Welcome to my blog

京都

京都・藤森神社のあじさい@初夏の京都花旅その3

2 0
前の記事よりつづき 】
2017年6月25日(日)
天得院を後にしたら、京阪本線で墨染駅に移動です。

墨染。すみぞめ、と読みます。今回、初めて下車した駅。ずっと来てみたかったんだ、ここ。


をを、ここがかの有名な墨染の交差点かっ!・・・って言って一般的にはちっとも有名じゃないんですけどね(汗)いや、ワタクシ新選組が好きで~。馬に乗った近藤勇が狙撃されて、命を落としそうになったのが墨染の地でね。
どこが遭難地点なのかは明確に分かっていないのですが、この墨染交差点は有力候補地のひとつなんです。そゆこと(笑)


そんなヲタクネタには全く興味がないオットを連れて藤森神社。あじさい目当てでやってきました。ここは6月~7月になると紫陽花苑が見事なのだそうです。(ふじのもりじんじゃ、と読みます)


ついでに新選組マニアにも有名な神社です。この鳥居、扁額が無い。扁額って、鳥居の高いところに貼ってある額。
所謂こんなの

藤森神社の説明書きによると・・・もともとは、後水之尾天皇の書による扁額が掲げられていました。藤森神社前は参勤交代の際の街道になっていて、ここを通過する大名たちも扁額に敬意を表して籠から降り、槍を倒して通過する習慣があったそうな。

「この動乱のご時世、そんな呑気な手間は無用」と近藤さんが言ったとか言わないとか・・・ということで、近藤さんの指示で扁額は取り除かれましたとさ、というエピソード。
ほんまかいな?近藤さんに濡れ衣着せてる説に一票だわw


そんな鳥居をくぐって、紫陽花苑めざして境内を進みます。ちな、車は右。馬で来た人と徒歩の方は左を通ってね・・・って、馬で来ないわw
この藤森神社は馬にご縁があるそうで、流鏑馬行事も有名。(5月5日にこの人・馬コースで行われる)
さらに、お馬さん系のお仕事の方&ギャンブラーの方々の信仰も篤いのです。


さて今日の目的、紫陽花苑。花の付きが悪いそうで入苑料300円のところを200円にディスカウントしてた!このように正直な神社orお寺さんって京都では遭遇したことがない


花の付きが悪い?そっかなー。こんなもんだと思えば十分満足だけど?「いやいや、うちの紫陽花はこんなもんじゃないから」という藤森神社さんの矜持なのでしょう。


日曜日だというのに混んでいなくてゆっくり回遊できます。


藤森神社には2つの紫陽花苑があります。最初に足を運んだこちらは第一紫陽花苑。


で、コチラ第二紫陽花苑。(入苑料は第一、第二共通です)あら。たしかに、こちらはずいぶんと花の数が少ない。


日当たりのせいなのか、それとも種の違いなのかなー?


赤い太鼓橋が演出していたり、いいじゃない?第一と併せて300円ならこれでも満足だよ。(今回はディスカウントで200円だけど)


私なりに頑張って美しく撮れた第二紫陽花苑のあじさい。鮮やかなピンク。


境内では夏越しの祓の準備中。(なごしのはらえ)あと5日後だったら茅の輪潜りができたのにな。

【藤森神社】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet

藤森神社の観光情報 藤森神社周辺情報も充実しています。京都の観光情報ならじゃらんnet

関連記事
国内旅行京都

2 Comments

There are no comments yet.
No title

ふわり♪  

2018-09-06 15:09

墨染、藤森 「普通」しか停まらないし、京阪沿線に住んでいてもマイナーな場所じゃないですか。
いや~ こんなところにまで出没するとは、すご過ぎ~
アジサイ、よそだとこれでも充分見頃ですよね。
「夏越しの祓」初めて聞きました。でも、和菓子「水無月」が夏のある日に食べるということは知っていたんですよね~ 食い意地か

EDIT  REPLY    
No title

こにゃくう  

2018-09-06 18:36

> ふわり♪さん
ほんと、フツーの生活圏の駅ですよね。
最近の京都中心部は観光客の群が大河のように歩いていて、ぐっちゃぐちゃ。
なので、ついつい静かな郊外に目が向きます。
墨染、藤森あたりはずっと行きたかった所なので、花の時期が合ってバンザイ!です。
そそ!水無月も6月30日に食べるお菓子ですよね。
茅の輪をくぐって、水無月食べて、人がた流して・・・京都人を真似してそれらをやりたいおす~

EDIT  REPLY    

Leave a reply