2017年10月31日(火)
湯めぐり帖利用で乳頭温泉郷7宿中、4宿の湯を巡った後。そろそろ今晩の宿、鶴の湯に行きましょう。
日帰り入浴客が立ち去る15時以降は、宿泊者だけの静かな湯宿になります。ネッ!イイ感じの山の宿でしょ?
これは↑朝10時に宿に到着した時の画像。日帰り入浴にやってきた人たちで喧噪の鶴の湯です。半分はアジア系の旅行者。声が大きいし、容赦ない動きをするので圧倒されます。あの人数が入浴したのなら、15時までのお風呂は激混みだったろうと思われます。
秋のすすき。湯小屋にランプが燈って。夕方の今はすっかり静かです。
煙突からの煙。絡まる紅い蔦。夕方の灯り。たまら~ん♪
宿泊棟はいくつかに分かれていて、これがワタシ達が予約した「本陣」。全部で7室並んでいますが6号と7号はお食事処なので、客室は1~5号の5部屋です。
「本陣」と向かい合って建つ棟のひとつがコチラ「二号館」。トイレ&洗面所共同で、和室が並んでいるそうです。
もう一棟「三号館」が並びます。こちらも和室でトイレ、洗面所共同スタイル。湯治場の雰囲気で泊まれます。お値段は2食付で1泊 8790円とリーズナブルな価格設定!他にも「一号館」「新本陣」「東本陣」といろんなパターンの客室があり、全部で35室です。
受付はこちらの渋い事務所棟で。オットは「本陣の1号室」指定で予約したのだそうです。1号室は一番端なので、片側が窓である点が指定した理由です。隣室の声も聞こえちゃう構造の本陣だから、せめて片方だけでも隣室がない部屋を、と思ってのことだと思います。
コチラが本陣1号室。お宿の方が案内してくれたのですが「ご予約いただきましたが、先程様子を見てみたら1号室はことのほかカメ虫が多くて・・・せっかくの1号室ご指定でしたが、隣の2号室が空いています。よろしければ2号室の方が虫が少ないのでいかがでしょう?」という申し出がありました。
一瞬、どーする~?と、オットと顔を見合わせましたが、せっかくのアドバイスなので2号室に変更しました。いや、ワタシは虫かなり平気なヒトなので(←変)「大丈夫なんじゃないかな~」と思ったのですが、オットはイヤだったみたい(笑)(片側に隣室が無い分、1号室にはカメ虫が侵入しやすいそうです。季節によります)
こちら、本陣2号室。わーい!あこがれの囲炉裏がある~。到着に合わせて火を熾してありました。ランプのオレンジの灯りがいいなあ・・・
洗面所も趣あるし、何より部屋に付いているだけでありがたい。
ウォシュレット付きのトイレ。清潔だし、まさかこんなに設備が整っているとは思わなかったので、こにゃくうもオットも驚いています。
テーブルの上。カメ虫に立ち向かう為の戦闘用具が。殺虫剤とガムテープ。オットがせっせと捕獲してくれましたよ(笑)灰皿が置かれていたのが意外。喫煙可なんだね。火が出たら一瞬で灰になりそうな本陣ですのに。
「生あん もろこし」という聞いたことが無いお菓子が置かれていました。ほろほろな食感の餡で、甘さが薄めでおいしかったな。あと、Wi-Fiあります!コンセントは少ないので暖房器具用のコンセントを抜いて使ったりしました。電源タップを持参すると助かるかも。
大事なのはコレ。貴重品はこの袋に入れて事務所に預けます。お部屋にセイフティーボックスなんて無いです。
それよりなにより、部屋には鍵が掛からないのだから!こーいう棒があって、コレを入口の引き戸に斜め掛けして鍵代わりにする、という画期的なスタイル(笑)心張棒っていうんですか?(つまり、二人ともお風呂に行くと無施錠になります)
これは翌朝の話になりますが、ワタシが一人で部屋にいたら、引き戸を開けようとする人物がいてたまげました。外に出てみたら宿泊客じゃないアジア人の観光客で、見物なのか?日帰り入浴なのか?に来た女性。ゼスチャーで「室内の写真を撮りたい」とアピールされたw ムリだからソレ(笑)
心張棒は大事です^^;
お夕食も部屋の囲炉裏端でいただけます。情緒あって、そんな食事もたのしみだなあ(朝食は本陣6・7号室の食事処です)
掃除は行き届いていて清潔感あるし、居心地いい照明とテレビがない環境。これで1泊2食付き 9870円だよ!大人気なのも分かります。(尚、壁は薄々で隣室で電話している声などは丸聴こえでしたw)
入口の階段がワイルドな造作。やや不安定なので、ちいさなお子様やお年寄りが一緒の方は、気を付けてあげた方がいいかもしれません。
さて、夕食の時間までお風呂に入り倒したいとおもいます!
鶴の湯 温泉【 口コミ・宿泊予約 】- トリップアドバイザー
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