2018年7月13日(金)
ツェルマットはガソリン車の乗り入れができない町なので、隣駅のテーシュからツアーバスに乗るよ。
ああ、今日も
スイスは晴天だな。
あたしの晴れオンナパワーは神業レベルだな、とかなんとか。ひたすら車窓を眺めるひと時。
真夏なのにサンタクロースの看板があるなあ・・・(しかもペラくてしょぼいw)
「ここはザンクト・二クラウスという村です。その名にちなんでサンタの町で売ってます」(添乗員女子さん)
まあ、諸説ありますよねw
そんなこんなで車窓を眺める1時間の乗車。ゴッペンシュタインという駅に着く。
鉄道が敷かれているのだが「車ごと乗る列車。我らの場合はバスなのでバスごと乗る」のだ、と添乗員女子さんが言う。
てか、こんな道路標識、日本で見ないからw
ちょうど向こう側からカートレインなる列車が到着したので観察。
ほんとだ!まるでカーキャリアカーかカーフェリーのように、列車に車が整然と並んで積み込まれている。
駅に到着すると、貨車からゾロゾロと車が出てきます。この様子はカーフェリーから降りる車と同じ状況ですね。
我らのバスの乗り込み順番がやってきました。フツウの乗用車たちはサクサク乗り込めていますがバスだと左右の余裕、ほぼ無し!って感じ。係の人が、ドライバー氏を誘導します。
車体を擦りはしないかと、固唾を飲むツアー民。全員、前のめりになり妙な緊張感が車内を支配します。
幅狭い上に、貨車の造作が雑でテキトーですっ
我らの運転手さんがのろのろと進んでいると、反対列車の車の人々が「うわっ!バス、スゲー」みたいに驚いて写真撮られてワロタw
指示された位置に着いたらエンジン停止。サイドブレーキだけで、その他の固定装置はありません。列車で運ばれている間、車外に出るのは禁止です。(当たり前かw)
これはレッチュベルク線という鉄道です。スイスにはアルプス山脈がどーんと横たわっています。 車で山脈を縦断移動するにはどうすれば?
標高2000m超の山越え道路を通る?「冬は凍結と積雪で無理っしょ」
山脈を迂回するルートはどう?「どんだけ時間かかんねん!」
じゃ、アルプス山脈にトンネル掘ってさ、鉄道を通すの。それに車を乗っければおっけ!
・・・ってことでこーなったのだと想像します。
スイスなら、アルプス山脈に穴をあけて
高速道路を造りそうなものだ。けど道路トンネルに必須の排煙塔をどうする?それを造るコストと手間を考えたら、列車にしちゃった方がいいよね。うん、地球にエコでもあるな。 これが1913年開通のトンネルだというのがまた驚きだよ、スイス!
真っ暗なトンネルを抜けるのは20分後。速いし、合理的なシステムだね。
カンデルシュテーク駅にでました。こちらも文句ない晴天。
海外を旅する醍醐味。美味しい物たべて、見たことない風景見て、他所の国の人と触れ合って。それだけでも十分好奇心が満されるけどさ。自国にはない仕組み、カルチャーなどに出会うと「は~あ、世界は広いし面白いなあ!」と感心するよ。
なんかきれいな湖見えてきた!トゥーンがもうすぐなんじゃない?
本日のここまでの行程、こんなん
- 関連記事
-