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京都のうまいもん

京都キメラ@祇園南側のリストランテ

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2018年8月某日(土)

今日は大阪住まいのムスメと夕食の約束です。


オットとふたりで東京駅から夕方の新幹線に乗りまして・・・
待ち合わせは京都です。
今宵もカッポーが等間隔で着座している鴨川。
四条大橋を渡り、東に向かいます。



「お店はママが選んでいいよ」
というムスメのありがたいお言葉。
何軒かリストアップした中で
ムスメが選んだのは、八坂神社近くのイタリアン



リストランテ イタリアーノ キメラ
前から気になっていたお店ですが
なかなか行くチャンスがなかった京都キメラさん。
ムスメよ、選んでくれてありがとう。



ムスメ、小中学生の頃ドラクエ好きだったから
この店名に惹かれたのかなー?
(本来はギリシャ神話の怪獣であり、生物学的には異質同体なんだけども)



京都町屋改装型レストラン。
外からはお店の様子は伺えません。



脇に小路があり、エントランスはその奥。
観光客が行き交う祇園さん界隈の賑わいから
静かな空間へ誘う仕掛けですかね。



1階はウエイティングの空間なのかしら
グランドピアノとソファー。
ワインセラーとトイレがあるだけで
ダイニングはすべて2階のようです。



4人掛けテーブルが6卓。
(別途個室もアリ)
天井が高く、スタイリッシュな内装でいいネ。
カラーが抑えられていて
視覚に飛び込んでくる色はグラスのブルーだけ。




今日の夕食は
ムスメのお誕生日が近いので
そのお祝いディナーという趣旨です。



めでたい夕食は
バーン!とね。
ディナーコースは1万円と1万5千円ありますが
迷わず1万5千円でお願いします。



最初の皿からドーンと豪華食材だわ。
巨大な岩牡蠣 
(そもそも岩牡蠣は大きいけどひときわデカい)
食べやすいようにカットされた岩牡蠣。
キャビアが乗っております。



ケチっていない量のキャビアでうれしいw
そこに胡瓜とオリーブが加わっているから
まぜまぜして一緒に口に放り込もう!

ムスメが成長して
岩牡蠣だろうがキャビアだろうが
好き嫌いなく何でもおいしい!と言って食べる子に育ってくれて
こんなに嬉しいことは無い。



2皿目、オマール海老ですね。
パン粉でグリルしてあります。
可食部分が少ないこーいう海老はテンション下がるのですが
そーいうケチ臭いことを言ってはいけませんね、そうですねw



海老の周りに華やかに並ぶのは
プロシュット、焼き目が美味しそうなポレンタ。
中央のジェラートはトウモロコシなんだ。
ねっとりしていて面白い食の体験。
突刺さっているのは玉ねぎの葉っぱ。

お皿全体的に塩分物足りなく感じたのだけどね。



本日の白ワインはコレ。
オットにテキトーに選んでもらった。
価格、味的に問題なかったので
同じワインを2本いってます。



ムスメ 「このフォカッチャ、美味しいね。無限に食べられる」
たしかに。
遠慮なくおかわりさせていただきます。




3皿目:サザエ登場。
日頃見るサザエとは
大きさが格段に違う!
岩牡蠣も巨大だったけど
このさざえは、5年や6年は育っているサイズだよ。



サザエの大きな洞穴を器にして
万願寺唐辛子、赤パプリカ、海ぶどう、椎茸、からすみ・・・
などが仕込まれています。
ソテーして加熱後なのに尚も大振りなサザエ。
満足~!



「次はコチラを使ったパスタです」
お店の方がお披露目してくれたコレは
くちこ
ナマコの卵巣の干物・・・といったら
美味しそうには聞こえませんが
日本酒アテにすばらしいし、何より高価な塩干。



4品目:イカ墨のパスタ
くちこのトッピング



くちこの塩分と旨味で食べるパスタ。
炙った魚、これは鱧かな?と思う。
共に和えてある黄色いトマトソースの酸味が効果的。
塩味と酸味、イカ墨のコクで
美味しくペロリ。



5品目:松茸とうさぎのリゾット
リゾットが緑色なのは枝豆ゆえ。
マイルドな味のリゾットだね、といった感想。
松茸は、
まあ・・・香りはソコソコでしたけどw



二重構造になっているこの器。
とても保温性が高くて欲しくなる。
どこかで売ってないでしょか?




6品目:鴨とフォアグラ
添えられた人参はピクルスになっています。
こってりな鴨、フォアグラに酸味の効いたピクルスはいいネ。



ローストされた鴨肉の上に乗る、
四角いバターかしら?の物体がフォアグラです。
ちょこっとだけどバランス的にはこの量でちょうどよいかもね。
厚めにカットされた鴨は噛みごたえアリ。



お料理ここまで。
デザートとお茶で終了です。



ぶどうのジェラートに3種のぶどうが添えられて
中にマスカルポーネだったかリコッタチーズだったかのジェラート
デザートになると急激に興味が薄れるので
記憶が・・・(笑)



アールグレイと共にやってきた焼き菓子。
オレンジの皮の焼き菓子とジェリーだったな。
クリーム状の重たいデザートじゃなくて助かった。
ワタシでも食べられました。




初めて行くお店はいつも緊張いたします。
京都だしな~
お店のヒトがこわかったらどーしましょー
とか思うわけですが
キメラさんのスタッフは穏やかでむしろ気さく。
フレンドリーに会話を進めてくれて
そこはやはり関西。
気取る必要なし、って感じで即お店に馴染めました。



お上品な上方のお客様の中で
アズマエビスな我らは浮かないかしら?
それも杞憂で
お店の構造のせいなのか、または関西人のノリの良さなのか
ダイニングは始終大きな声の会話が響き
むしろ我らの声がかき消される勢いでしたw
(ムードよく食事したいカップルには気の毒かも)


※1万5千円のコースにしたわけですが
高級な食材(キャビア、松茸、フォアグラなど)の使用に差があるだけかもしれません。
1万円コースでもキメラらしさは味わえると思います。

※本日の会計:15000円コース×3 アクア500円×3 レモンチェロ800円×1 ドラフトビール700円×2
白ワイン9500円×2 サービス料10% 6770円 TAX5957円=80427円



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8 Comments

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週末自遊人  

2018-11-07 23:23

安っ!いちまんごせんえん!
贅沢ですが…お得感バッチリ!
さすがです。。。

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mako  

2018-11-08 00:29

京都はステキなお店が、いっぱいありますよね

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ふわり♪  

2018-11-08 12:02

す・すみませんっ 関西人、確かに声が大きいと思います。みんなオチを探しながら会話するせいで、きっとハイになっていくんだと分析しております
贅沢な食事ですね~ でも、長崎、沖縄と続いた私、気づくと服がきつくなっています。粗食でやり過ごさねば~

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まんち  

2018-11-08 14:42

さすがこにゃくう家。
美味しいものとお酒には糸目をつけませんね~~。
八坂神社のかなり裏手にクラシックな洋館があって、数年前、そこのカフェでお茶したことを思い出しました。京都はそそられるお店がいっぱい!

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こにゃくう  

2018-11-08 17:36

> すーさん
ムスメの誕生日お祝いだったのでオットの財布はゆるゆるに緩んでおりました。
ムスメには時々しか会えないので、オットとしては一緒の時は好きな物を食べてもらいたいのでしょう。
それに便乗して贅沢させてもらいました。
エンゲル係数が異常に高い家計でございます。

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こにゃくう  

2018-11-08 17:45

> makoさん
京都だいすきです。
オイシイからねー
でも仙台もおいしいお店がいっぱいで魅力的!大好きです。

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こにゃくう  

2018-11-08 17:45

> ふわり♪さん

>みんなオチを探しながら会話するせいで

ホント、そんな感じでしゃべってますよね(笑
関西人のこのマインドって大好きです~
ムスメもあちらの洗礼に遭って苦労…というより、毎日感心しきりだと言ってました。
私も粗食にしなきゃ~
このところ外食のネタがうず高く堆積してしまって・・・
食い物記事ばっかりつづいてスマンことです!

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こにゃくう  

2018-11-08 17:52

> まんちさん
食べ物と酒に傾ける熱量の高い夫婦です。
二人そろってくいしんぼうなので手が付けられません。
誰もストップをかけてくれない事態です。

あ~!
長楽館ですねっ
私はスイーツにはまったく興味ないので今まで行ったことが無かったのですが
先月、高校の友人グループで京都に行った時に長楽館でお茶しました(まさに私だけは紅茶のみw)
手入れが行き届いたすばらしい空間でお値段以上のひとときでしたー
あそこ、いいですよね

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