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北海道の温泉

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町

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前の記事よりつづき】
2018年8月27日
北海道江差町のラグジュアリー旅館、旅庭 群来。朝食の時間です。
江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
夕食時と同じくメイン棟のダイニングでいただくのですが、昨夜とは別の個室に案内されました。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
「テーブルを変えた方がご気分も一新されるかと思いまして」と、お宿の方。ご配慮ありがとう。
昨晩は海側(南向き)の個室でしたが、今朝のテーブルは街側(北向き)ですね。ほら、お向かいの漁協直売店の三角屋根が見切れてる。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
朝食でもお品書が付きます。江差小林牛乳?地鶏生卵、南茅部のほっけ。江差の町にある豆腐店の豆腐・・・「原則半径25kmからの食材調達主義」がお品書きから伝わるわね。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
江差小林牛乳、濃くてオイシイ。北海道の旅先で飲む牛乳はたいてい美味しいけど、ここのもスーパーの紙パック牛乳と違うわ。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
豆皿や小ぶりの小鉢を駆使して、少量ずつを多種類出してくれて、朝からゴージャス。酒のアテにもなりそうな品々で・・・

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
こーなりますw もちろんワタクシだけの極楽で。運転手のオットよ、ごめんなさい。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
朝食に烏賊の刺身が道南流だね。烏賊漁は夜作業して明け方港に戻って来ます。冷蔵技術が今ほどではなかった頃からの習慣で、水揚げされた烏賊はそのまま町で移動販売スタイルで朝食向けに売られます。函館の友人宅に泊った朝、「イガー、イガー」の声。軽トラックで烏賊を売る人。「イカ」ではない「イガー」と訛るのが函館ウェイなのでした。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
南茅部産 根ほっけ柚庵焼き。柚庵焼きとは品ある朝食だこと。北海道暮らしだと朝の干物はホッケか塩鮭かな。朝ごはんに鯵の干物が食べたくても、北海道ではあまり売られていないと知ったのは札幌住み時代のことです。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
鹿部のたらこ、花豆、ささぎ豆。ごはんのお供というよりワタシの場合はビールのお供になってます。
旅庭 群来はどんな方が経営者なのか、気になってくる宿でした。大手のリゾート会社等ではないところが驚きです。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
江差町に人を呼べる宿泊施設を造ろう!という町のプロジェクトが始まりだったそうです。群来のオーナーさんは、そんなプロジェクトを町から任されちゃった人。江差で、旅館業とは無関係な会社を経営していたそうです。年齢も60歳を越えていて、そろそろ会社は引退しようか、という頃だったというのが驚きです。※揚げ茄子煮びたし

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
温泉でも出たら引き受けてもいい」とか言っていたら、ほんとに温泉が出ちゃったからそこから本気になった、というエピソードも面白い。客室の温泉は香り良く、ほんのり塩味があってよく温まる泉質で気に入りましたよ。客室数が7つと少ないから、かけ流し使用できている点も高評価します。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
札幌の有名建築家、中山眞琴氏が建築デザインを担ったことも大きいかも。徹底的に非日常空間に浸れる宿って有るが、そう多くは無い。景観保持と周辺住民との兼ね合いの中でこの風変りなデザインに落ち着いたのでしょうけれど、それが返って外界と遮断してくれて良いと思う。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
地元の食品食材を安心安全に提供してくれて、仕事や日常でのいっぱいいっぱいの気持ちを忘れさせてくれる空間が用意されていたら、再訪したくなるのも分かります。実に4割がリピーターさんなのだそうです。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
ワタクシはほぼストレスの無い極楽主婦なので、ただただラグジュアリーな空間として楽しみましたが、現役労働者だった頃のストレスを思うと、定期的に一人でここに逃げ込みたくなったかも。
※富良野産有機メロン

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
オールインクルーシブの範疇以上のアルコールを一切飲まなかったのでこのお会計。
ぴったりくっきりのひとり41040円でございました。ケチな客でごめんねー。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
リピするかどうかは、そうね・・・お酒のラインナップが変わったら行くかな。今の日本酒とワインのメニューでは、フリーで飲めますと言われても魅力を感じないから。

江差旅庭 群来(くき)朝食編@北海道/江差町
群来をチェックアウト。しばらく道南のドライブ旅をつづけます。
【つづく:勝山館跡へ

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