2018年7月14日(土)
スイスの人気観光地、クライネシャイデック。
19時過ぎに登山電車が終電になると一気に静か。ベルビューデザルプ宿泊者だけの空間になります。
昨晩と同様、
2夜目の今日もホテルのダイニングでお夕食です。優雅なテーブルセッティングと気が利くホール担当男子で、滞在中は朝食も夜ごはんも楽しみでしたよ。(昨晩のディナー&今朝の朝食)
テーブルに飾られたこの高原のお花たち!これら、ぜんぶ今日のトレッキング最中に遭遇した花たちばかりだわ。濃いピンクのアルペンローズはユングフラウの雪に映えたね。黄色いキンポウゲの仲間もいっぱい咲いてたよね。
ワタシとオットはツアーを離脱して、好き勝手にトレッキングを楽しんだのですけど、ツアーのみなさんが歩いたメンリッヘン~クライネシャイデックコースも満足のハイキングだったようです。・・・というようなおしゃべりをしながらの夕食です。
こにゃくうさんチョイスのサラダ。標高2000m超のホテルですがフレッシュなお野菜が豊富だったのがみなさんにも好評でした。ただし、並んでいるアイテムは昨晩と同じ。
本日のスープ。カプチーノのようなスタイルのマッシュルームのスープでした。これが、もう!濃厚な濃厚なマッシュルームの香りふんだんの液体で「おいし~い!」とテーブルの全員で唸った逸品。昨晩のコンソメスープも超絶美味しかったし、このホテルの厨房のレベルは間違いがない。トラディショナルなメニューであるのが、ホテルの雰囲気に合う。
メインは鱒かビーフ、と選べたのですがワタシもオットもビーフ。(スイスの鱒はそろそろ飽きたかな~)フィレを上手に焼いてくれています。食べ切れる量だしね。昨晩同様塩分少な目、というイギリス流味付けです。塩味は各自で付けるのが英国流なので遠慮なくぶっかける。
重くないデザートだったので無事に完食。
100年越えの歴史があるものだから、設備が非常にクラシックなホテルです。特に客室のバスルームの使い勝手の困難さはワタシのホテル体験歴に忘れられない爪痕を残しましたよw(クラシック過ぎるバスルームの記事コチラ)
このホテルには2泊したのだけど、ほんと2泊できてよかった!と今でもオットと話題に上ります。1泊で立ち去っていたらこのホテルの本当の良さは理解できず、単に古いだけで不便なホテル、で片づけてしまっていたかもしれません。
また今晩もあの気を遣うバスタブで入浴するのだ!あの、ギシギシ床が鳴る部屋で寝るのだ!それが19世紀の旅行者の追体験をしているようで、いろいろイメージが膨らむのですよ。変ですかね~?
2晩目の夜がふける頃には№45のお部屋がかわいく思えてきています。このクラシックな薔薇の壁紙も、いつの物だか不明な古いテーブルもかわいいゾ!明日の朝、立ち去りがたく思うだろうな、ということが容易に想像できるのでした。明日はここクラネシャイデックを発ち、グリンデルワルト経由でシャモニーに向かいます。シャモニーが、この旅最後の宿泊地です。
<おまけで旅行中の吟次郎くん>
ペットホテルさんから報告のメールが。
『すみません。吟ちゃんのお気に入りのベッドが一番上の段に入れてたんですが、朝見たら一番下のトイレに入っていて破れてしまいました。本当にすみません』
あちゃ~
ベッドのことよりも、こんなに荒ぶってしまった吟ちゃんのストレスが心配だ~
『吟ちゃんは変わらず元気です。スリスリしてグネグネしてます』(ホテルスタッフさん)
げ、げんきで食べて出してくれていたらいいんですけど。「早く迎えに来ないともっと悪いことしちゃうゾ!」って言ってますよね、吟王子。ゴメン!
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