中房温泉、焼山で地熱クッキング@長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅(9)
【 前の記事より続き 】

宿の裏山といっても所謂「旅館の遊歩道」とかそーいうレベルの道のりをイメージしてはいけないよ。一部ですが、本気の山道部分があります。浴衣&宿のサンダル履き、という軽いいで立ちはやめた方がいいと思います。(特に夏季)

登り口。のっけから源泉が見れちゃいます。ドクドク、バクバク・・・凄いな!湯量も沢山だけど湯温も高い。触れる温度ではないですわ(98度)


毎日毎日の湯温管理と10を越える浴槽の掃除。宿泊料金内で湯を守る作業を思うと、中房温泉さんが温泉国日本に於いても稀有な宿であることを改めて思います。さて、焼山への道中はこんな杉木立に変化したり・・・を登って行きます。
焼山についた~、暑っ!・・・てか、熱っつ!! (麓の中房神社から約10分でした)
快晴の5月の太陽光線。そして地表から沸き立つ熱エネルギー。上下、両方向からのヒート攻撃です(汗)サンダルや底が薄い靴だったら足の裏が熱くなってしまうかもしれないよ。
しかも、白い地質なので顔面レフ板効果が~
クレーター状部分は90度を超える温度ですって。
ここに真夏に来るなら熱中症対策とそれなりの覚悟が必要かもね。

ささ、とっとと地熱クッキングやっちゃいましょ。もたもたしていると日焼けしちゃう、体力奪われちゃう。一番短時間で仕上がる「生たまご→ 茹で(蒸し?)たまご」を試みています。暑いので、全作業をオットに丸投げw

現場に備え置きされているスコップを使って穴を掘り、布やジプロック、新聞紙などで包んだ食材を埋めて待つ、というシンプルクッキング。たまご10分、ソーセージ15分、トン足30分で食べ頃に。食材はフロントで購入できます。(食材持参も可。ワタシは生玉子を自宅から持参)
尚、スコップは熱と温泉成分のせいでしょうか?先端がちぎれたように腐食して無くなっていました

10分待つ。信じられないことに、オットはこの10分間で浅黒く日焼けしたw
何者か分からない動物の排せつ物が点在しているのも興味深かったです。地熱で常に暖かいのは野生動物にとって癒しの場なのかも。冬に、または気温が下がった深夜に暖を取りにくるのではないかしら。

え~っと、たまご2個のうち1個割れてます(涙)埋め方に問題ありました!食材を入れたネット(ネットもスコップと共に用意されている)は紐部分を地表の外に出して埋めないといけません!埋めた場所が分からなくなります。「あれ~、どこだっけ?」(オット)とスコップでテキトーに掘り返したらこーなりましたw

当然、無事な玉子はワタクシの物。オットは少々ジャリついた玉子を美味しそうに食べていました(笑)ちょっとしたアトラクション的楽しみと登山、そして湯元も見られる焼山はおススメよ。

尚、中房温泉の夕食で「焼山料理」がいただけます(要予約)こんな、ド素人が作った砂まじりの玉子などではない。4時間蒸したローストビーフ、12時間の若鶏、3時間仕上げのスペアリブなど。ソレ、オイシイんだろうなあ。次回は是非食べたい!
帰路はまた違った登山路を使って下山。玉子は失敗しちゃったけど面白かったね。

降り立った「田村薬師堂」周辺は中房温泉のバックヤードでした。中央に見える葦簀に囲われた施設が気になる~。たぶんだけども、この施設を用いて高温の源泉を適温に冷ましているのではないかしら。

名残惜しいけどチェックアウト。賢いレオちゃんがお見送りしてくれました^^

中房温泉から安曇野の里へ下りる県道にて。子猿のグループを見かけました。5,6頭の幼稚園児くらい?の子供たちです。

藤の若葉を摘まんで食べているように見受けられます。えへ、かわいいなあ!この県道沿いは多くの猿の群れが目撃されているようです。

一頭だけ大人の猿がいて子猿グループを見守りつつ、お食事をさせているように見えます。お猿幼稚園のお散歩タイムって感じ?

旅の最後に、安曇野のわさび園「大王わさび農場」に立ち寄って今回の旅はおしまいです。万水川(よろずいがわ)が枝分かれした支流にある水車小屋。駐車場からすぐなのだけど、正面ゲートからは外れるので見逃しがちかも。おかげで人は少なく、いい雰囲気です。

2泊3日、長野の山の幸と温泉を満喫の旅でした。No 温泉,no life !
2018年5月13日(日)
湯量豊富な中房温泉には、温泉に浸かる以外にもユニークな楽しみ方があります。

宿の裏手にある焼山。その名の通りめっちゃ熱い!『地熱が100度を超えており』とHPが仰る。その熱を利用して「クッキング」ができるというのだ。面白そう!その焼山まで登ってみようか。敷地内にある中房神社前の登山口からスタートです。
湯量豊富な中房温泉には、温泉に浸かる以外にもユニークな楽しみ方があります。

宿の裏手にある焼山。その名の通りめっちゃ熱い!『地熱が100度を超えており』とHPが仰る。その熱を利用して「クッキング」ができるというのだ。面白そう!その焼山まで登ってみようか。敷地内にある中房神社前の登山口からスタートです。

宿の裏山といっても所謂「旅館の遊歩道」とかそーいうレベルの道のりをイメージしてはいけないよ。一部ですが、本気の山道部分があります。浴衣&宿のサンダル履き、という軽いいで立ちはやめた方がいいと思います。(特に夏季)

登り口。のっけから源泉が見れちゃいます。ドクドク、バクバク・・・凄いな!湯量も沢山だけど湯温も高い。触れる温度ではないですわ(98度)

この湯元(源泉)は、中房温泉では大きい方から3番目という湯元大弾正だと思います。中房温泉ではこの高温の温泉を、加水せずに入浴適温まで温度を下げているのだ。それって大変な作業だろうなぁ。

毎日毎日の湯温管理と10を越える浴槽の掃除。宿泊料金内で湯を守る作業を思うと、中房温泉さんが温泉国日本に於いても稀有な宿であることを改めて思います。さて、焼山への道中はこんな杉木立に変化したり・・・を登って行きます。
焼山についた~、暑っ!・・・てか、熱っつ!! (麓の中房神社から約10分でした)
快晴の5月の太陽光線。そして地表から沸き立つ熱エネルギー。上下、両方向からのヒート攻撃です(汗)サンダルや底が薄い靴だったら足の裏が熱くなってしまうかもしれないよ。
しかも、白い地質なので顔面レフ板効果が~

ここに真夏に来るなら熱中症対策とそれなりの覚悟が必要かもね。

ささ、とっとと地熱クッキングやっちゃいましょ。もたもたしていると日焼けしちゃう、体力奪われちゃう。一番短時間で仕上がる「生たまご→ 茹で(蒸し?)たまご」を試みています。暑いので、全作業をオットに丸投げw

現場に備え置きされているスコップを使って穴を掘り、布やジプロック、新聞紙などで包んだ食材を埋めて待つ、というシンプルクッキング。たまご10分、ソーセージ15分、トン足30分で食べ頃に。食材はフロントで購入できます。(食材持参も可。ワタシは生玉子を自宅から持参)
尚、スコップは熱と温泉成分のせいでしょうか?先端がちぎれたように腐食して無くなっていました

10分待つ。信じられないことに、オットはこの10分間で浅黒く日焼けしたw
何者か分からない動物の排せつ物が点在しているのも興味深かったです。地熱で常に暖かいのは野生動物にとって癒しの場なのかも。冬に、または気温が下がった深夜に暖を取りにくるのではないかしら。

え~っと、たまご2個のうち1個割れてます(涙)埋め方に問題ありました!食材を入れたネット(ネットもスコップと共に用意されている)は紐部分を地表の外に出して埋めないといけません!埋めた場所が分からなくなります。「あれ~、どこだっけ?」(オット)とスコップでテキトーに掘り返したらこーなりましたw

当然、無事な玉子はワタクシの物。オットは少々ジャリついた玉子を美味しそうに食べていました(笑)ちょっとしたアトラクション的楽しみと登山、そして湯元も見られる焼山はおススメよ。

尚、中房温泉の夕食で「焼山料理」がいただけます(要予約)こんな、ド素人が作った砂まじりの玉子などではない。4時間蒸したローストビーフ、12時間の若鶏、3時間仕上げのスペアリブなど。ソレ、オイシイんだろうなあ。次回は是非食べたい!
帰路はまた違った登山路を使って下山。玉子は失敗しちゃったけど面白かったね。

降り立った「田村薬師堂」周辺は中房温泉のバックヤードでした。中央に見える葦簀に囲われた施設が気になる~。たぶんだけども、この施設を用いて高温の源泉を適温に冷ましているのではないかしら。

名残惜しいけどチェックアウト。賢いレオちゃんがお見送りしてくれました^^

中房温泉から安曇野の里へ下りる県道にて。子猿のグループを見かけました。5,6頭の幼稚園児くらい?の子供たちです。

藤の若葉を摘まんで食べているように見受けられます。えへ、かわいいなあ!この県道沿いは多くの猿の群れが目撃されているようです。

一頭だけ大人の猿がいて子猿グループを見守りつつ、お食事をさせているように見えます。お猿幼稚園のお散歩タイムって感じ?

旅の最後に、安曇野のわさび園「大王わさび農場」に立ち寄って今回の旅はおしまいです。万水川(よろずいがわ)が枝分かれした支流にある水車小屋。駐車場からすぐなのだけど、正面ゲートからは外れるので見逃しがちかも。おかげで人は少なく、いい雰囲気です。

2泊3日、長野の山の幸と温泉を満喫の旅でした。No 温泉,no life !
【 おしまい:長野県/伊那谷ジビエ宿&中房温泉の旅 】
信州安曇野に広がる日本一のわさび園
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