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京都

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺

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前の記事より続き 】
新型コロナウイルス禍で京都花見旅行キャンセルの2020年春でした。
毎年恒例の京都に逢えないのはツライので2019年でバーチャル花見だ。

2019年4月7日(日)
ここからは別件で用事があるオットとは別れて、ひとり歩きの京都です。
「じゃ、新幹線の指定席で会おう」ということで、帰路の東京行き新幹線の時間までさらにを求めて歩きます
京都西陣の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
上京区寺之内通界隈にやってきました。京都好きな人だと「この界隈好き!」という方はおられると思う。およそ一般観光客は来ない場所だけど。

京都西陣の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
茶道の3つの家元「三千家」のうち裏千家と表千家の茶室がこの界隈にあります。コチラ、威厳と風雅あふれるサファードの茶室「今日庵」

京都西陣の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
すぐご近所に表千家の茶室「不審庵」。コチラも圧を放っています。さすがです。まったく近寄れません(近寄ったら不審者です不審庵だけに)

京都西陣の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
茶道発祥の地ですから、老舗の御菓子司もあるよ。俵屋吉富の御菓子は気軽にどこでも買えるけど、この店舗は茶菓子中心の品揃え。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
一般の町屋も並んでいますけど、どのお宅も風格があります。なにより、町中が掃き清められていて道路脇に雑草すら生えていない。ビターーーッとキレイな町内なのであります。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
寺之内通の名前そのままに、多くの寺(特に日蓮宗)が並んでいます(秀吉によって政策的に集結させられたのだけど)
桜が美しい寺も多く、まずは妙顕寺から。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
うわっ、キレイです~。しかも、人が少ない!

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
500円の拝観料で本堂やお庭を拝観できるのですが、今日は自由に散策可の境内の桜だけでね。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
有料エリアの美しさと設えが見事だと評判です。紅葉シーズンも必見と伺っているので、再訪したい妙顕寺さんでした。

桜の寺2つ目は3分歩けば着いちゃう近さ。本法寺
京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
NHK BSのドラマ「京都人の密かな愉しみ」の「桜散る」編での印象的なシーンにこの満開桜が使われていて。その画面にシビレました~

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
ドラマのロケ地めぐりなどと、ベタな事しております。でも、あのドラマのあのシーンを見ていなかったらこの寺の桜の美しさには気づかなかった可能性大。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
境内だけなら無料で拝見できますし、なにより人がいません。桜が咲いていないシーズンはもっと静かな地元の人の為のお寺なのだと思います。まさに京都人の密かな愉しみ。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
ひとりなので気兼ねなく、長い時間をかけて桜の樹と対話ができました。

もう一軒、行ってみよう。
京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
報恩寺。別名「鳴虎」

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
たくさんある京都の寺の中には、正式な寺名の他にあだ名で呼ばれる寺がいくつかあり、いつの間にか「通称寺」というカテゴリーができました。報恩寺の「鳴虎」は駒札案内板にある通り。秀吉が持って行っちゃったこの寺の虎の絵が夜中に鳴いて秀吉を眠らせなかったというエピソードに因んでのこと。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
ここも境内だけなら自由に拝見できます。美しい桜ポイントは併設されたお稲荷さんの染井吉野。
黒田長政の宿舎だったそうで、彼が逝去した部屋が残っているというのも気になるところですが通常公開されていません(虎の絵に至っては寅年の1月1日~3日しか公開されない)報恩寺は今後の宿題になりました。

そろそろ京都駅に向かわないとな~(汗)このお寺でラストにしよう。
京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
妙連寺。日蓮宗のお寺です。敷地は広く、立派なお寺。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
500円でお庭を拝見できるのだけど、もう受付時間の16時をすぎてしまった(涙)自由拝観可の境内の桜がきれいだったから救われたかな。

京都・寺之内通の桜2019@妙顕寺・本法寺・報恩寺・妙連寺
これにてさいなら、京都。また来年の桜を見に来ます・・・とこの時に思ったハズだが世は諸行無常。新型コロナウイルスのせいで京都へは行けず。桜も見れなかった2020年春でありました。いつでも見れるいつでも行ける、と思ったら大間違いだったのね。2021年こそは!ネ。
つづく:恒例、京都伊勢丹老舗弁当で〆 】

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