2018年7月11日(水)
旅行社パンフレットを見てひとめ惚れしたホテルです。
是非このホテルに泊まりたいよね、というのが
今回のスイス旅の動機でした。クルムホテル・ゴルナーグラート
2005年に改装しているけど、創業が1909年だっていうしさ。建ってる場所が標高3100m。日本だったら山小屋しかない場所でしょ?多少の不自由は甘受しないといけないホテルかも・・・と覚悟はしていました。
でも、ショップあるし、エレベーターもあるやん。内装も新しくてキレイです。全22部屋。
途中、ツェルマットやゴルナーグラートに関する写真集や雑誌、
旅行情報誌が読めるコーナーがあります。滞在中、この一角がずいぶんと気に入りました。(るるぶのゴルナーグラートのページを破ってパクった日本人は誰ですか?先生怒らないから手をあげなさい
)
廊下にある客室案内表示。4633号室や4634号室・・・いや、そんなにたくさんの部屋があるわけではなくて、周辺の山々の標高が部屋番号になっておるという、いわばシャレですねw
ワタクシとオットの部屋は3934号室。ビッチュホルン・・・っていうお山でした。
をを~♪
白を基調に木目の家具がスイスっぽい。ナチュラルテイストな内装でステキじゃない!
広さは無いけど、これなら全然おけー。大型ホテルではないのだから、専有面積は譲歩しないとね。(15平方メートルです)
テレビ有ります。客室でもフリーWi-Fi使えます。ポットあります。お茶のパックあります。無料のお水あります。山頂なのに完璧だー!(冷蔵庫ないのが唯一惜しいな)
肝心の水回り。アメニティは最小限。ヘアードライヤーあります。タオルドライヤーあります。広くないけど不自由は感じませんでした。
バスタブは無く、シャワーブースだけです。でも水圧も問題なしでした。(ホテルの塔にあたる部分にある部屋、ジュニアスイートにはバスタブがあります)
ベッド脇の壁。部屋の名前であるビッチュホルンの等高線がステキにデザインされた壁絵になっています。これがビッチュホルンかー。そんな山初しりでしたけどw
驚いたのが、山頂部分に貼り付けられている小石。実際にその山のサミットに登って採ってきた!すごいわー。22部屋だから、それぞれの22の山から採ってきたのね。
ビッチュホルンが登場する書物の一文も、インテリアのひとつに。日本語が表記されていてありがたい。それだけ日本人が泊まりに来るってことですねw
ビッチュホルンが滞在中の我らの山だ。4000m級の山がたくさん連なる中でも、特別な山に感じてきます。
ちなみに、これがゴルナーグラート展望台から見た我らのビッチュホルン。ちょっと遠い(笑)
真ん中やや右寄り、シュッと美しく三角に尖った山です。
センスある遊び心のホテルで意外でした。さて、肝心の部屋からの眺め!
2泊あるんだからね。眺めるわ。眺め倒すわwツェルマット駅前でチラ見のマッターホルンに感動していたワタシに「上に行ったら全部見えますから~」って添乗員女子さんが言っていたのはコレかー。
赤丸がビッチュホルンの部屋。我らツアー民は無事に、全員マッターホルンビューの部屋でした。(旅行パンフにはモンテローザビューの場合もアリ、と但書きがあった)
ところで。我らの4部屋右、Dent Blanche4357号室に割り当てられたご夫妻がいらっしゃいました。
「なんだが我が家だけ良い部屋が割り当てられちゃって・・・申し訳ないからちょっと部屋からの景色を写真にでも撮ってください」と、ご主人が恐縮しながら勧めてくれました。
まあ!どんなお部屋かしら。野次馬こにゃくう、失礼しまーす。
ほんと!このお部屋すばらしいです。我らのビッチュホルンは腰高窓ですが、こちらは掃出し窓で、そのままバルコニーに出られます。
そのバルコニーも広々しているから、マッターホルンと対峙しながらゆったりお茶など楽しめそう。山々だけでなく、満天の星空も座って眺められますね。(深夜の星空は必見です)
翌朝、朝焼けを見に宿泊者たちが展望台にやって来ましたが奥さまはこのバルコニーがお気に召したようで、お部屋でモルゲンロートを堪能されたそうです。
外から見ると、この部屋だけにバルコニーがあるのが分かりますね。
個人で宿泊予約するならバスタブ付きでマッターホルンもモンテローザも見えるジュニアスイートが最高ですが、Dent Blanche 4357号室指名もアリだと思います!
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