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京都のうまいもん

京都・甘楽 花子(はなご)@正統派の上生菓子だっ

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<追記>甘楽花子さんは左京区聖護院山王町 16-21に移転して営業されていましたが、そちらも2021年4月に閉店されました。ご実家の京華堂利保さんも2022年1月閉店。
前の記事よりつづき 】
2017年7月15日(土)
京都、新進気鋭の落雁を購入したら、次は上生菓子を買いに。

甘楽 花子(かんらく はなご、とお読みします)場所は烏丸丸太町の交差点を下がってすぐのところ。なお、現在はこの場所から移転されています。(只今は「左京区聖護院山王町16-21」で営業中)


ショーウインドーがあり今日扱っている生菓子が展示されています。このテのお菓子屋さんは売っている品が外から見ただけではわからない店が過半なので甘楽花子さんの店先は珍しく親切です。


こんにちはっ。予約しましたこにゃくうですよ。店内はイートインできる構造になっていてこれも親切。生菓子は出来立てが美味しいもの。(生菓子と抹茶or煎茶のセットで775円、共に一保堂のお茶)


上生菓子は1個425円。4日前に電話して4種のお菓子を予約してあります。


こちらが受け取った4種。お電話の際、何がおススメか当日の製造予定の品は何か・・・等々のアドバイスも丁寧にしてくださいました。店主さまは京都の有名菓子店、京華堂利保のご次男さんです。


粟ようかん もっちりした食感!個性的。桜味甚粉を粟に見立てて、粟ようかんかと。粒々が見えますかね?(さくらみじんこ:もち米から出来た米粉のひとつだけど粒子が非常に細かい)


草の露 と命名されたきんとん。ワタシは上生菓子のスタイルではきんとんが一番好きなのだ。中はつぶあん。


水の彩 なるほど、と納得の命名。色とりどり3色の餡がガラスのような寒天越しに輝いて美しい。


葛まんじゅう、夏木立 川面に映る青もみじのイメージが浮かびました。予約電話の際、おススメされたお品物がコチラ。他店の葛団子よりもなめらかさと丁寧さが上回っている。午前中、お店で和菓子教室を開催されていたそうで、この葛まんじゅうは本日のお題だった物とのこと。


どの菓子も他店より甘みが強いと感じました。それは、お茶といっしょに食すことを前提にして作っていることと夏のお菓子なので冷やして食べることを想定して甘味を強くしているのかと想像します。


実直そうなご主人同様に正統派生菓子の甘楽花子(はなご)さんでした。また違う季節に伺いたいです。
つづく:明石で蛸づくし 】
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2 Comments

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ふわり♪  

2018-10-19 09:56

落雁に続いて和菓子。むむ?これを読んで以降、長らく考え込んでしまいました。こにゃくうさんは、もしやお茶を嗜まれていらっしゃる?
今や洋菓子も和菓子も自ら買う気にはちっともなれないのですが、この食への意欲低下はいけませんなぁ 明日から長崎。美味しいものを探してみます。

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こにゃくう  

2018-10-19 23:41

> ふわり♪さん
お茶好きです!
自宅で点てることはすっかりしなくなっちゃいましたねー
実家にいた頃はお茶を習っていましたが…もう遠い昔だ~

京都の菓子司の上生菓子が大好きなんですよー
気になるお店を順に、ちょいちょい買ってます。
私も洋菓子は買う気になれないです。

ええ~
次は長崎ですかー、いいな~~
私好きな町です!食べ物おいしいです。過去3回行ってますけどまた行きた~い!

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