言うて機内食でしょ~、と思うところですよね。
しかし驚くほど完成度が高い。
この筍のふくめ煮などは機内食でこの味が出来るのね!と驚きます。
鶏幽庵焼も、冷たいのだけどここまでできればハナマルです。
蕗の青煮もシャキシャキ歯応えはきちんと残っていて香りも飛んでいない。
球体のジャガイモ団子も秀逸よ。
高野豆腐ふくめ煮
炙り帆立にジュレかけ。
もしかしたら、過去にいただいた機内和食では一番好印象だったかも。
メインは 「シェフズスペシャル」を選びました。
今日のシェフのおすすめは「ポークジンジャー」
まずくないです。
機内食にしては美味しい方。
温度はアツアツで持ってきてくれたし肉質も悪くない。
味付けが、外国によくある甘目が強いテリヤキ味なのがビミョウな所ですが
完食ですわ。
ワタクシ、「プラダを着た悪魔」鑑賞中。
がんばれアン・ハサウェイ!
さて、通路を挟んで隣のムスメはナニを選んだかな?
覗いてみたら同じく「七草」前沢リカ氏監修の花織り箱を選んでいました。
ソレ、正解ですよ。
で、
「スパイダーマン:スパイダー・バース」を観ている模様。
「凄くヨカッタ~、泣いたわ」 (ムスメ)
ええ?これって泣ける映画だったんだーw
ムスメチョイスメイン
「牛ブリスケット(バラ肉)の煮込み マデイラソースとカリフラワーのピューレ」
「オイシカッタよ」(ムスメ)
と報告がありましたが、まあ機内食として普通に美味しかったという意味でしょう。
真ん中2席にムスメと並んでいるオット。
オットのお食事画像はコチラ。
同じく前沢さん和食箱チョイスなワケだが
彼にはもれなく日本酒がセットされていた(笑)
「HAKUTURU SUPERIOR JUNMAI GINJO」
ってあるわねえ。
このクオリティの日本酒では×なオットだが
背に腹はかえられず「ギリギリの味だっ」と言いつつ飲み続けたらしい。
ムスメの報告によると
「残っても棄ててしまうだけなので全部飲んじゃってくださ~い」って
ノリの良いCAのお姉さんにガンガン勧められて素直に呑みつづけたそーな(笑)
オットチョイスメインは
前沢リカ氏監修 「鯛のグリルとふきのとうソース添え 豆と桜海老ごはん」
メイン料理はコレが当りだったのかも。
ワタクシ、スイーツは要らない人なので
デザートワインとチーズ。
良質のポートワインと塩分きつめのスチルトンが合うわあ。
ああ、極楽。
ロシアの大地だよねえ。
凍った大河が白ヘビのようにうねっている。
時折トイレついでにギャレーを通り
ガッツリ置かれたチョコをいただく。
これ、フィンランドのチョコなんだけど美味しかったな。
ギャレー前にサンドイッチが置かれていたからいただきまーす。
よく食うなあ自分・・・
何か食べているとスッとやってきて
「何か飲む?」とすかさず訊いてくれる男性CAさん。
お酒に飽きてきたので
(てか、ワインがそれほど美味しくなかった)
ブラックティーを所望するよ。
『日本から一番近いヨーロッパ』
そうだよね~
北回りルート10時間でヘルシンキに着いてまう。
一刻も早く機内から解放されたい人には短いフライト時間はうれしいだろうけど
好き勝手に飲んで食べて映画観て・・・を無限ループでやっていたいワタシには10時間は短いんだ!
ああ、不思議な凍った湖が無数に見えるよ
飛行時間 8時間30分経過したころ
2度目のお食事タイム。
またもアン・ハサウェイ作品を鑑賞中。
「マイ・インターン」
このフライトのワタシはナゼかアン・ハサウェイ祭w
ドリンクメニューに知らないビールの銘柄があった。
気になってお願いしたら
熊ちゃんのデザインでインパクト大。
「わあ、かわいいねえ」とCA男子に申し上げたら
「これ、フィンランドのビール。KARHU(カルフ)はフィンランド語でBEARのことだよ」
羆並みにガッツリした味で美味しかった!
ニソワーズサラダをいただきました。
いっぱい野菜はうれしいな。
機内のパンって乾燥気味でガザガザなのを出されることがあるのだけど
ふわふわのパンが提供された。
何か工夫をしているのだろうか?
ムスメはローストビーフ クラブサンドイッチ
あ、ハーゲンダッツも食べてますね。
オットは「焼きビーフン」
ちょこっといただいたが、カレー味で美味しかったな。
なぜかナメコのお味噌汁付き。
あーあ
ヘルシンキの大地が近くに見えてきてしまった。
楽しかったフライトはおしまい。
帰路便を楽しみにしておこうか。
センスのよい機内装備。
丁寧に度が過ぎることがないスマートなアテンド。
もしかしたらワタシ史上最高かもしれないクオリティの機内食。
ヘルシンキから乗り継いでスロベニアに向かいます。