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静岡

井伊直虎の井の国お散歩@浜松市・井伊谷(いいのや)

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前の記事よりつづき 】

2017年12月18日(月)
前夜、豊橋市内で
オットの親族さん方と会食。
今朝はそのまま帰るのではもったいないから

井伊谷散歩
こんな機会でもない限りまず行かない
浜松の郊外を散歩してみます。
「あの山が城跡だと思うよ」(オット)

井伊谷散歩
浜松市北区引佐町井伊谷。
「いいのや」と読みます。
ええ、
訪問時は大河ドラマで
「おんな城主直虎」
やってましてね。


井伊谷散歩
せっかくだから
井伊家発祥の地という
「井の国」を見てみようという企画です。
まずは
先ほど車から見えた
井伊谷城(いいのや、と読みます)の跡に
登ってみよう。


井伊谷散歩
地元文化財を展示するセンターは
臨時の直虎展示室&ビジター用駐車場になり
城跡への道中にも
直虎アピールの幟が連なります。
大河期間限定。
1年の時限おもてなしプロジェクトだね。

井伊谷散歩
直虎時代にできた城・・・ではなく
1032年には井伊の最初の殿が築城したといわれています。
(と、説明看板がありました)
はるか幕末までつづく井伊家って
1000年の歴史があったんだ~!
(いや、井伊家は今もつづいている)


井伊谷散歩
南に大きく開ける視界。
眺めいい!
・・・ってことは
山城としては
最高の立地ということよね。
ホラ、右奥には浜名湖が見えるよ。


井伊谷散歩
ドラマでも浜名湖は効果的に登場したけど
井伊谷と浜名湖は
この距離なんだあ、と実感します。

お城跡は土塁がある程度で
構築物はなく
説明板とお約束の顔ハメパネルのみw


井伊谷散歩
山城から下山すると神社の境内へ。
二宮神社というそうですが
杉本哲太が・・・じゃない
井伊直盛(直虎の父)が再建した神社だそうです。

井伊谷散歩
この二宮神社には
高橋一生を祀った社があった。
あ、高橋一生じゃなくて小野但馬。

ドラマがなかったら
よそ者なんてぜったい寄らない
ローカルな神社だったのだろう。
ドラマ放送時は小野但馬にホレた訪問者が
少なからず来たのだろうな。

小野但馬が処刑される回は神回でしたわ。
未だに録画消せないものww

井伊谷散歩
花壇に尼!
なんのホラーですかね(笑)



井伊谷散歩
やがて
「井殿の塚」
というポイントに到着。
直虎関連スポットには
もれなくノボリが立てられているので
目印になってありがたい。

井伊谷散歩
井伊直満と弟・直義の塚・・・って言っても
顔が浮かばないw
直満は宇梶剛士サンね。
ウソの謀反情報によって今川に殺されたっけ。
謀反人扱いだったから墓も建てられず
こっそり建てたのがこの塚なんだそうだ。

井伊谷散歩
井伊谷城は居住用の城じゃなかったようだから
じゃ、井伊の一家はどこに住んでたのかな?
「地図みると、たぶんこの公民館のあたり」
とオットが推測。
当たり前だけど
500年も経てば跡形もないわ。


井伊谷散歩
公民館前には丁寧な地図で解説がありました。
そっかー
この辺り一帯が井伊のお屋敷だったんだ。
意外と狭いエリアであれこれやってたのね。


井伊谷散歩
大河ドラマ直虎を
1回たりとも欠かさずに観ていたワタシとオットとしては
ご初代様の井戸
がマストで見たいスポット。
親切に
『井伊共保公 出生の井戸』
案内板抜かりないです。


井伊谷散歩
もはや
『井戸端ものがたり』
とサブタイトルを付けてもいいくらい
井戸の存在がキーだったな。

あれ?

井伊谷散歩
まさかのたんぼの中の一軒井戸w

ドラマ的には森の中なんだけど
ま、そこは演出だからネw

井伊谷散歩
井伊だけに井がキーワードか?
主人公たちはこの井戸から力を得たり
この井戸端で語らったり。
常に一族の拠りどころになる存在
「ご初代さまの井戸」

井伊谷散歩
いっそ田圃にしちゃいたかっただろうに
よく1000年も残ったよね、この井戸。
直虎が大河ドラマになる前は
地元の人にとって
この場所はどんな存在だったんだろうなあ、と
想像しちゃいました。


井伊谷散歩
井伊直虎めぐりのハイライトは
このお寺。
龍譚寺
猫を愛する小林薫、ニャン渓和尚の寺。

井伊谷散歩
誰もがここには来たいようで
訪問者も一番集まっていました。
かなりリッチで手入れも行き届いた古刹です。


井伊谷散歩
尚、猫はいなかったw
拝観料 500円で本堂や庭園の見学可
だけど、
「本堂・・・見なくていいよね」
という無信心でごめんなさい、ニャン渓サマ

井伊谷散歩
だって500円払わなくても
直虎やその一族のお墓とか見れちゃうから~
龍譚寺は井伊家の菩提寺だから
一族は一角に集まって墓石がありました。
左側、奥から2つ目が直虎です。


井伊谷散歩
この墓の配置図を見て誰もが
「え~、ヤだ~ ^^;」
と言うと思う。
奥から2つ目が直虎。
隣が元カレの直親。
それはいいけど
元カレを挟んで
向う側には元カレの妻がいる、ってどーよ。
死んでまで三角関係かいw

井伊谷散歩
後に大大名になる井伊家のスタートの村は
意外とコンパクトなエリアの中で
裏切ったり
疑ったり
恋愛したり
殺戮されたり
をしていたんだね。

あ、橋の欄干まで「井」だ!

井伊谷散歩
最後に
直虎が晩年を過ごした妙雲寺を外から眺めて
井伊谷(いいのや)散歩は終了です。
※妙雲寺は原則非公開

井伊谷散歩
17年12月の、没ネタ寸前の散歩話ですが
こうして思い出すと
井伊家のストーリーはドラマチックだし
(ドラマは想像で綴られていますが)
あの大河ドラマも面白いお話だったなあ、
イケメン大渋滞なドラマだったなあ、
と、しみじみ思い出しています。

つづく:次は家康の城をみるかな 】


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4 Comments

There are no comments yet.
井伊谷

terubon  

2019-07-27 20:08

良い時期に行かれましたね。今はひっそりしていますよ。
涼しくなれば散歩を兼ねて行ってみようと思っています。
天竜浜名湖鉄道で『気賀』又は隣の『岡地』、更に隣の『金指』下車で
『龍潭寺』・『井伊神宮』等々、格好の散歩道です。

『エジプト旅行記』読んで頂きありがとう。それぞれにコメありがとう。
不慣れでピント外れの返レスがあればごめんなさい。

よく似た旅行記に『チュニジア』もその内送りますので、読んでください。

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こにゃくう
To terubonさん

こにゃくう  

2019-07-27 22:16

ドラマが終わった今、元の静かな(淋しい?)井伊谷に戻っているんですね。
きっと普段は地元の人だけの空間なんだろうな、って気がしましたもの。
龍譚寺は特に人が集まっていましたが
あの寺は大河うんぬん無くても
お庭も含め、見どころある立派なお寺ですね。

こちらこそコメントありがとうございます。
わあ、チェニジアにも行かれていたんですか
すごいですね。

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terubon  

2019-07-29 10:09

数年前、家内と思いついて行った時のブログがあるので送りますね。

https://kosaiumeda.blog.fc2.com/blog-entry-661.html

チュニジアはもうチョッと待ってください。

EDIT  REPLY    
こにゃくう
To terubonさん

こにゃくう  

2019-07-29 11:02

只今、記事に行って参りました。
三河地方はいいところだと思います。
実相寺が気になります。
オットの遠縁が東三河エリアなので
また行くチャンスがありそう!

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