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東京のうまいもん

主水(もんど)三越前店/島根料理とさばしゃぶの店@東京/日本橋

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2018年7月7日(土)
このところ島根県づいているこにゃくう家。先祖が島根県民だったと判明したし、石見銀山行ったし、浜田城に温泉津温泉に江津本町。島根県は楽しかった。そしておいしかった。

オット「日本橋三越の前に島根県アンテナショップがあるじゃない?」
こにゃくう「うん。この間もコレドのついでにあそこで板わかめ買ったよ」


オット「あの島根館のとなりに島根料理の店があるって知ってた?予約したから行ってみよう」・・・ということで今夜の夕食となった次第。


こんばんわっ。奥に長い構造の店内は30席ほどで、広くはないですがすでに満席状態です。人気店なのかも。今年、2018年2月にリニューアルオープンしたところなのだそうです。


カウンターに通された我ら。クソ暑い日でしたね、生ビーがぶり飲み。右:突出し、やりいかと大根の冷たい煮物 左:わさび菜漬け(480円)上手に辛さを引き出したわさび菜で、夏にぴったりシビレる辛さ


本日メニュー。うわーい。楽しかった島根旅行を思い出す品が散見され、あれもこれも頼みたくなるなあ・・・しかも、値段設定が日本橋価格よりやや優しい。


グランドメニューでは鯖をぐいぐい押しています。「浜田港沖の鯖」ああ、そう言われちゃったら食べたくなるわ。


ということで、利き鯖三種盛り(1180円)
左:炙り鯖 炙りの香りがおいしいデス 
中:生鯖 生臭さナシでフレッシュ 
右:〆鯖 やや生臭い。〆鯖の完成度としては50点



この、見るからに脂の乗った刺身は、のどぐろ刺身(1580円)わー!5切でよ?高級魚だわっ
島根県産の甘露醤油で食べることをお勧めされました。



鮪の大トロと同じほどの脂を纏っている。ねっとりしていて味も濃厚。のどぐろって美味しいわー。たしかに、甘露醤油の甘味がのどぐろの脂に合いますね。



こにゃくうさん大好き島根食材、板わかめ(580円)いや、自宅にもあるんだけどね
飲食店ではどのように提供するのか見て勉強したくてオーダーです。わかめを海苔のような板状にした食品なのですが、島根に行った時に初めて食して気に入っちゃった乾物です。



そのまま食べてもおいしいのが板わかめですが、こちらの主水さんでは炙ってひと手間かけてあります。こうして奉書で立てかけて提供すると湿気を避けられるのね?ほうほう、勉強になりまつ。


メニューに「赤天」なるものを発見。こにゃくう「あ~!これ、浜田城の近くのスーパー、ユメタウン浜田で売ってたね」
そう、練り物製品コーナーに大量に並んでいた、真っ赤なナゾのかまぼこがコレだ。「買ってみる?」「赤くて気持ち悪いからやめておこう」と、失礼なことを言って買わずにスルーしたのだった。


そうそう、コレコレ。赤天 炙り(580円)『魚肉のすり身に赤唐辛子を練りこんでいる』とメニューで解説されていました。


蒲鉾とはんぺんの中間、って感じの食感。口に入れた瞬間は感じないけど、後からスパイシーさが追いかけてくる。浜田の人にはソウルフードなのでしょう。



オットが楽しみにしていた鯖のしゃぶしゃぶ(1人前1580円、画像は2人前です)
生で食べられる鯖をしゃぶしゃぶでいただくというお料理。



玉ねぎの薄切りで食べるしゃぶしゃぶって珍しいなあ。しかも、その玉ねぎともやしがおかわり無料!ってウレシイ。



をを。たしかにもやしと玉ねぎが来たね。



それだけでもフシギですが、薬味は生姜、唐辛子の他にニンニクも。とんすいには山芋のすりおろしが入っています。変わった食べ方のしゃぶしゃぶ!



ベースの液体は甘い醤油味でかなーり濃いめ。希釈していない麺つゆに近い味。これが島根県テイストなのか。


沸騰してくると、甘目の液体効果で煮魚の煮汁のようなカホリが上がってきます。刺身でもいただけるレベルの鯖を用いているとのことなので、ほんの少々の「しゃぶ」でまず1枚を食べてみる。たしかに、鯖には甘目の液体が合うかも。



〆にうどんをお願いして終了。おもしろいしゃぶしゃぶでした。自宅じゃやらないだろうからまたここに食べに来たいな。



最後にお願いしたお漬物。出雲 けんちゃん漬け(680円)何か変わった漬物かな?と想像したら、浅漬けのフツーにおいしい、サラダのようなお漬物でした。
「なんでけんちゃん漬けっていうのですか?」とお店の方に尋ねたら「けんちゃんが漬けているから」とのこと!ホントか?出雲の名品なんでしょーか。



さて、ドリンクの方ですが・・・てか、日本酒の件ですけどね。こんな感じのメニュー表が置かれていましたが「うーん・・・」と睨んで固まったオット。「隠し酒って、ナニあります?」このラインナップではご不満なようです。



日本酒の冷蔵ケース前に行って、下げられたリストを眺めて自分で選んでました(笑)



月山(がっさん)涼夏 純米吟醸(1合980円)夏向き、軽やかな月山。食事のスタートにいいね。


出雲富士 赤ラベル 純米吟醸(1合980円)爽やか系の次は味のある純吟に。


後半、赤天や鯖しゃぶなどしっかり味になってきてからは誉 池月 泰松スぺシャル(1合980円)オット大好物の無濾過生原酒に移行。ヨイ流れでした。
「お客さん、日本酒にめちゃくちゃ詳しいですねー」とお店の方に褒められるというか呆れられるオットw


お店の方もテキパキと感じ良い。関東人には馴染みのない島根料理が用意されている。まだまだ食べてみたいメニューがあったなあ。なにより、島根産日本酒の品数が多いのも○。日本橋は行動範囲内なのでリピートすると思います。
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2 Comments

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ふわり♪  

2018-07-23 20:46

鍋に玉ねぎ、ハモがそうですね~
ああ!食べたい~
鯖も鍋ですか! それも興味津々。家でしてみたいですね。それには一度は食して見なければ。いや、無謀にも突っ走ってみるか。夏の暑さのもとでは動けまい

オットさん、詳し過ぎてお店の人はビビッたことでしょうたことでしょう

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こにゃくう  

2018-07-23 22:17

> ふわり♪さん
はも鍋って玉ねぎが入るのですか?
無知にて知りませんでしたー!
鍋に玉ねぎは西のカルチャーなんでしょうか?
そういえば、はも鍋って料理すら食べたことがないかも。
関西ではあたりまえに馴染んでいる鍋だと思いますが、関東人のワタシは家でも外でも食べたことなかった~
今度機会があればはも鍋食べてみたいです。

今日は暑かったですねー
こんな日は不要な外出はいけませんね。

お店の方も日本酒好きな様子でした。
変な酒好きが来たなー、くらいに思って温かい目で見てくれた・・・と思いたいです(笑)

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