ざんざ亭(夕食編)@長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(3)
【 前の記事より続き 】
2018年5月12日(土)
ハンターでもある店主様自らが調理すべてを担うジビエ宿「ざんざ亭」お夕食の時間です。

古民家の囲炉裏端がお食事のテーブル、って旅人にはうれしいな。

今夜はワタクシとオットだけですが、他の宿泊客がいらした場合は一緒に囲炉裏を囲むスタイルになるのでしょう。それも楽しいかも。

ハンターでもある店主様自らが調理すべてを担うジビエ宿「ざんざ亭」お夕食の時間です。

古民家の囲炉裏端がお食事のテーブル、って旅人にはうれしいな。

今夜はワタクシとオットだけですが、他の宿泊客がいらした場合は一緒に囲炉裏を囲むスタイルになるのでしょう。それも楽しいかも。

まずは茶わん蒸しからスタート。「鹿ベーコンの茶碗蒸」と仰る店主さま。
「中川村の無農薬野菜 鹿レバーのソースで」
中川村って、今日ワタクシが17種の日本酒を試飲し倒した日本酒蔵「米澤酒造」がある村だわ。鹿レバーってソースになるんだー。違和感なく野菜のアクセントに成っていました。

こうなると日本酒出動。ビールの部はおしまいです。
中川村って、今日ワタクシが17種の日本酒を試飲し倒した日本酒蔵「米澤酒造」がある村だわ。鹿レバーってソースになるんだー。違和感なく野菜のアクセントに成っていました。

こうなると日本酒出動。ビールの部はおしまいです。
日本酒派の我が家的にウレシイのはこのラインナップ。ワインよりも更にご近所縛りで日本酒をチョイスされています(夜明け前の小野酒造は40km離れていますが)1杯600円均一っていうのも分かり易くていいわあ。
3皿目「鹿のハム入りガレット」と店主様は仰った。未知の料理で味の想像がつかないが・・・
うわ~♪このソースがウマい!「ベースは蕎麦。鹿の脳味噌が散らしてあります」(店主様)とろ~りとした食感でコク味は白子に近い。鹿(の脳味噌)の力強さはスゴイな。

スープ部だけでなく、鹿ハムのガレットも秀逸。ハムの他にチーズも仕込まれているし、蕎麦粉ガレットの焼き色も食欲を刺激するものです。ううっ、鹿さんありがとうっ
4皿目「ジビエのシャルキュトリーと山菜てんぷら」
鹿肉を使ったシャルキュトリー(肉の加工食品)と地元山菜をセンスよく盛り合わせてあります。
うわ~♪このソースがウマい!「ベースは蕎麦。鹿の脳味噌が散らしてあります」(店主様)とろ~りとした食感でコク味は白子に近い。鹿(の脳味噌)の力強さはスゴイな。

スープ部だけでなく、鹿ハムのガレットも秀逸。ハムの他にチーズも仕込まれているし、蕎麦粉ガレットの焼き色も食欲を刺激するものです。ううっ、鹿さんありがとうっ
4皿目「ジビエのシャルキュトリーと山菜てんぷら」
鹿肉を使ったシャルキュトリー(肉の加工食品)と地元山菜をセンスよく盛り合わせてあります。
ざんざ亭は宿の設えこそは民宿だけど、店主様の料理はおしゃれフレンチ度高目でキメてきます。

鹿肉のあらびきソーセージと手前の四角い物体は鹿のテリーヌ。長野特産品、鞍掛豆(くらかけ豆)が入っているのだけどピスタチオのような食感でテリーヌの良いアクセント。

鹿肉のあらびきソーセージと手前の四角い物体は鹿のテリーヌ。長野特産品、鞍掛豆(くらかけ豆)が入っているのだけどピスタチオのような食感でテリーヌの良いアクセント。
山菜はたけのこ、こしあぶら、みょうが茸。敷かれたソースは虎杖(いたどり)のソース。
非常にいい味なのだけど、盛大に驚いたのがこの筍と謎肉の炊き込みご飯。謎肉の正体はカラスでした~(汗)びっくりだけどオイシイのだ!無駄な脂がなくて噛み締めると味わい深い。人生の初カラス
あまご。店主様が囲炉裏端にいらして丁寧に串に刺し、これまた丁寧に丁寧に炭火で焼きあげてくれる。

身がほっくりほっくり。外皮はパリッ。焼きあがったあまごを受けるお皿まであらかじめ温めてあって「もてなされている」というのを肌で感じます。人に焼いてもらうってシアワセ。
鹿もも肉とアスパラ、それに鳩!も焼き焼きしてくださるよー。炭火ってなんて心地よいのだろう。

焼き上がり、このように美味し気なお皿で登場。器のセンスも良いなあ「鹿もも肉、鳩、アスパラの炭火焼き」力強いソースは筍とジビエの出汁を合わせたもの、と言われた気が…

8皿目はイノシシ鍋だあ!おなか一杯だけどまだイケますwイノシシのもも肉、甘草、紫蘇、行者にんにくの鍋。

薬味として花山椒が小鉢で添えられました。今の季節だけの花山椒。これで味変するのってワイルドで好きなんだな。
〆に麺類。いや、パスタかな?蓬の手打ち麺。スープは鹿と猪に鰹出汁。最後の最後まで山の幸満載

囲炉裏の炭火を見つめながら、ゆっくりゆっくりの夕食でした。19時にスタートして食べ終えたら22時。でも、後は(お地味な)部屋に行って寝るだけだものね。ざんざ亭さんはディナーだけいただくこともできますが、そのまま寝れちゃう宿泊にアドバンテージがあると思うよ(デザート、酒粕アイスwith苺ソース、赤ワインのメレンゲ)

長野 伊那谷の山の恵みを丁寧な料理と美しい演出で食べさせてくれるざんざ亭のディナー。評価が高いのも納得でした。オヤスミ…
【 つづく:ざんざ亭朝食編 】
非常にいい味なのだけど、盛大に驚いたのがこの筍と謎肉の炊き込みご飯。謎肉の正体はカラスでした~(汗)びっくりだけどオイシイのだ!無駄な脂がなくて噛み締めると味わい深い。人生の初カラス
あまご。店主様が囲炉裏端にいらして丁寧に串に刺し、これまた丁寧に丁寧に炭火で焼きあげてくれる。

身がほっくりほっくり。外皮はパリッ。焼きあがったあまごを受けるお皿まであらかじめ温めてあって「もてなされている」というのを肌で感じます。人に焼いてもらうってシアワセ。
鹿もも肉とアスパラ、それに鳩!も焼き焼きしてくださるよー。炭火ってなんて心地よいのだろう。

焼き上がり、このように美味し気なお皿で登場。器のセンスも良いなあ「鹿もも肉、鳩、アスパラの炭火焼き」力強いソースは筍とジビエの出汁を合わせたもの、と言われた気が…

8皿目はイノシシ鍋だあ!おなか一杯だけどまだイケますwイノシシのもも肉、甘草、紫蘇、行者にんにくの鍋。

薬味として花山椒が小鉢で添えられました。今の季節だけの花山椒。これで味変するのってワイルドで好きなんだな。
〆に麺類。いや、パスタかな?蓬の手打ち麺。スープは鹿と猪に鰹出汁。最後の最後まで山の幸満載

囲炉裏の炭火を見つめながら、ゆっくりゆっくりの夕食でした。19時にスタートして食べ終えたら22時。でも、後は(お地味な)部屋に行って寝るだけだものね。ざんざ亭さんはディナーだけいただくこともできますが、そのまま寝れちゃう宿泊にアドバンテージがあると思うよ(デザート、酒粕アイスwith苺ソース、赤ワインのメレンゲ)

長野 伊那谷の山の恵みを丁寧な料理と美しい演出で食べさせてくれるざんざ亭のディナー。評価が高いのも納得でした。オヤスミ…
【 つづく:ざんざ亭朝食編 】
★★★☆☆3.31 ■予算(夜):¥20,000~¥29,999
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