2018年7月11日(水)
サンモリッツから乗車した氷河特急。8時間かけてツェルマットを目指しています。
ですが、我らの車両は特急であるがゆえに窓が開きません。必死に必死に写しても、ガラスの反射が写り込むという悲劇w
故に当記事は、いろーんな物が写り込んだ画像をお届けします!快適な1等車両だったけどそこが惜しいよねえ。(特急じゃなくて普通列車に乗れば窓が開きます)
全線270㎞のうちで291もの橋を通過しますが、その中でもっとも有名な橋がランドバッサー橋。サンモリッツを出発して約1時間でランドバッサー橋を通過するとのことなので、その時(たぶん一瞬w)をどう眺めるか、どう写すか、と全乗客がワクワクしている状態。
キターーー
ランドバッサー橋。橋脚の恐るべき高さ。なのに、石積みが美しい!
険しい岩の渓谷に、この優雅なデザインの橋を架けるセンス。スイス人、ブラボー。
これを造ったのが1902年というのも驚きます。
必死に撮って以上の3枚がややマトモな画像という事態ですが、ご笑納くださいw
野村不動産プラウドのCMで見て「すごい橋だなー、行ってみたいな」と思っていました。ステキなプラウドのCM動画はコチラ↓
ランドバッサー騒ぎが終わり、ホ~~ッと力が抜けたところで・・・ビール、行こうか!
乗り込んだ時から気になっていたBAR車両にトツゲキです♪
スイスビールのひとつ、カランダ(5.1CHF)苦味が勝った味がすっかりお気に入りに。
ランドバッサー橋は美しかったね、とカンパイ。

座席を離れて、場所を替えることができるバー車両はいいな。(スナックはビールを頼んだらコペルト的に提供してくれたもの)
座席に戻ったら、お土産の車内販売中。氷河特急の車内販売ワゴンには、ヤギの一種シュタインボックのリアルなぬいぐるみが括りつけられているのがあるらしいけど、我らのところにやってきたのは素なワゴンでした。残念。
併せてテーブル上にランチタイムのセッティングが置かれていきます。予約すると車内でランチがいただけます。(我らはツアーなのでランチ含みで乗ってますけど)
添乗員女子さん「もうカトラリーが並んでいますがお料理はすぐに来ませんからね~。だいたい、ここから1時間後かしら(笑)」
じゃ、ワインいっちゃお。白ワインをボトルでちょーだいね♪(39.5CHF)スイスで飲んだワインはどれもハズレが無かったなあ。
列車スピード同様、サーブのペースもゆっくり。でも8時間もあるんだし、急ぐ食事なんて野暮だよね。ワイン飲んでこんな景色を眺めていられる時間は大切。
メインのビーフストロガノフ。添え物としてヴィシー風にんじんのグラッセ。カロリンライス・・・とのこと。
見た目、学校給食ですけどw味はよかったですよ。美味しくいただきました。
ですが、黙っていると盛大に盛られてしまうので、残したくないワタクシは「ちょこっと!ちょこっとにしてね」とお願いしました。(英語通じます)
それでこの量です。食べ切る自信がない方は少なめアピールを。
お食事は少な目めでもワインは多め希望(笑)もう1本いっちゃってます。(41.5CHF)
最後にデザート。ティラミスだったのですが、チーズを選ぶこともできます。スイーツ苦手派には嬉しい配慮。もっちろん、チーズだよ~!
乗車して約4時間経過。行程の半分になろうか?という所でしょう。お腹いっぱいでワインだって2人で2本も飲んでいるのに、ちっとも眠くなりません。スイスの景色が飽きることないからに違いないわ。
≪ 2019年4月2日追記 ≫
2019年3月、氷河特急に1等よりもワンランク上のシートが登場しました。「エクセレンスクラス」飲み物、食べ物などオールインクルーシブ。乗ってみた~い車両の窓が反射しないガラスにグレードアップしてたらまさにエクセレンスなんだけど・・・ムリだろうなあ。
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