2018年7月13日(金)
バスごと貨車に積み込まれるカートレインを降りて後、40分ほど走ってトゥーンという歴史ある町に来ました。
駅舎が立派です、トゥーン駅!ここまでずっと2000m越えの山の中を旅していたので、トゥーンの都会っぷりが眩しいですっ
Wikiによると「スイス11番目の都市」と。11番目って都会なのかどーかビミョーなところですが、デパートあるし、車いっぱい走っているし、文明のニオイします(笑)
歩いている人の服装がアウトドア対応じゃないのがもはや新鮮。
ここはトゥーン湖の西端の町。インターラーケンまでの遊覧船が出ています。「お昼は遊覧船内でいただくランチクルーズです。でも、早く着いたので乗船時間まで1時間ちょっとありますね」(添乗員女子さん)
しばしの時間ができたので、オットとこにゃくうさんはトゥーンの町を速攻でひとめぐりします!
トゥーン湖から流れ出した水がアーレ川となり、町の中心を貫いています。お花が飾られた屋根付き橋がロマンチックだ~。てか、お兄さんナニしてる?
ここは、湖から流れ出る水流をコントロールしている水門です。けっこうな勢いで流入しているんですよ~。それに乗っかってサーフィンをなさっている。橋の上にはぎっちりの見物人ですが、彼、怯みません。楽しそうに波と戯れてます^^
もう一ヵ所、中心部から外れた別の水門の光景。見物人が集結して「がんばれ~」(たぶん)とか「行け~!」(たぶんね)とか大声援が上がっています。
なに?このふたりの兄さんガシガシ泳いでる~。7月とはいえ、水はめちゃくちゃ冷たいのでは?向うの兄ちゃんはウェイクボード的にロープを張って、波に翻弄されて楽しんでる~。おもしろそうだ!
パドリングのにーちゃんも参戦。スイス、海ないもんねえ。サーフィンとか波の遊びをしたかったら、これが一番手近なのかもね。
短い短いスイスの夏を、なんちゃってウォータースポーツで遊びたい、という情熱!
日本だったら、速攻でおまわりさんが来て署に連行だろうなあw
運河沿いから高台を見上げると、お城が見えました。トゥーン城。12世紀のお城だって。行ってみよう!
雰囲気が良い旧市街。オーベレハウプト通り(Obere Hauptgasse)に行くと、お城に通じる道があるよ。(偶然、地図無しで自力で見つけた行き方です)
お城への近道は・・・ハンマーとフォークがクロスした看板のレストランが目印。
下から3段目。Schloss Thun。トゥーン城、って矢印が出てます。ここからの階段道がちょっとステキだった。
町の人々の生活道路のようなのだけど、いつからあるんだろうな、この階段道。
石段の表面はずいぶんとすり減っていましたもの。
をを~♪「なんかさ、永平寺の回廊みたい!趣あるな~」
「いや、これは長谷寺の屋根付き階段、登廊に通じるものがあるよ!」すみません、比べるものがジャパン基準でw
屋根付きステキ階段を昇ると分岐点。教会へ、と書いてあります。ちょっと寄ってみよう。
うわ~!良い眺め。トゥーン湖越しにベルナーオーバーランドの山々が真正面じゃん!
お城と並んで、教会も良い場所占拠してますわね。(失礼な。占拠じゃないw)
峰つづきに歩いて行くとトゥーン城はすぐそこ。3分ほどの距離です。王様と教会の親密さを感じます。
この教会、とっても立派。あまりに立派なのでこれがお城か?と勘違いしたわ。
トゥーン城、こちらです。まさに中世のお城、って感じ。とんがり尖塔が白雪姫っぽいぞ。
城内の見学もできるのですが、残念ながら時間も無いしね、ここに来れただけでまあいいか、と。船着場に向かって下山です。
チラチラと覗き見したところでは、お城をリノベしてレストランと宿泊施設にしているようです。ちょっとステキっぽかった。このトゥーン城ホテル、アタリかもしれませんよ。
さて。アーレ川沿いの船着場に戻って来ました。トゥーン駆け足ひとめぐり散歩は終了。ランチつきクルーズ船に乗り込みます。
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