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長野の温泉

中房温泉別館の夕食&朝食編@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)

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前の記事より続き 】
2018年5月13日(日)
正真正銘の源泉かけ流しで、温泉マニアには有名な中房温泉に宿泊しています。中房温泉は、客室のランクと食事内容の組み合わせを数通りにチョイスできます。

「本館」コースだと1泊2食つき1万円以下で泊まれますが
中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
お食事は「本館」にあるこの渋めレトロな食堂で。提供される食事内容も「登山客向け」との評判。「本館」客室も山小屋テイストの設えです。

で、こちらは「別館」
中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
「別館」宿泊だと「本館」とは料理が異なり、食事処も「別館」にある食事処でいただきます。(宿泊だけ別館、食事は本館バージョンという希望も通る)

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
我らは「別館」で温泉風呂・トイレつき ひとり1泊2食20000円のパターンで泊まっています。

中房温泉別館の夕食&朝食編@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
「別館」のお食事処はコチラ。想像していたのよりキチンとしていて、テーブルにイス席は快適。担当の女性も親切な上にテキパキしています。好印象。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
夕食時間は18時開始の一択。時間になって向かうと、すでにほぼ全量の料理がテーブル上にスタンバっていました。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
それでも、正直驚きました。だって山の中の秘湯だし、もっと素朴な品しか出ないのでは?と思っていたから。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
お料理の見せ方や器も気を配っておられるなあ、秘湯系宿の中では上位クラスだと思います。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
山菜のてんぷらってウレシイ。しかも、天つゆではなく塩を添えてくるところが好感度高い。煮物鉢の人参はねじり梅。里芋は六方むき。南瓜は木ノ葉南瓜に仕上げてあるよ。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
合鴨の紙鍋。フツーに牛や豚よりも旅行先の鍋感があってうれしいな。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
宿の予約をしたオットが「あれ~、もっと質素だと思っていたから・・・特別料理で岩魚のお造りを追加で頼んでいるんだー」と嬉しい誤算。岩魚?大好きだから軽くイケるわっ!

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
はい、岩魚お造り、ど~ん!
キャー  大きな岩魚だし、何より包丁技が美しい!料理長、スゴ技だわー。魚体に比例して脂のノリもよく、この大容量にもかかわらず美味しく完食です。美しい飾切りに敬意を表してツマ類もぜ~んぶ食べちゃいましたっ

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
後から気づいたのですが、オットは「特別注文」したつもりだったけれど「別館」20000円の部屋だと最初から岩魚お造りが付く構成になっていたようです。温泉風呂付の清潔な部屋で、この料理内容に岩魚の豪華お造りが付くのなら20000円は高くないぞ、と思いました。
※宿泊当時の情報です。以後の変更もあるかもしれません※

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
尚、中房温泉の高温地熱を利用した「地熱料理」をプラスすることも可能。それも食べてみたい・・・HPを睨んで各自のニーズに合うようカスタマイズすると、中房温泉は満足度が上がるのだと思います。

つづいて、朝ごはんのお話を。
中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
昨晩の夕食と同じ部屋、同じテーブルに部屋番号が掲示されていました。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
夕食時のサプライズほどのインパクトはありませんが、フツーにおいしい温泉宿の朝食です。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
ワタシにとってサプライズだったのが、このグラスに入った半透明の液体。白樺の樹液です。
その存在を知ってから一度飲んでみたいものだ、と憧れていました。薄っすら甘い、でも砂糖の甘さとは全く違います。爽やかな自然の恵みの味とでも言いましょうか。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
白樺樹液は宿泊すればいつでも飲める、というものではなくて1か月ほどの期間限定なのだそうです。白樺が、冬の眠りから目覚めたばかりの春。芽吹きに備えて大地の水分をぐんぐん吸い上げます。その水を、幹に開けた穴からお裾分けいただいたものが白樺樹液。芽吹きが始まると樹液はもう出なくなってしまいます。春まだ浅いシーズンに中房温泉に泊った人だけが楽しめるミネラル水です

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
干物は岩魚。焼きたてだったらもっとオイシイのに・・・と考える食にどん欲な我ら。湯豆腐の固形燃料に余力があったので、岩魚を炙って食べてみた。ま~あ!各段に美味しくなりまして感動です。

中房温泉別館(お食事編)@ 長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(8)
山菜はじめ、山の恵みいっぱいの夕&朝食。非日常を感じさせてくれる食卓で、我が家的には大満足でした。中房温泉には、その高温の地熱を利用した「グルメ」があります。チェックアウト前にそれも楽しんでおこう。
つづく:焼山で地熱料理 】

中房温泉 (安曇追分/旅館)

★★★☆☆3.35 ■予算(夜):¥10,000~¥14,999

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2 Comments

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中房温泉

terubon  

2020-06-09 19:14

へぇ・・金さえ出せばすごい御馳走と、お部屋やなぁ。
私らは基本9700円、後は持ち込みのお酒をしっかり頂き、
夜中の小便は廊下を駆け足でした。でもお湯はおんなじや・・
楽しかったよ。

https://kosaiumeda.blog.fc2.com/blog-entry-997.html

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こにゃくう
To terubonさん

こにゃくう  

2020-06-10 07:25

私は今回はじめて中房温泉に行ったのですが「守備範囲の広い温泉宿だなあ」と感心しました。
温泉宿に求めるもの、優先順位ってひとそれぞれ、100人100通りだと思うのですが
中房温泉さんはゆったり過ごしたい人にはそれに沿うような、登山目的だからサックリ泊まりたい人にもそれに応えるような、バラエティーに富んだ滞在が可能なようにしてあります。
それでいて高品質の湯の宿はそうは無いと思います。

湯について「温泉のデパート」と評価されているそうですが、宿泊スタイルも多様なニーズに応えています。
そこが凄い宿だと思うのです。
turubonさん、秋にはコロナが落ち着いて、またお友達と泊まりに行けるといいですね。

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