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北海道の温泉

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町

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前の記事よりつづき】
2018年8月26日
海に浮かぶ木造船イメージしたというデザインの旅館、江差の旅庭 群来夕食の時間です。
江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
メイン棟にあるダイニングにてお食事。構造上、他の宿泊客に遭遇する機会は相当に少ない宿ですが、ほぼ個室のテーブルでいただくので一層、他の宿泊客にはお目にかからない夕食タイム(対コロナに相応しいかも)

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
自らラウンジやBARに出向かなければ、スタッフ以外の他人様に接触する場面がほぼ無い可能性大。
対コロナだけでなく、お忍び旅行にも向いている宿かもね。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
こくわ酒の食前酒をいただいたら、前菜です。
(右)江差産にしんの利休焼。利休焼は胡麻を表面にまぶしたりしたスタイルの焼き物。ソフトに焼きあげてある鰊。
(左)オクラと黄ズッキーニのゼリー寄せ。色どりキレイ。群来で提供される野菜を栽培している直営農場のお野菜により。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
椀盛り。漆黒に銀のアクセントの椀が、この宿のコンセプトにぴったり。
地鶏玉子豆腐と紅すわい蟹。柘榴の実をひっそり沈めるところがセンスいいね。この出汁なのだが、濃厚な昆布出汁を堪能できる塩梅に仕上げてあって、北海道を感じます。傑作。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
お造り。北寄貝、牡丹海老は噴火湾産。平目は江差で揚がったものだと思うよ。本マグロは大間の鮪だという!生の本マグロ、しかも大間かあ。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
生本まぐろとしての味わいは最高レベルではなかったのだけど、レア度はよーく伝わります。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
江差産 紅ずわい蟹 浜茹で。おいしいです。でも、ずわいはずわいでそれ以上でもそれ以下でもなくフツーにおいしい。地元で揚がった蟹を提供してくれる点には感謝。他所の蟹ならテンション下がるもの。

江差旅庭 群来(くき)施設編@北海道/江差町
ダイニングでのアルコール類も、部屋でいただけるのと同じメニューをフリーで飲めます。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
基本ラインナップ以外の有料プレミア枠のドリンクメニューがこちら。うーん、道産ワインは口に合わないからなあ・・・

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
日本酒はコレ。宿コンセプトに則って、日本酒も道産しばり。道産でも、このメンバーでは敢えてお金を払ってまで飲むべき銘柄では無い(個人の感想です)
北海道の日本酒だったら、上川大雪、北斗随想、二世古のどれかが並んでいたら嬉しいのだけどな(個人の感想です)
※2021年4月追記:三千桜も並んでいてほしい北海道日本酒


江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
と、いうことで生ビール後はオットはひたすらレギュラーメニューの日本酒を。ワタシはスーパーニッカ水割りをわんこで飲み続けました。好みの酒があれば有料メニューからでもお願いしたかったのだけど、相性が合わなかったのだから仕方ないね。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
こちらのお料理はお品書きに記載されていませんでした。海老と烏賊、玉子のスモーク。ウイスキーに合いますわ。味噌をつけて食べる燻製ってアリだね。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
蝦夷あわび柔らか煮と天ぷら。獅子唐と舞茸、薩摩芋(紅あずま)天ぷらは、まあフツーに天ぷら。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
江差がある渡島半島の沿岸では、あわびの養殖業が多くの町で行われています。鮑料理が自慢の宿も多いのです。でも、たいていは本州の鮑よりも小型な物。こんなに大きな蝦夷あわび、ワタシは初めて遭遇したかも。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
江差産桜鱒のハーブ焼き。奉書焼のスタイルで登場です。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
奉書焼は松江の名物料理だけど、下部に昆布を敷いている点が北海道風だね。桜鱒も江差界隈で釣れるのだろうなあ。『宿で使用する食材は、原則半径25km内から調達したもの』と決めて運営している、というHPのコメントを実感です。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
拓美ファーム サフォーク種羊 海洋深層水塩焼き 厚沢部産とうきび、ズッキーニ
大好物、羊料理!うれしいなっ。拓美ファームは、群来で提供する食材を自社栽培している農園。オーナーご夫妻自ら農作業をされているそうです。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
オットと向き合うその中心に、熱々の岩?石?が置かれました「北海道新幹線の海底トンネル発掘作業で出た岩です」と仰る。玄武岩?すっごく堅そう(←あたり前w)
熱せられた岩に羊肉やソーセージを押し当て、さらに焼き目を付けて食べる、という趣向。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
もちろん焼かずにそのままでも、羊肉のレア感が味わえて美味しいのだけど演出として面白いです。
ところで、この羊肉はあまり羊臭がしないです。あの独特の香りが苦手、という人でもイケるかも。ワタシのように、あの臭さが大好き!という羊ラバーにはちょっと物足りないのだが。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
〆のお食事、自家製寒干し山漬け鮭茶漬け。寒干し山漬けとは?鮭の加工方法のひとつで、塩鮭よりも手間と時間がかかっているのだそうです。「3ヶ月熟成です」とお宿の方。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
鮭の加工食品で「山漬け」って初めて食べました。なんだか棒鱈のような固さと食感。3ヶ月も熟成しないといけないのなら、珍味だしお高いのだと思います。ワタシにはこの鮭のありがみが全く伝わらなかったわ、ごめんなさい!

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
デザートに焼きプリンと苺アイス。2時間のディナー、ごちそうさま。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
近郊から集めた食材はそれぞれに物語があってよかったと思います。宿泊客が道民か、それ以外から来た人か、で感想が分かれる料理かもしれない。千葉県民のワタシはもちろん好印象でしたよ。
願わくば、自分の好みにあったお酒で食べたかったなあ。

江差旅庭 群来(くき)夕食編@北海道/江差町
自室に戻る前にBARに寄る?とも思いましたが、スルーで。BARはオールインクルーシブに含まれません(リピーターはフリーになる、とスタッフさん曰く)
部屋の温泉が気に入ったので2度目の入浴でもするかな!
つづく

日本遺産の町を世界へ。北海道発、食糧自給率70%のラグジュアリー旅館。[江差旅庭 群来/北海道檜山郡]

宿の設計も、料理の監修を手がけたのも、第一線で活躍する有名建築家であり料理人。客室の浴槽には源泉かけ流しの湯が湛えられ、朝晩の食事に使われる食材は、地元で獲れた新鮮なものを贅沢に。スペックだけを並べて

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