そんなわけでこの日。
フィンランドのヘルシンキ空港経由でスロべニアのリュブリャーナ空港へ。
フィンエアーのカウンター。
ものごっつムーミン押し。
フィンエアーってワタクシ初めて乗るのだけど
ここ5、6年は日本路線がバンバン飛んでいる印象。
機内アメニティがマリメッコで
機内グラスがイッタラだとか。
うふふ♪楽しみ。
ところで。
ワタクシ、こんなに激混みの成田空港を見たのは初めてです!
GWやお盆シーズン、年末年始など
他所さまが旅行する時期は完全スルーが鉄則の我が家。
トップシーズンを微妙に外して
チェックインカウンターの行列も仰天でしたが
保安検査の列もエライことになってる。
さすが10連休。
おそろしや。
ビジネスシート用チェックインカウンターと
プライオリティレーンの威力をこの日ほどありがたく思ったことはないです。
全く並ばずにすべてのエリアをスルーできる。
こーいう混雑時には効果を発揮するのですね。
さっさと空港ラウンジに行きたいですもん!
ところで、成田空港へのアクセスなのだけど。
これまた京成線が激混みになるのではなかろーか、と。
そう思ったオットが秘策を提案してきた。
東成田駅。
この駅で降りて空港(第2ターミナル)へ向かいました。
こんな駅あるの知らなかったわ(笑)
オットによると
現在の成田空港駅(いわゆる成田第1ターミナル駅)や
空港第2ビル駅ができる前の1991年までは
このしょっぱい駅が「成田空港駅」だったのだそうです。
ムスメと声を揃えて「え~~っ!」でしたよww
改札を出た右手には
「空港第2ビル駅への連絡口」と。
(AM 5:20~PM 11:15に通行可)
この東成田駅で降りた客は10数名。
そのうちトランクゴロゴロさせている旅行者は我らだけで
他の人たちは慣れた様子でカツカツと連絡通路を突き進んで
あっという間にいなくなってしまいました。
へえ。
空港第2ビル駅がこの先にあるんだね。
サクサク先に行ってしまった乗客たちは
第2ビルで働く人達なのでしょう。
追いかけるようにトランクをゴロゴロさせながら進みます。
路面はなだらかで
トランクを転がしやすい素材と構造になっています。
た、隊長!
あまりにも前方がまっすぐで
遠近感が掴めませんっ
一点透視図法の画面の中に
吸い込まれて行くようでなんだかキモチ悪いですっw
「キモイキモイ」
言う自分らの声だけが響いて
それもまたキモイ、という謎現象w
ちなみに、東成田駅に着く電車は1時間に1本なので
後続の人間は誰もやってきませんっ
ポスター掲示版が左右等間隔に並んでいるのに
なにも貼られていないので
ソレが一層無機質感を盛り上げちゃってくれてます
そりゃ、誰もこんなところに広告料払ってポスター出しませんよね。
ひゃ~ひゃ~言いながら進んで
約5分。
半分の地点に来ました。
コレ、トンネル内とかで見る、どっちが出口に近いかの掲示ですよね。
最後は登り。
傾斜は大したことないです。
トランクを転がす人間への配慮を感じます。
まっしぐらな一本のスロープではなく、
5ヵ所、傾斜が無くて平らな部分を造ってあります。
誤ってトランクが暴走したら
ガーーー!行っちゃいますもんね。
脇の壁を見ると
階段状の跡が見えるので
昔は階段だったのかしらん?
もはや我ら3人しかいない無機質な通路。
最終コーナーを曲がったその先は・・・
10連休で大賑わいの第2ターミナルが。
成田エクスプレスから降りてきた
大量の旅行者が川のように流れていて仰天。
あ、現世に帰って来た?
何なのかしら、この・・・
あの世とこの世の境目みたいなナゾ空間(笑)
ああ、ここ!
ここはご存じのJR空港第2ビル駅改札を出た所のコンコースじゃないですか
ここに出るんだね~
賑やかなコンコースから見ると
ヒミツの(別に秘密じゃないw)通路への入口には
ちゃんと案内掲示があります。
今まで何度も通っているけど
この入口は気付かなかったな~
成田エクスプレスから吐き出される人の多さを見ると
本日は京成線も間違いなく激混みだったことでしょう。
大きなトランク持って混んだ車両に乗るよりも
この通路経由のおかげでストレスなく成田空港に着けたと思うよ。
そういうわけで
平成最後の大型連休に湧く成田空港から
フィンランドのヘルシンキへ出発したのでした。
つづきは
初めて利用したカンタス空港のビジネルラウンジの件です