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東京のうまいもん

天麩羅-おばた@東京・銀座

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2018年12月20日(木)

ザギンで天ぷらw


銀座でも7丁目。
先導するオットは飲食店ビルの地下に降りて行く。



今晩のお店は
左隣のお寿司屋さんと入口を分けあっているかのような
狭~い間口です。



店内に入ってみると
狭さはマックス。
狭すぎて引いて写すことができない事態w
扉を開くと即カウンター。
お席は4つしかありません。
そんなわけで↑はHPよりのいただき画像。




いきおい、大将との距離がめちゃ近いです。
今は4席セットされていますが
最大5席まで用意できる、と仰る。
矮小店舗です。
(他に個室アリ)



2017年11月にオープンしたばかりと仰る大将。
設えも器もセンスあるしステキです。

この日は2時間滞在していたのですが
お客はワタシとオットの2名だけで
(他のお客様の予約は更に遅いだった)
最初から最後まで大将を独占です。
また、フレンドリーでソフトなお人柄ゆえに
緊張もほぐれ、満足なディナーとなりました。



まずはバーン!と
今日、揚げてくださるネタをお披露目くださる。
うわっ
美しい食材たち。
(夜は15000円コース一択です)



対馬の車海老、バーン!


元気に泳ぐあまごちゃん。
ごめんよ~
おいしくいただくよぉ・・・



天麩羅を揚げていただく前に
数品、お料理が提供されました。

「トリュフ、雲丹のせ 茶碗蒸し」



「生ハム、わさび菜のサラダ」
ナッツ類のドレッシングが美味で惹き付けられます。


「厚岸産生牡蠣」
これは厚岸牡蠣としてはまーまー、かな。



先ほどの車エビさんの足部分。
後ろに隠れているのは
芹の根。
仙台で芹鍋に使われる、芹の根っこですね。
苦くて野趣を感じる芹の根、好き。
添えられたカラスミ塩が美味しい!
この塩だけで酒イケます。



「軍鶏と生姜、蓬麩の土瓶蒸し」
いろんな具材がぎっちり詰まっていて豪快。



天麩羅に使うお塩が3種出てきます。
左から
「白トリュフ塩」 野菜類におススメ、と言われたのだけど
一番気に入って何にでも使ってしまったよ~
そして
新潟 「花塩」、淡路 「藻塩」はお魚類に、と。



こーなったら日本酒だねっ
おばたさんの日本酒ラインナップは文句なしに我が家寄り。
ばんざーい!



酒器もかわいいですよ


ここから天ぷらのスタート。
まずは車海老をレアに揚げて。


次の1尾はディープ揚げ。
ぴ~んと起立してるでしょ。
レアとディープ
それぞれの味と食感の違いが楽しい


「白魚と万願寺唐辛子」
サクサク・・・
生姜と醤油で食べます



「アスパラ」
この時期、国産は細いアスパラしかないので豪州産、とのこと。



細くてシュッとした「人参
(京人参と仰ったかも)
人参は油と合いますね



「白ごぼう」
って初めて食べました。
牛蒡好きとしてはアクがほとんどないのは物足りない感があるけど
そーいう品種なのでしょう。
甘味が強くて繊維が少なく感じました



コレ、「玉ねぎ」
酒盗を添えて食べてという提案



「氷下魚(こまい)一夜干し



「目光(めひかり)」
目光がこんなに脂が美味くて天ぷらに合う魚とは知らなかった



「島根県産 白烏賊」
おばたの大将が揚げる天麩羅は衣が薄い。
食材の姿が透けて見える天麩羅って美しいと思う。
かといって衣が物足りない訳ではない。
アスパラも人参も目光も
上質なレースを纏ったようだ。



「お客様にはたくさん召し上がっていただきたいですからね。
衣が多いとお腹いっぱいになってしまうでしょう?」
デリケートな衣具合のテクニックの高さ。

再びおつまみ類登場。
「ながらみ」
ワタシもオットも大好物です!
「私も好きで、市場で見かけるとつい、買ってしまいます」 (大将)



「のどぐろに百合根の餡かけ」
コレ、超絶おいしかった!
こっくりしたのどぐろ。
百合根餡のとろみもその出汁の味もパーフェクト



嗚呼先ほどのあまごちゃん・・・
ありがとう、美味しくいただきます。
ねえ、このあまごちゃんの衣の薄さよ!
姿が見えるもの。



「天然の舞茸」


「鮪中トロに山芋かけ&いくら」
このちょこっとの量がありがたいです。
多種食べたいから



「北海道 噴火湾のほたて&キャビア
中がレアなのはてんぷら屋さんでは定石ですね



「ふぐ皮の酢の物」
色とりどり、吹き寄せ風

天麩羅以外にこういう割烹料理がつぎつぎと提供される点が
非常に我ら夫婦の好み。



「アマダイ」を鱗揚げで
松傘揚げとか言うんですかね?
甘鯛のうろこが油でパリパリになったアレ
オイシイですよねっ



穴子しかも、「めそっこ」
めそっこ、って穴子の若魚のことをそう言うそうです。
ワタシ、穴子好きとかヌカしていながら
「めそっこ」
って初めて知りました~
勉強になりまつ



いったい何品提供いただいたのだろう?
無限に食べられそうな美味しさだったけど
最後の「天茶」で〆です。
かき揚げといくらで最高に美味しいので
出汁を掛けるのを忘れてしまいそうになる



こちらは顧客の指紋承認システムになっておる。
エントランスで指紋登録させていただき、
大将にお見送りいただきました。
ごちそうさま。
リピしたい店がまたできてしもーた。

<本日のお会計>
15000円コース×2
生ビールと日本酒を満足するまで飲んで
ジャスト5万円




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2 Comments

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ふわり♪  

2019-01-13 09:37

この量はいただけない気がしますが、ランチなら狙いたい!
衣の薄さは真っ先に気づきました。すごい魅力的です。
トリュフ塩、アルベロベッロで買ったものがまだ一瓶あることを思い出しました せっかく美味しいのに活用せねば~

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こにゃくう  

2019-01-14 05:29

> ふわり♪さん
>衣の薄さは真っ先に気づきました
ありがとうございます。気付いて下さいましたか!衣の薄さって大事ですよね。
まったく胃にもたれず、いくらでも食べられちゃう天麩羅でした。
トリュフ塩はあの「陽子土産店」で買われた瓶ですね。
トリュフ塩って食品は、おばたさんでの遭遇が私は初めてかも。
香りが芳醇でして、豊かな香りってーのは旨味と同等の役目をしてくれるんだな、と感じました。
無限に舐められそうでしたw

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