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滋賀

湖東三山・百済寺@滋賀県湖東湖北の旅

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前の記事よりつづき 】
2017年11月19日(日)
紅葉で有名な湖東三山とその周辺を旅しています。三山のうち、「西明寺」「金剛輪寺」を昨日訪れたので今日は三つ目。


百済寺。くだらじ、と読みたいところですが「ひゃくさいじ」です。


紅葉は上々。秋に咲く桜も小さく花を咲かせているよ。


600円をお支払する受付周辺の紅葉が見事なこと!前景が「受付」というポジションでムダに美しい紅葉だw


この受付を入った「庭園」が百済寺イチオシのみどころ。尚、我らはレンタカーで境内をぐい~っと上がりきった所にある駐車場からスタートしています。
車で上の方まで登って来れちゃったから楽ちんだったけど、境内下方には森閑とした杉林の中にたたずむ古い門(赤門)や朱塗りの「極楽橋」などがあり、趣ある参道を歩くことができたらしい。その事に気づいたのは後々のこと。徒歩で登った方が味わいあったのだなあ。ちゃっちゃと上まで車で登ってしまってうっかりだったわ。百済寺境内案内


このお庭は「喜見院」(きけんいん)の「本坊庭園」というらしい。うわ~。入って秒で美しい。


池泉回遊式庭園ってタイプの庭。みなさん、しずしずとお行儀よく回遊してます。


こんなに立派なお庭を持っていてこのお寺、相当力があったのかな~、と思ったり思わなかったり。ワタクシ、予備知識ゼロで来ていますから。


パンフや案内板を読んでニワカ知識注入。え~!聖徳太子が創建したの?それ、スゴイ。
で、平安末期からは天台宗の大寺院になった、と。それをコッパ微塵にしたのが織田信長。
信長の命で焼き討ちに遭って「半月間ほど燃え続け」て、ほぼ全焼しちゃったそーな。
江戸期に入ると井伊家や春日野局のドネーションを得て、じゃんじゃん立派なお寺に戻っていきましたとさ、めでたしめでたし・・・ってことらしい。


この喜見院の庭園を歩いていると、やがて眺めの良い場所に出ます。ひゃ~。
湖東平野がバーン!と広がっているのが一望です。


うっすら霞んでいる上にカメラがへっぽこなので写りが悪いですが、うっすらと比叡山まで見えます。


「安土城ってあの方向じゃないかなー?」とオットと想像しています。
説明書きによると、百済寺を破壊した際、寺の石仏や石垣を安土城の建材に運び出した、って書いてあるんです。聖徳太子が創建した300坊もある寺を焼き尽くして、石垣は当然、石仏までも建材にしちゃったって、ノブナガー・・・
あんた、ろくな死に方しないよ!って、そんな死に方でしたねw


庭園を出て、境内をさらに登ります。仁王門へ。ここも、門のサイドに大きなわらじが架かっていました。昨日訪問した金剛輪寺と同様、百済寺の大わらじにもギッチリ硬貨が挟まっております。


ここまで来たら、ついでに安土城跡も見に行こうよ、ということになりました。
その前にもう一ヶ所、紅葉が評判のお寺に行くよ。
【つづく:永源寺
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