2018年7月10日(火)
我らツアー15名様。サンモリッツを発ち「ディアボレッツァ展望台」に向かいます。
(何故だか)車体がワールドカップサッカースイス代表仕様のバスでね。
道すがらの風景。ポツンと建つ、古い教会。右サイド風景にも左サイド風景にも釘づけ。
川の色は石灰質だからかしら?白濁しています。「山と山の間に氷河が見えてきました」と添乗員女子さんが教えてくれました。
撮影タイム停車だよ~。ほー。コレが、これから向うペルス氷河と合流して流れるモルテラッチ氷河かー。
「私がこの仕事を始めた当初のここの景色を思い出すと、氷河はすいぶん後退したな、と感じます。数十年前なのですけどね(笑)」ストップ地球温暖化。・・・無理か・・・
30分のバス乗車で到着。ここはベルニナ線のベルニナ・ディアボレッツァ駅前です。サンモリッツから鉄道でここまで来ることも可能。
ベルニナ線の線路をまたいで進むと、ロープウェイ乗り場がすぐそこに。スイスって効率よく交通網が張られていると思う!サンモリッツのリゾートに泊まって、氷河の展望台までスルスルと来れちゃうんだね。
しかも、サンモリッツのホテルに2連泊以上すれば(宿の指定あり)ホテルがこのエンガディンカードを貸与してくれるので、サンモリッツからここまでの鉄道代は無料だ!(エンガディンカード:エンガディン地方の乗り物が無料になる最強カード。ドイツ語でベルグバーネン・インクルーシブ Bergbahnen Inclusiveとも)
ディアボレッツァ展望台行きのロープウェイ。往復36CHF(日本円で約4千円)もカードがあれば無料だよ~
約10分の乗車中も展開する景色に釘づけ。ここの斜面は冬にはスキー場になるのだろうなー。
トレイルを果敢に登っている人が見えます(ロープエウイ片道乗車25.5CHFもあります)
やがて森林限界を越え、こんな荒々しい風景に。標高に応じて景色が変わっていくのが楽しい。
ディアボレッツァ展望台到着。ペルス氷河が流れるように延びているわ。
手元のパンフと見比べて・・・左が ピッツ・パリュ。つづいて、ピッツ・ベラビスタ・・・を撮ったもよう。
で、ピッツ・ベラビスタからのクラスト・アギッツア。ピッツ・ベルニナは山頂が雲に隠れてしまってます。そこから右の山々は残念ながら雲の中。
でも、ペルス氷河の流れとピッツ・パリュのコンビネーションだけでも大感激。この山々の裏側はすぐにイタリアだよ。
こんな山頂にも宿泊施設があります。ベルグハウス・ディアボレッツァ。気になるな~。泊まってみたーい!
画像左下方に、氷河にむかってトレッキングを開始する人たちが見えます。く~!羨ましい。ガイド付きなら氷河へ降りることも可能だそうです。あの山岳ホテルに泊まれば、そんな楽しみ方もできそう。
ディアボレッツァ。「美しい女魔女」という意味なのだそうです。美魔女か?
山に美しい女性が住んでいて、湖で水浴びなどをなさるそうな。遭遇した狩人が見惚れて後を付けていくと・・・狩人は二度と村へ戻って来ませんでしたとさ。ちゃんちゃん。
それって覗き行為には天罰下るって教訓かしらね(チガウ)氷河を眺める、絵になるカップルがいらしたわ。スリムでかっこいい彼女はディアボレッツァの美女ね^^
ロープウェイが到着する度に、ドッと観光客が降りてきますが間もなく再び下りロープウェイに乗って去って行きます。するとまた人が少ない静かな展望台に戻ります。
我らのツアー社は時間を多めに設けて行動する主義のようで山岳ホテルのカフェでお茶して過ごしている方もいました。ワタシとオットは、氷河の末端を歩いてみたり、氷河と3千メートル級山々の景色を目に焼き付けようと、ビアンコ・グラート(白い稜線)を時間いっぱいまで睨み続けました。
下山のロープウェイからベルニナ線が通過するのを見下ろしています。車両の色に赤を選んだ意味がよく分かりました。緑の草原の中に赤色の列車が美しいの。ハッとします(今日は午後にこの列車に乗るスケジュール)
下山ロープウェイでもうひとつハッとした件。
絵になるカップルの美女・・・だと思ったのは男性だった~(驚)ワタクシ、ディアボレッツァの美魔女ならぬ美青年に見惚れてしまいました^^;
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