき行きます。
焼きカマスとあおさ海苔の真丈

焼きカマスが香ばしい。
それを上回る吸い地がすばらしい香り。
実は、入店した瞬間からこのかぐわしい鰹と昆布のお出汁の香りが
店中に漂っていたのでした。
どんなお椀がくるか、と期待していた通り。



あおさ海苔の真丈もふわっふわだし
海苔の香りもぐいぐい来る。



鴨ロースト 空豆といんげん
合鴨ではなく真鴨だったと記憶してます。



車麩と夏野菜の炊合せ

茄子、かぼちゃ、トマト
そして先程の椀物よりもさらに濃い出汁をいっぱい吸った車麩のおいしいこと。



ここで日本酒担当の女将がおもしろい事を提案してくれたのが印象深い。
ガラスのグラスで飲んでいた奈良萬。
「いまいち硬いかな?」
とか言い合っていたら
「銀製の盃に替えて飲んでみてください。変わりますよ」 と。
魔法がかかったようにマイルドになって驚きました。
盃の素材って影響があるんですね。
勉強になりました



店内に何やら別の良い香りが漂い出したな~と思ったら
鮎の釜飯がやってきました~
大将がテーブル脇でほぐしてくださいます。



和歌山県産鮎の釜飯
残った分はお土産に持ち帰らせてくださいました。

今回、雑誌の情報にまんまと乗っかってやってきたわけですが
期待以上に我が家に合うお店の発見となりました。
女将のブログを拝見すると
開店以来6年、ずっと取材はお断りしてきたのだそうです。
おと週さん、口説き落としてくれてありがとう!

2018年上半期に於ける我が家のリピしたい店はどこだったろう?と考える時
その一軒は、まちがいなく新橋・堤さん。



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