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京都

京都・勧修寺の半夏生&睡蓮@初夏の京都花旅その4

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前の記事よりつづき 】

2017年6月25日(日)
藤森神社から次の目的地、勧修寺への移動は電車を乗り継いで行くことになります。


京阪バスに乗れば勧修寺まで10数分の乗車で簡単なのだけど。
そのバスは1時間に1便しかないレアもの。しかたない。JR藤森駅から奈良線でJR六地蔵駅へ。


JR六地蔵下車で地下鉄東西線六地蔵・・・からの東西線小野駅下車。
小野駅から勧修寺までは徒歩7分。



藤森神社から正味45分の移動時間で勧修寺に到着。想像していたよりも大きな寺ですね、勧修寺。


醍醐天皇が西暦900年に創建した寺ですから1000年オーバーの歴史を持っているし、門跡寺院なので格式も高いの。
勧修寺。かじゅうじ、と読みます。


以前から来てみたかったものの、ややアクセスの悪い立地なのでなかなか来れなくてさ~
今回は、電車乗り継げば藤森神社からでも行けんじゃね?というオット提案のおかげ。



メインビルディングが寝殿造りでゆかしいなあ。さすが門跡寺院だ。
明正天皇(女帝)の旧殿から移築した物件だそうだから、なんちゃってじゃなくホンモノの元御所建造物(1697年に下賜された)



ここ勧修寺には京都好きには有名な灯篭のオリジナルがあります。
あ!これだ~。でも、ワサワサ育った樹に埋もれて見えないよ~



徳川光圀が勧修寺にプレゼントした灯篭なんですけどね
その奇抜でオリジナリティ溢れるデザインから「勧修寺型灯篭」と名付けられ
様々ある、世の灯篭の代表的デザインのひとつなんです。
全身像が見えないのが残念だわ。
樹齢750年の這柏槇(はいびゃくしん)だそうだけど、灯篭が見えるくらいには剪定した方がよいのでは・・・



春の桜、秋の紅葉も見ごたえある勧修寺ですが
初夏の花々でも定評あります。
コバルトブルーの紫陽花が美しい小道を進んで・・・



氷室池。初夏の花々が咲いている~♪



涼しげにぷかりぷかりと浮く睡蓮。濃いピンクで美しい



睡蓮の池を縁取るのは半夏生(はんげしょう)
純白の姿は貴婦人のよう。ま、ドクダミの仲間なんだけどねw



氷室池越しに弁天堂を眺める。池にはみっちり半夏生と睡蓮。



水辺の花の女王、菖蒲(だよね?)も咲いています。



うるさい某国観光客が皆無だし、参拝客自体も少なくて静か。
急かされることなく広大な敷地内を散策できて、勧修寺いいね!



氷室池の周囲を歩ける小道があるようだから一周歩いてみようよ



おどろおどろしいフォントで脅された(笑)
手書ならではの迫力。とっても危険に思えてくるw



でも、ちゃんとした道だしね。自己責任で行ってみまーす



秀吉の時代までは、もっともーっと広い敷地だったらしいよ。



池の中の島はうっそうとした樹木が密集。そこに鷺かな?水鳥が立派な巣を設営していたわ。



池の側に設営された解説板。
人間にも癒しだけど、水鳥にとっても居心地良い池なんだね。
(一周したけど大いに危険ではなく、無事でしたw)



このお寺、各所に説明板や注意書きが掲示されている。
それがまた味があって、じわるw



達筆ー^^



2018年春のJR東海「そうだ京都、行こう。」キャンペーンポスターになっちゃった勧修寺。
たくさんの人が押し寄せる寺にはならないでほしいなー

つづく:建仁寺・両足院の半夏生 】
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2 Comments

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ふわり♪  

2018-09-06 15:18

次は勧修寺へ、と書かれていたので、まだあのあたりに何があるのやら?と地図を眺めました。どうやって行くのかと思っていたら、ぐるりと電車で回られたんですね。なぜだかこういうのって、ちょっと苦労して行き着くほうが、その場所をくっきり思い出せたりしませんか?
この寝殿造り、美しいですね~ 睡蓮も半夏生もきれいで、絶好の季節でしたね。
「大いに危険」には爆笑。私も絶対に足を踏み入れるたちですが、うちでは誰もつきあってくれません 看板の割に感じのいいところじゃないですか。だから?

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こにゃくう  

2018-09-06 18:49

> ふわり♪さん
地下鉄東西線が六地蔵まで延伸したおかげでこのあたりもずいぶんと便利に行きやすくなりました。
はい、未踏の駅とか行くとうれしいですねー
またまた京都の移動手段知識が増えました。

この勧修寺は大変格の高い寺のはずなんだけど、どこか素朴で(笑)
そこのところは今でも小野くんだりの寺なのかもしれません。
私も「大いに危険」って言われたら気になってしょうがなく、むしろ行く選択肢です

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