34) ルクソールは宮殿内のレストラン＠スプリット/クロアチア

【 前の記事よりつづき 】

2019年5月3日（金）

街歩きをしたトロギールから
今夜の宿泊ホテルがあるスプリットまでは35kｍという近さ。


18：30ですが、まだまだ明るいスプリットに到着。
ヤシの木がリゾート気分。

スプリットは人気の古都です。

アドリア海最大の港町なんですって。
たしかに、観光客の数がトロギールよりもずっと多いわ。
大型客船も寄港しているから
海岸沿いのプロムナードは大賑わい。

添乗員男子さん
「スプリットはローマ皇帝の宮殿がそのまま居ヌキで街になっちゃった！という成立ちです。
見どころたくさんで魅力的ですよ。
明日、じっくり町案内いたしますので
今日はこれからディナーへお連れします」



大聖堂と鐘楼かなあ。
その真下の広場、ペリスティル。
ここは現在、旧市街の中心地のようです。
きっとローマ帝国時代も宮殿の中心地だったのでしょう。

レストラン ルクソール （LVXOR）は

そんな広場に面した一等地にありました。

最高な場所じゃないですか、添乗員男子さん！



「このペリスティル広場では観光シーズンの夜に
パフォーマンスや音楽イベントが行われるのですが、

レストラン ルクソールのアウトドアシートはその特等席です」
（添乗員男子さん）



レストランのアウトサイド席って良いものですが

それがアリーナ席だというカフェレストランは面白いね。
カクテルを飲みながら野外ライブを眺める、っていいかも。


我々ツアー民が案内された店内も良い雰囲気ですよっ
少々カジュアル、でもクロスやカトラリーはきちんとしています。


レストランが建っている場所も場所。

建物の細部、柱の装飾を見ると

ナンチャッテではない、本物感があります。

宮殿だった時代の後年には貴族の館になったそうですから。

それを20世紀になってクロアチアの名建築家がデザインに加わったり
スプリット生まれの芸術家が天井画を描いたり、と。

1700年に渡る歴史の上書きを重ねてきて
今のレストラン・ルクソールに至るのだそうです。

そんな空間でディナー。

さて、今晩のメニュー。

ツアー会社企画「選べるメニュー」です。
ツアーの冒頭にオーダー用紙が配られており、この夜に食べたい料理を

あらかじめチョイスしておいたもの。

メニューの情報量が少なすぎて
選びようがなかったのですけれどもw

アペタイザーに「蛸のサラダ」

アドリア海沿岸の名物蛸料理のひとつです。

見た目まんま、蛸とトマトをオリーブオイルとバルサミコ酢で。
酢で〆った蛸は、蛸の旨味が染み出ちゃっているな。
マリネ液で和えてからの時間が経過しすぎています。

でも、大粒のケイパーとザク切りオニオンが美味しかったよ。
総じて無難な料理。（ワタシとムスメチョイス）


オットチョイス、ビーフフィレサラダ。
オットは美味しかったのだろうか？

見た目通りであるならオイシソウ。


こにゃくうチョイスのメイン、BBQポークリブ。

あれ？ワタシ、こんなの頼んだっけ？

希望用紙を提出したのは旅の初め頃なので忘れているw
BBQポークリブってアメリカ料理じゃんねー。

ま、好きな料理だし美味しかったからいっか。


ムスメチョイス、プロテッド（海老のトマトソース煮）

添えてある黄色の物体はポレンタ。
海老の出汁が濃厚だった、とムスメ評。


オットチョイスのメイン、マトウ鯛のトマトソース添え
標本画像のようなオットの写真では美味しさがまったく伝わらないw

感想は美味しかった、だったと思う。


デザート、アップルパイwithバニラアイス


ルクソールのイチオシ、ホームメイドチョコレートケーキ


ワインはそこそこのお値段で納得のシャドネがありました。
たしか、このワイン2本＋生ビール×3を加えてお飲物代は608kn（約10000円）

ルクソールは、特別ハイクラスな味ではないです。
けど、ちゃんと美味しかったし
サービスも好感度高かったですよ。
何より歴史を感じる空間でお食事できたことが旅人にはシアワセでした。
ディナーだけでなく、朝ごはん、ランチ、カフェ利用も可。

旅の思い出になるレストランとして良店だと思いました。

※尚、ルクソールのトイレは扉の暗証番号を押して入るシステム。
スタッフさんに今日の暗証番号を聞いてから向かいましょう

お食事後、すっかり夜になった古都スプリットはまた違った雰囲気。
あ、この町ぜったい素敵な町だ！
明日のスプリット街歩きが楽しみ。

【 つづく:スプリット新市街のホテルへ 】

Café and Restaurant Lvxor

The place where you can wine and dine before dancing the night away on a 1700 years old Roman Square.

lvxor.hr