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秋田

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)

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前の記事より続き 】
2018年6月24日(日)
秋田八幡平エリアの温泉で、名湯のひとつが玉川温泉ではないでしょうか。
濃厚な泉質は群を抜くとか、効能を期待して難病を患う人が集う、とか。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
新緑で青々とした国道341号を走っていたら…急に、山肌が荒れて緑がまばらな斜面が現れたよ。
それと同時に、車内に硫黄臭が飛び込んできました。「うわ、温泉臭!」

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
この一帯が有名な「玉川温泉」だね。「宿泊に関係なく、自由に散策できる遊歩道があるから歩いてみよう」(オット)とやってきました。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
県営の、キャパが大きな駐車場に停めました。90台は停められそうなのに、まーまー埋まっていて驚き。もちろん玉川温泉旅館の駐車場は別にあるにもかかわらず、です。人気あるのですね(P代100円)

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
車から降りてきた人々の半分はくるりと巻いたゴザを小脇に抱えて坂道を下っていきます。
あれが正しい玉川温泉岩盤浴スタイルなんですね!残りの半分の人間は我らのように「ちょっと見に来ただけ」の観光客でしょう。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
遊歩道に入ると、周囲から熱気と硫黄臭。荒々しい景色だなあ。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
更に変わった光景!地面に寝てるヒトいるんだけども?
地熱で岩盤浴する温泉とは聞いていたけど、万民が通過する遊歩道上に寝るスタイルもあるとは知らなかったよぅ(汗)

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
おじさんを踏まないように、おじさんを起こさないように、そーっと静かに通過する・・・
道端で人が寝ている姿は、ホームをlessしてしまった人でしか見たことが無かったから、少なからずショッキングでした。玉川温泉WAYを知らなくてごめんなさい。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
ちょうどおじちゃんがオヤスミになられている場所に説明板があったので接近できなかったのだけども、これが玉川温泉最大の「大噴」(おおぶき)って湯元ですね。盛大にボッコボコ言わしてます。玉川最大どころか日本最大の毎分8400リットル!

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
噴出した湯は、幅広の川になって流れていきます。一見、この川に入ったら最高の露天風呂なのでは?などと妄想しますが98度という、沸点直前の温度。キケンですっ(汗)

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
湯量、湯温だけでなく、その水質も強烈な強酸性。昭和15年のことだそうだけど、この強酸性の川水を中途半端な中和しかしていないレベルなのに田沢湖に流し込んじゃったそうな。バカなのかしら?当時の日本国。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
鱒漁で盛んな田沢湖が秒で死の湖に変わり果て、日本固有の鱒「クニマス」は絶滅。日本がクニマスと再会するのは、2010年のさかなクンのお手柄を待たなくてはいけなかったのよね。(クニマスWiki

閑話休題。お散歩のつづきです。
玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
この小屋が「玉川温泉岩盤浴テント」なのね。3棟あるなあ。誰も利用していない棟に入ってみよう。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
まず感じる消毒液臭。朝と夕方の1日2回消毒作業をしているそうだから「保健室のニオイ」はそのせいですね。ゴツゴツした床面。寝心地はどーなんでしょうね?

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
玉川温泉は冬期休業です。例年、11月末~翌4月中旬までクローズします。以前は冬期も営業していたのですが。2012年2月、この岩盤浴エリアで雪崩が起き、テント内で岩盤浴をしていた宿泊客3名が犠牲者になってしまうといういたましい事故がありました。以来、玉川温泉は冬期休業です(近くの新玉川温泉は通年営業)

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
散策路は整備されて歩き易いですが、歩道外に踏み出るのはキケンだなと直感で感じます。
噴気口がいくつも並んでいるこのエリアなど、シューシューシュー、ゴゴーゴー・・・盛大な音と硫黄臭の噴気を吐き出し続けていますもの。その迫力は恐ろしい唸り声のよう。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
たとえば別府温泉、たとえば登別温泉の噴気よりも地球の脅威を感じました。恐怖と言い換えてもいいかも。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
温泉って、癒されて効能の恵みを頂けるありがたい存在。でも、自然の前では人間は弱っちい存在でしかないのだね。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
のんびり歩いて40分ほどの散策でした。スタート地点の「玉川温泉旅館」の前です。
「どう?いつか泊まりに来たい?」(オット)うーん・・・本気で療養しようとしている宿泊客に遠慮しちゃうかも。何より、夕食がカフェテリア形式ではワタシはパスだな。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
約500m離れた場所に「新玉川温泉」もあるよ。こっちは「玉川温泉」よりも湯治色が薄くて一般旅行者向けかもよ。次回の参考に、ちょっと覗いて行こう。

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
ホント。湯治場臭しない、フツーのホテルだね。むしろサッパリキレイ過ぎ?

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
何室あるの?まるで巨大団地みたい。こーいうのも求めていないんだなあ。適度な秘湯感も欲しいんですケド(←わがまま)

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
新玉川温泉の夕食もビュッフェですって。ゴメン、我らはお呼びでないようなので失礼いたします~。温泉選びの基準は人によって様々です。

ちな、今回見かけた湯宿の中で気になったのはコチラの宿。
玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
やはり八幡平エリアの名湯です。「ふけの湯」

玉川温泉園地お散歩@秋田八幡平、温泉とトレッキングの旅(7)
ナニ、このワイルドな露天風呂~♪(混浴です)いつか泊まりに来たい、絶対!という意見でオットと一致いたしました。こんな丸見え風呂、とんでもない!って方もいることと思います。かくも旅館選びは百人百様。
つづく

【玉川温泉大噴湯】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet

玉川温泉大噴湯の観光情報 交通アクセス:(1)田沢湖駅からバスで75分。玉川温泉大噴湯周辺情報も充実しています。秋田の観光情報ならじゃらんnet 湧出量日本一の玉川温泉など、周辺のいたるところに温泉が湧き、大地の息吹を感じることができる。

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