50)スルジ山からのドブロヴニクは絶景の極み@ドブロヴニク/クロアチア
・・・というわけで

ピレ門界隈のタクシー乗り場から、往路だけタクシーで登ることに。
帰りは敢えて登山道を歩いて下りたいよね、という企画です。
復路が空車になってしまうのでは運転手さんに気の毒なので「多めに払うから往路だけお願い」とオットが交渉してくれました。

展望テラスだけでなく、あちこちに散らばって自分のベストポジションで堪能する世界の人々。

結局、自力でここに来て正解だったと今では思います。
こんな絶景、好きなだけ好きな場所から眺めていたいものね。

実際はオニのように画像を写しているのですけど、山頂からは以上のアップで収めておこう。
「トレイルがあるはず。ロープウェイの支柱をクロスするように始まって、旧市街まで延びている」(オット)
※裏手にロバさん。ここでなにかお仕事しているのかなあ

誰かのいたずら書きレベルで案内されても信憑性に欠けるよ(笑)

スプレーによる殴り書き状態の道標に従い、ロープウェイ駅舎の隣に建つ「独立戦争展示館」の裏手から、海側に回り込むとトレイルが伸びていました。
これが九十九折になって旧市街まで導いてくれるはず。

九十九折のコーナー毎に、ブロンズ製のアート。なんだろね、コレ。キリストかな~?

ガラガラ石の乾燥したトレイルなのだけど、ところどころにかわいいお花など咲いていたりして。

お花の名前はさっぱり分からないけど

トレイルは思いっきりガラガラでゴロゴロ。

ワタシは知らないのですけど、キリスト教にはイエスの14の場面の絵や彫刻を巡る、っていう祈りの儀式が定番であるのだそうです。

これは「2」なので、イエスが重たい十字架(自分の磔用を自分で運ばされるという無茶振り)を運び始めるシーンでしょうね。

ワタクシたちは風景にうっとりしながらのんびり下って来たけれど、登りの人にこの荒れた凸凹の道はかなりキツイのではないだろうか。
この戦争、そんなに昔の話じゃない。1991年~1995年のことだもの。
暑い中、敢えて登ってくる人もいました。もしかしたら、平和と鎮魂への祈りを込めて登っていたのかもしれないね。
※下山完了。降りた所はまーまーなスピードで車両が横切る道路でした

例によって不親切なこの国らしい案内サイン。『walking trail』ってねえ。

帰路も旧市街への案内サインがない。とりあえず海に向かって下って行けば旧市街に着くっしょw

テキトーに海を目指したら、ピレ門前のタクシー乗り場に到着。まさに2時間前にスタートしたその場所に戻ってきましたわ。
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