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京都

4)昭恋館よ志のや/間人蟹フルコース編@ブランドずわい蟹を食べる旅

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前の記事よりつづき 】
2018年1月20日(土)
ブランドずわい蟹ってーのはどんな味なのでしょ~?ずわい蟹ビギナーは丹後半島の間人(たいざ)へ。
昭恋館 よ志のやでの夕食です
よ志のや蟹フルコース
食事はお部屋ではなく、お食事処での提供でした。よかった~。お部屋はいささか古くて食欲萎えるな、と思っていたから^^;

よ志のや蟹フルコース
我ら家族3名で個室。掘りごたつスタイルで足の心配なくお食事できます。5名以上だと中央部にあるダイニングルームのテーブル席になるようです。

よ志のや蟹フルコース
お部屋に通された段階でお造りと小鉢、食前酒がすでにテーブル上に。気にする方がおかしいのだと思うのですが、ワタシはいつから置かれているのかが気になってしまうヒトなので料理放置はマイナス1点。

よ志のや蟹フルコース
お造り:甘エビ、鰤、ひらめ、小鉢:あんこうの肝。まあ、可もなく不可もなく。今日はずわい蟹のブランド、間人蟹が主目的なのでこのあたりには拘らないよ。

よ志のや蟹フルコース
間を置くことなくお部屋担当お姐さんが持ってきてくれたコレ。蟹のお刺身と茹で蟹。

よ志のや蟹フルコース
蟹の刺身は水揚げ漁港ならではの透明感でオイシソウ。この一皿を独り占めできるのは嬉しい。

よ志のや蟹フルコース
茹で蟹の方は?生とは全く違った味わいが染み出て、茹で蟹の良さはまた別モノだ。

よ志のや蟹フルコース
茹で蟹に付いていたこの緑色のタグ。これが間人蟹の証。「愛新丸」。タグには獲った船の名前が刻印されていました。間人漁港全5艘のうちの1艘なんですね。

よ志のや蟹フルコース
ブランドずわい蟹は水揚げ漁港ごとにタグの色が異なるそうですよ。福井県の越前蟹は黄色。石川県の加能蟹は水色なんですって。

よ志のや蟹フルコース
・・・とかなんとかおしゃべりしつつも、蟹と格闘するのに必死で口数も少なくなります・・・。身離れのよい茹で蟹。刺身よりも飽きることなく食べ続けられるのは茹で蟹の方だったかも。

よ志のや蟹フルコース
ほぐした身に蟹味噌を絡めて味変したり、ネ

よ志のや蟹フルコース
お酒類のメニューは豊富。最初は生ビールを飲んでいたのですけど、日本酒メニューに木下酒造の玉川があったので大喜びで4合瓶を持ってきてもらう。

よ志のや蟹フルコース
玉川 山廃 無濾過生。これさえあれば今夜は最高♪魅力ない大手蔵の酒ではなく、地域の日本酒をラインナップに入れていてくれてうれしいです!4合瓶で4694円(税・サ込)

よ志のや蟹フルコース
なにかな、コレ。アツアツの木の箱が登場。

よ志のや蟹フルコース
甲羅蒸し。間人蟹を使った茶碗蒸し、ですね。蟹のほぐし身の他椎茸、銀杏、木耳、百合根、ミツバ
味は見た目まんま。特筆するほど絶品ではないですがまあ、おいしくいただきました。

よ志のや蟹フルコース
てか、甲羅蒸しが意外とヘビーでビミョウに満腹・・・ヤバい。さらに担当お姐さんが次の蟹を運んで来た~。なんだろ、コレ

よ志のや蟹フルコース
つづいて七輪登場。焼くんですね!

よ志のや蟹フルコース
「焼くのはアタシがするから食べててね。あら、もうお腹いっぱいなの?まだまだ出るのよ、がんばって!」シャキシャキと仕切り、テキパキと焼き上げるお姐さん。彼女に激励されて箸を動かす我ら3名。

よ志のや蟹フルコース
「まずは甲羅で蟹味噌を焼くからね。それをごはんに混ぜて、蟹味噌ごはんにするのよ」(姐さん)

よ志のや蟹フルコース
はい、と手渡されたコレが蟹味噌ごはん。いや、美味しいですよ、間違いなく旨い。ただ、今のワタシにはごはんがボディーブローのように腹に響くのだ(涙)

よ志のや蟹フルコース
「まだ蟹の足を焼くからねっ」手際のよいお姐さん。3人ともほぼ涙目で焼きあがる蟹をうらめしそうに眺めるという事態・・・

よ志のや蟹フルコース
焼き蟹はこうばしい香りが堪らないけど、大事な水分が飛んでしまうので蟹の身を楽しむには茹で蟹の方が好きだな、と思いました。
ふと気付くと、我ら以外のお客はすでに退出しているようで、すっかり静かだ。「他の方は蟹フルコースじゃないから。もう食べ終わったのよ」(姐さん)

よ志のや蟹フルコース
最後だ、という鍋が登場。ここまでですでに2時間以上。お姐さんは残業覚悟で我らのお給仕に付き合ってくれているのですね、がんばって食べます!

「蟹すき鍋ですよ。このスープが当館の自慢なんです。蟹味噌が溶かれて絶品よ」(姐さん)
よ志のや蟹フルコース
「まずはスープだけを飲んでみて!」(姐さん)ああ、ほんと美味しいデス。蟹味噌が花が咲いたように変化するのですね。このお汁だけだったらホッとするんだけどな。鍋ですよね、メインは。

よ志のや蟹フルコース
心を無にして食べたのか蟹すき鍋の画像がありません・・・写真なんか撮っていたら箸が止まってしまう気がしたからかも。
最後の雑炊がコレ。自分、そしてムスメもオットもがんばりました。ほぼ完食!・・・ばんざい、我らは蟹に勝利した。

よ志のや蟹フルコース
この蟹フルコースはキツかった。味わっていられたのは茹で蟹までだったと思う。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」と、昔の人は言ったとさ。

この、間人蟹<花つばき>フルコースでの宿泊は1泊2食でおひとりさま(税込)63720円!ひゃ~ 
【 つづく:よ志のやの朝食

昭恋館 よ志のや|間人温泉|旅館|旅色

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2 Comments

There are no comments yet.
最高ですね^^

Janedoe1471  

2019-09-09 19:21

涙目でブランド蟹を…。
私は、「かに道楽」に行っただけで、目いっぱい幸せになれたという、正真正銘の庶民でした^^

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こにゃくう
To Janedoe1471さん

こにゃくう  

2019-09-09 21:41

迂闊でした(涙)
最初から最後まで同じ蟹がつづくと
だんだん辛くなってくるとは…v-406
完食したとはいえ
猛省です。
ワタシも、かに道楽は大好きです!
毛ガニ、たらば、ずわい、と多彩に提供してくれるから
そこがいいのですね、と今なら思います。

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