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19年クロアチア・スロベニア

27)プリトヴィッツェ湖群国立公園/下湖群編@クロアチア

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前の記事よりつづき 】

2019年5月2日(木)
世界遺産 プリトヴィッツェ湖群国立公園。
今回参加したのツアーの目玉のひとつです。

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
園内に2ヵ所あるエントランスのひとつがここ。
世界中の人が集まる観光地なのだけど予想外にちっこい入口。
しかも、なんだかカオス状態だ

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
添乗員男子さん
「今年(2019年)4月からプリトヴィッツェは入場制限を設けましてね。
1時間ごとに入れる人数をコントロールしているんですよ。
で、チケットを買うのに並ぶ人、入場時間まで時間つぶしをしている人
予約なしで来ちゃって途方に暮れてる人…で、この有り様なんです」
公園HPで入場予約できます。個人で行かれる方は予約が安心かと)

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
日本だったらロープ張ってラインを作り
最後尾のプラカードも出現するところだね。
そーいうの無いお国柄なので阿鼻叫喚(←おおげさ)です

「皆さまはグループ専用入場口からサッサと入れますからご安心ください!」
(添乗員男子さん


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
ツアーのありがた~いメリットよ。
待つこともなく、入場後5分でこの光景
うは~
ステキ 

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
九十九折の遊歩道を下る途中の展望台から。
湖から溢れた水が滝になって美観を造り上げます。
目を凝らすと、崖に沿って木道があり
たくさんの人が行列を作って滝に向かっているのが見えます。
皆さんが目指している右奥の滝は園内最大の滝、ヴェリキ滝。
「まずはあの滝の下まで行きますよ~」
(添乗員男子さん)


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
園内には16の湖があります。
右のノヴァコヴィツァ・ブロッド湖と左のカルジェロバッツ湖の間に渡された木道で左岸へ渡ります。

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
渡った先はやや渋滞。
日本はGWだけど、今日はウイークデーのフツウの木曜日よ?
それでこの人間渋滞なのだから、ハイシーズンといわれる7月8月はエライことになるのでは?


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
渋滞でヒマなので下ってきた九十九折遊歩道を振り仰ぐ。
蟻の行列のように人が降りてくる。
入場制限してコレかー
プリトヴィッツェの人気はすごいのね!

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
行列が進んで渋滞の原因判明。
ノヴァコヴィツァ・ブロッド湖が滝になって落下する辺りに虹が架かっていたのでした。
すれ違うのもやっとな木道で各人が立ち止まって撮影するからそりゃもう、進まなくなるわネ


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
たしかにキレイ。
行列待ちした分だけ私もちょこっと撮っちゃお。
渋滞ってこーやってできるんやねw

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
渋滞がほどけたその先に
豪快なヴェリキ滝。
でっか!
こにゃくうさんのテクニックはアレなので
画面にまったく収まりませんし、雰囲気も伝えきれていな~い(涙)
伝われ~~

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
伝われ~~~

夢中になって滝の写真を撮りまくり
ハッと我に返る。
「やば。カメラに飛沫がかかりまくり!」
カメラが壊れるところであったわw
撤収やむなし。
しょせんワタシではこの迫力を切り取ることはできない(涙)


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
南北約10㎞に16の湖が階段状に連なっていて
湖と湖の間はあふれ出た水で滝が形成されているプリトヴィッツェ。
全16湖をイッキに巡るのも5~6時間で可能です。
が、我らツアー民は
本日は、川下のLower Lakes (下湖群)
散策を楽しんでいます。(所要時間3
時間)

そして今夜は園内ホテルに宿泊。
翌朝、もう半分のUpper Lakes (上湖群)を巡り
16湖をすべて見よう、という行程です。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
ガヴァノヴァツ湖から溢れ出た清流を右手に見ながら
再び右岸へ渡る木道を進んでいます。
激しい大滝も美しいけれど、繊細な流れと水辺の植物たちが造り出すデリケートなせせらぎの方に、ワタシはよりグッと来るなあ ♥

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
「癒される~」
そんな陳腐なセリフしか出ないんか自分 (-∀-)


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
日本人のテイストだと、こーいう植物と清流のコントラスト的風景に魅かれるんじゃないかな、と思う。
この辺りに来ると人はばらけたようで混雑は無く、堪能しつつの散策が可能に。
やはり、世界の皆さま的には先程の大滝が一番人気なのかもよ


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
ガヴァノヴァッツ湖脇の木道。
お魚!
『多くはチャブという魚』と、ガイドブックの情報です。
黒い魚体。鮒のようにみえます。ウグイの仲間だそうです。
鱒は、強靭な生命力の彼らに生息域を脅かされているとのこと。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
やがて更に上段の湖、ミラノヴァッツ湖に差し掛かろうという地点に来ました。
添乗員男子さん
「皆さま、ここは下湖群の名物スポットのひとつですよ。’ミルカの滝’と申します」
え、滝?どれが滝?
ちいさな段差にしか見えないんだけどもw


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
添乗員男子さん
「ミルカ・トルニナ、と案内板に書かれていますね。
ミルカ・トルニナさんは19世紀の人気オペラ歌手です。
コース脇のプレートは彼女を称える顕彰碑。
ミルカさんはこの地方出身でした。
全世界で歌いながらこのプレトヴィッツェの美しさを紹介し、宣伝し
有志を集めて保護協会をつくりました。
更に、1897年のオペラ公演料を全額協会に寄付しています」


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
「この滝は彼女の功績を記念して
'ミルカ滝'と名付けられました。
このベンチは彼女のお気に入りスポットだったそうですよ」

往年の歌姫ベンチでミルカ・アイを確認する日本人マダムたち。

「どんな美声の女性だったのだろうか?と思いますよね。
彼女、生前にレコーディングを一切していないんです」
え~、もったいない…
伝説の歌姫はガチで伝説なのでした。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
次の段に現れた ミラノヴァツ湖は大き目サイズ。
'JEZERO MILANOVAC' と書かれた案内板を見ると
プリトヴィッツェ全体の中で、まだまだ下流部分にいるのだなあ。
(矢印で示された所が現在地)

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
ミラノヴァツ湖にそそぐミラノヴァチュキ滝。
(ただの滑り川にしかみえないのだけどいちおう滝)
ツアーの皆さん口々に「あ、奥入瀬だわ」「奥入瀬に似てるわよね」
こにゃくうも同感しちゃいました。
奥入瀬風味のミラノヴァチュキ滝。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
ミラノヴァッツ湖を過ぎて
「これからプリトヴィッツェ名物、電動ボートに乗って
園内最大規模のコジャック湖を渡ります」(添乗員男子さん)
ボート発着場に向かう道は木道ではなくフツーの地面。
アレ?なんでここだけ地面なん?しかも広め。
「この部分は昔、車道だったそうですよ」(添乗員男子さん)
19世紀後半にはすでに人気観光地だったそうだから
世界遺産登録される前はここまで車道が延びていたのかもね。



27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
「皆さま、ここまで快適に進んでまいりましたが、電動ボートは利用者が多い上に約30分に1便です。少々お並びいただくことになると思います」(添乗員男子さん)

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
ほんとー!
桟橋がある広場にはどこから湧いてきたのか
大量の人が休憩していたりボート待ちをしています。
ボート乗り場に向かって行列が形成されていました(最後尾からの撮影)


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
風景の邪魔をしない桟橋の造作。
あれが電動ボートかあ。
たしかにエンジン音がないから静かだ。
波を立てることも無いので湖の動植物にやさしいよね。

27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
おしゃべりしながらコジャック湖を眺めつつ
ぼんやりと並んでいたら30分の待ち時間で乗船できました。
5月で30分だよ。
ハイシーズンの7~8月は1時間以上待つかもね。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
このボートはいわゆる遊覧船ではなく公園内を移動するための手段なので
特別に風光明媚な船ではないのですけど、進行方向右手には滝なども現れ。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
20分ほど乗った後、下船するべきピアまで1回乗り換え。
最終的にピア(P1)で下船したところで
本日の行程は終了。
プリトヴィッツェ湖群の後半、上湖群めぐりは明日、出かけます。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
整備された遊歩道を登り
(去年
(2018年)できたばかりのスロープ。それまでは213段の階段だけだった)
プリトヴィッツェ国立公園のもうひとつのゲートから退園。


27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
カオス状態だったメインエントランスに比べてずっとマイナーで静かです。
混んでいる日はこっちの入口から入るというのも一案かもね。
(入場制限があるけどこっちなら競争率低そうだから)



27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
プリトヴィッツェ湖群、下湖エリア。
実に美しかったし、楽しかった!
全行程ほぼ楽ちんな道のりで、歩き足りないくらいですわ。

このゲートを出たら今夜のホテルがすぐそこにあります。
HOTEL JEZERO (ホテル イエゼロ)
プリトヴィッツェ国立公園内に3軒あるホテルのうち一番人気、とのこと。
どんなホテルかな…

つづく
27)プリトヴィッツエ湖群/下湖群編@クロアチア
★本日の行程★
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2 Comments

There are no comments yet.
あれま〜

ふわり  

2019-09-23 02:32

2日に1度の更新!凄過ぎじゃありませんか。

2年違いでこの人出の違い、驚きました。確かにあのときも渋滞する箇所はありましたけど。朝イチだったから?チケット売り場もそう並ばなかったのに。今ならバスの予約も大変かもしれませんね。

上湖も下湖も回れるツアーって、なかなかないですよね。せっかくなら朝イチをまだ空いている下湖に回せばいいのにと思いながら読んでいましたが、下湖のざわつきのあとの落ち着いた上湖なら、ちゃんと堪能できそう。いい策ですね〜
泊まれるなんて羨ましいです。

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こにゃくう
To ふわりさん

こにゃくう  

2019-09-23 14:53

下湖群を先にするべきか上湖群が先か
悩むところですよね。
人が少ない下湖群だったらもっと良い印象だったかもしれません。
ワタシ自身は上湖群の方が気に入ったので
上が後でよかったかな?
オープン直後の上湖群は、ほぼ我らだけだったので
下湖群とは別世界を堪能できました。

プリトヴィッツェは混み過ぎ対策で入場制限と
入場料の値上げを行いました。
2年前に行っておいてよかったですね!

>2日に1度の更新!
まだFC2の入力が手さぐりなので
あーでもない、こーでもない、と…
どーやったら効果的かつ効率よく記事アップできるのか
試験中なんですよぉ。
あと、ダラダラし過ぎて記事ネタが腐りかけているのでw
急がなあかんのですv-356

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