2018年7月10日(火)
湖畔のレストランでランチの後、バスはイタリアを目指します。イタリア、すぐそこなんです。
バスは山岳地帯を下ります。行く手に見えた!線路がくるりとカーブしているアレ。
これから乗車するレーテッシュ鉄道ベルニナ線のハイライト、ブルージオのループ橋です。
列車からの景色がどの様なのか、楽しみだー
バスはイタリアの国境をスルッと通過。(パスポートの提示など一切なしなんです)
確かにイタリアに入った、って感じがする。お家の造りがここまでの道すがら見てきたスイスの家と違う。道端でポージングするおじちゃんが伊達男だ。(たぶん)
CONADにCRAI。イタリアの食品スーパーの看板が見えるしね。(ナポリのCRAIでお買いものしたから覚えてるよ)
イタリア、ティラノ駅前広場。レーテッシュ鉄道 ベルニナ線に乗ろうという観光客がいっぱい。いろーんな国の人々が大集合状態です。
このベルニナ線は、同じレーテッシュ鉄道会社のアルブラ線とともに世界遺産に登録されています。(駅の入口に掲示された世界遺産のプレート)
約100年の歴史がある線路です。アルプスの山々を破壊することなく線路を敷設した確かな技術。100年経っても美しい自然と共存する鉄道である。そこを評価されての世界遺産です。
なんでだか箱根登山鉄道と姉妹提携してるんだけどね。(フォント、もっと違うのにした方がよかったのに~、と思ふw)
幅も高さもあるガラス窓の車両です。景色を十分に眺められる点では良いのだけど、窓あかない!クーラー効いている点はうれしいのだけど、窓あかない!
ガラスの反射がじゃまで旨く撮れないよね。ガッツリ身を乗り出して撮りたい方は、連結部分に行けばそこの窓は開きます。このおじちゃんのように撮ればイケるよ。(ただし左右2ヵ所の窓しかないからお互い譲り合ってね)
または、快適な特急1等車や2等車ではなく普通列車に乗れば、窓は開くタイプです。
(清潔なトイレ付いてます)
14:06、ティラノ出発~。かわいい隣駅を通過して・・・
ぼーっとしていたら、そのハイライトはすぐに現れてしまった!
「みなさん、もうすぐブルージオのループ橋ですよ~」と添乗員女子さんが注意喚起。
まだ発車して10分ちょっとだよねえ。
をを~!まるでローマ帝国時代の水道橋のよう。美しいアーチだー。
周囲の景観を壊さないように敢えてこの色、この石積みでループ橋を造ったんだって。
やろうと思えば簡単に造れる素材にすることもできただろうにね。
ループの中にナゾのオブジェ。ここから列車はぐんぐん登って行きます。
我らの車両は後方だったので、前方の車両が進む様がうまく撮れてラッキー。
赤い車体。緑の風景。ナチュラルなトーンの石積みループ橋。美しいなー、と今こうして画像を見ても、思い出してうっとりしてます。
先頭は登り切りましたね。ギシギシ、キシキシ・・・車両のあちこちからいろんな音がしていました。
進んできた線路を振り返っています。コレ、乗るだけじゃなくて空からも見てみたいし、進んでいく列車を地上からも見上げてみたいなあ。
ループ橋を通過した後は市街地の中を突き進み、車道と並走しています。意外!まるで路面電車のような区間。
動画つくったので貼り付けます
サンモリッツまで約2時間の乗車。長くなったのでこのへんで・・・
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