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大阪のうまいもん

味楽にしの(大阪・難波)@はじめての大阪その7

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前の記事よりつづき 】

2017年6月24日(土)

オットとふたりでの、はじめての大阪散歩の一日。
今日の締めにミナミの割烹で夕食です。


お店の場所は難波4丁目なんですけど
ここって「ミナミ」って括りであってます?
難波、だけど「ミナミに行った」でいいんですよね?
ワタシてっきり「ミナミ」って町名があるのかと思ってましたよ。
で、「キタ」って何なん?
すみません、大阪よく分かっていません。



予約してくれたオットの引率で
このパチンコ店のような風情のビルに到着。
割烹店が入っているビルにはちょっと見えなくてごめんなさい。




エントランスの奥に素敵な割烹がありました。
味楽 にしの



通されたのは8席あるカウンター。
夏らしい設えのお席です。



おまかせコースでお願いしました。
8千円、1万円、1万2千円とある中の
1万円コースです。



最初のお料理
きゅうり、かに、くらげ黄味酢、ゼリー寄せ。
器も冷たくひやしてあり、涼しいスタート。
スプーンでまぜまぜして食べると
各々の食材がイイ感じにまとまります。




次のお料理も、
使われている食材を見ただけで涼味を感じる
爽やかな冷製茶碗蒸し。



じゅんさい、雲丹に餡をかけて冷やした茶碗蒸しです。
使われている雲丹が上質の物だし、
何より出汁がとっても美味しい。
一日歩き回りましたからね
うれしいクールダウンです。



こうなったら生ビールの部は終了。
日本酒いただきたいです!
「銘柄、何がありますか?」とかいろいろ訊ねたら
スタッフさんは丁寧にも、サクッとメモ書きをくださいました。
わはは、すまない ^^;




仙禽あるんだー、ということで1杯目に持ってきてもらう。
酒器が!
ステキで!
錫のアートな片口も
不思議なフォルムと夏っぽい彩のおちょこにも惚れ惚れ。
(だが、仙禽の味がちょこっと変質していたと感じた)



ひらめの薄づくりと中トロ鮪
そしてひらめの肝もね。
これだけのひらめを独り占めできてうれしいわ。




次の、にしのさん酒器コレクションはこれだ!
先程のぐい飲みと同じ作家さんの物でしょう。
夏、冷酒を呑むのにふさわしいデザイン。
お酒は天寿にチェンジです。




あいなめ 帆立貝柱の柚庵焼き
あいなめは関西ではあぶらめ、と言うそうです。
柚庵焼きの味が、脂が乗ったあいなめによく絡むわ。
あいなめのツルリとした食感が好き。
添えられたセロリの佃煮、山芋、茗荷も
味にメリハリが付いていいなあ。




にしのさん、酒器コレクションその3。
アートなガラス製の酒器。
欲しい!
洗うのが大変そうだけど(笑)
(お酒は変わらず天寿で)



てんぷらです。
海老は車海老。
後方は小鮎。



この小鍋は美味しかったな~
印象深いです。
鱧とずいきの梅肉煮、と説明されました。




ここまで涼やかなお料理がつづいた後
温かい、でも酸味がビシッと効いたこの小鍋。
夏でもイケる鍋!
シャクシャクしたずいき。
ほわっほわの鱧。
関東人は鱧落としくらいしか馴染みがありませんので
こんな変わった鱧料理が食べてみたかったの~♪




にしのさん酒器コレクション、最後になります。
赤絵付のぐいのみもかわいらしいわ。



コースのお料理も最後です。
角煮の釜飯ごはん
赤だし味噌汁
泉州水茄子お漬物

意外だったのは水茄子漬に辛子が添えられていたこと。
関東では探さないと水茄子漬は買えないのですけど
辛子がマストだとは知らなかったわー




超絶おいしかった角煮釜飯は
食べ切れなかった分を
お持ち帰り用にしてくださいました。



ああ、そうそう
デザートもあったっけね。
マンゴーとバニラアイス。
スイーツに興味がないので忘れそうになりましたyo 



カウンターには最後まで我ら2人だけ。
でも、こんなにおいしいのだから
きっと人気店なんだと思います。



以上、こにゃくうさんの大阪ミナミデビューでした。
お会計。
1万円コース×2
生ビール×2と記事中の日本酒×4合を加えて
約2万8千円。
ごちそうさまでした。



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8 Comments

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ふわり♪  

2018-08-12 17:04

ええっと、キタは梅田界隈で北区の中心だからです。
ミナミは、中央区になる前は南区だったんです。で、難波から心斎橋あたりはミナミ。
と、私は認識してるんですけど、合ってるんだろうか

それにしても開拓しますねー 私もこちらでめげずに頑張ろうかなーと思わされました。
あ、水ナスにからし、初耳です。漬かり過ぎたときはショウガをすりますけど。

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こにゃくう  

2018-08-12 17:19

> ふわり♪さん
へ~!南区だったからですかー。教えてくれてありがとうございます!
みなみ、でも南でもなくて片仮名でミナミに変化したんですね。
キタも北にならなかった、と。
言葉のアクセントの位置も関東と違うので「南」よりも「ミナミ」の方がしっくりきます。

え~
水なす辛子は西では一般的・・・ではなかったんですね!
お店オリジナルかな?
そもそも水茄子自体が関東人には遭遇頻度が低いので、判別できませんでした。
泉州水茄子大好きです。ご近所スーパーレベルでは売っていないので季節の時はデパートで買ってます。

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ふわり♪  

2018-08-12 17:52

> こにゃくうさん
ハッキリ言ってしまうと、大阪の繁華街はキタとミナミしかないんですよ。で、南北でカラーがまったく違います。
東京はどこも発展していて、なーんか買い物するにも絞りにくい。若ければ楽しめても、歳喰ってのデビューは開拓意欲を削ぎます
そのくせ、転勤後の最初の勤務地だった横浜では物足りなくもあり。私ってば、柔軟性に欠けるわー

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キヨちゃん  

2018-08-12 20:55

キタ(大阪・梅田近辺)、ミナミ(心斎橋・難波近辺)というイメージでしょうか。
標準語のイントネーションで「南へいく」というと、関西人は東西南北の南方向へ行くのだと理解します(北も同様)ので、大阪で道を尋ねるときはご注意を♪

水ナスは大好きです☆
私がよくいくお店は辛子が付いてきますが、ないときはつけてもらってます。

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こにゃくう  

2018-08-13 13:32

> ふわり♪さん
大阪ってキタとミナミしかないの?
梅田は・・・あ、それはキタに入るんですね。
それぞれで雰囲気が違うのは、なんとなーく肌で感じました。
キタの方が関東人にも違和感ないかも~
面白いのはミナミの方な気がする。
東京、横浜も昔からあるお店やエリアは面白いんだけど、全体的に没個性かもしれませんね。

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こにゃくう  

2018-08-13 13:35

> キヨちゃんさん
みなみはどっち?と訊ねても「ミナミ」なのか「南」なのかで要注意ってことですね。確かにイントネーション違うんですもんね。

水茄子が難なく買える関西は羨ましいです。
へえ~、やはり辛子を

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yoshika  

2018-09-03 19:28

関西へ来られていたんですね!
それに素敵なお店ですね!

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こにゃくう  

2018-09-03 21:57

> yoshikaさんも西の方だったですね!
このお店は気に入りました。
また季節を変えていきたいです。
関西の美味しい店のレベルの高さったらないですわ~~

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