京都・天得院の桔梗@初夏の京都花旅その2
2017年6月25日(日)
初夏の京都に咲く花を愛でるお散歩敢行中。
智積院から徒歩20分ほどで次の寺。
目指す天得寺も東福寺の塔頭のひとつです。
今日は横目に見つつスルーで天得寺へ向かいます。
東福寺の紅葉はすばらしいのだけど
近年は情緒も何~んにも無い人の山と化すので
紅葉時の東福寺には近寄らなくなってしまいました。
私、この塔頭に来るのは初めてです。
通常非公開の塔頭だから。
桔梗が美しい6~7月と
紅葉時の11月だけ公開になります。
(公開日程は毎年変化するので確認が必要)
この時、10:00くらいですが
まあ、そこそこの拝観者の数です。
混んでいて鑑賞し難いな、ってことはありませんでした。
この画像に写っている範囲で書院のすべてといえるような
ちいさな塔頭ですから
大勢の人が来てしまうと風情が台無しだと思いますね。
縁側に進み出て撮影~♪
苔に覆われた枯山水庭園。
アクセントのように、桔梗が散り散りになって花を咲かせています。
苔の色が瑞々しい緑色。
このお寺は雨の日だったとしても
それはそれでしっとりした苔がいいかもしれませんよ。
花びらにちょっぴり水を溜めている桔梗。
桔梗の青はうつくしいなあ。
天得院のパンフレット表紙やHPトップにもなっている
花頭窓(かとうまど)越しの桔梗と灯篭のアングル。
ここだけは撮影待ちが形成されていました。
「ああ~、早く撮らなきゃ!」
プレッシャーに弱いワタシなので
みごとにクズ画像(笑)
それなりな苔と桔梗が撮れます。
1614年に住持になった清韓さん。
豊臣秀頼から厚遇を受ける高僧になります。
で、秀頼の依頼で方広寺の鐘に彫る鐘銘を撰文します。
ご存じの通り、この時の鐘銘『国家安康 君臣豊楽』は
徳川から、いちゃもん付けられて
後の大坂冬の陣勃発に繋がります。
あの文字考えたのって、ここのお坊さんだったんかーい!(汗)
【 つづく:藤森神社のあじさい 】
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